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パテント

米特許商標庁、特許出願書類にAIを発明者として記載することはできないと判断 24

ストーリー by headless
理屈 部門より
米特許商標庁(USPTO)は4月27日、現行法では特許出願書類に人工知能(AI)システムを発明者として記載することが認められないと判断したことを発表した(Patent AlertThe Registerの記事The Vergeの記事USPTOの決定: PDF)。

この発明はStephen L. Thaler氏が開発したAIシステム「DABUS」を発明者として認めさせることを目的としてThe Artificial Inventor Projectが昨年7月に出願手続きを行ったものだ。「DEVICES AND METHODS FOR ATTRACTING ENHANCED ATTENTION」と題された出願書類には発明者として「DABUS」と記載されている。そのため、昨年8月には発明者の実名が記載されていないと判断され、発明者本人の宣誓書提出が遅れたことを理由に80ドルの課徴金が通告されている。出願人のThaler氏は発明者を自然人に限るべきではないと申立てたが、USPTOは法律で認められないとして申立を却下した。プロジェクトでは英知的財産局(IPO)や欧州特許庁(EPO)にも同発明を出願していたが、IPOでは出願を取り下げるべきだと判断(PDF)、EPOは出願の受理を拒否している。
  • by Anonymous Coward on 2020年05月04日 13時42分 (#3809011)

    人間が思いつかないような発想で24時間365日発明し続ければサブマリン特許の宝庫になるだろうし、その権利、利益は誰が受け取るのかって思うしね。
    AIに国籍なり市民権なり与えた上での議論じゃないのかね。
    などと考えていくと地球外生命体を労働力として搾取するのはOKなのかって話にもつながるけど。

    ここに返信
    • by hjmhjm (39921) on 2020年05月05日 14時00分 (#3809416)

      特許の登録や維持にかかる費用は安くないみたいだけど、そもそもそんな粗製乱造で「利益」が出るんだろうか。
      もし出るんだとしたら、AIじゃなくても、すでに実践している人間がいるのでは?

      # パテントトロルとも違うよな。

    • そんなのはそのAIを動かして特許申請を行う人を発明者として申請すればいいだけ。
      この件は発明者の名義をAIとするのがありかという点について、現行法ではNGと判断されたって話でしかないよ。

      --
      うじゃうじゃ
      • by Anonymous Coward

        黒人奴隷の発明は主人を発明者にすればいいだけだから何の問題もないぞ

        • この件は発明者をAI名義にできるかでしかなくて、AIに発明させて人間が権利を得るのが正当かどうかは別の話だと言ってるんですよ

          --
          うじゃうじゃ
          • by Anonymous Coward
            米国法では特許は発明者しか出願できないから、発明者をAI名義にできるかとAIに発明させて人間が権利を得るのが正当かどうかは同じ話ですよ。
            • そういえばそうでした。
              ただそれでもAIによって発明されたものは

              ・人間の発明じゃないから内容に関わらず特許として認めない
              ・AIを動かしてその発明を元に特許として申請した人が発明者

              の二通りの可能性があって、現時点ではどっちになるか不確定ですよね。
              今までだってコンピュータの力を借りて発明されたものはあるだろうし、どこで線引きするのかという問題が出てくる。

              --
              うじゃうじゃ
              • by Anonymous Coward

                >二通りの可能性があって
                もともと可能性はないです。「AIを動かしてその発明を元に特許として申請した人が発明者」一択だったところにThaler氏が新たな解釈を入れようとして拒否されただけでは?

                USPTOが法律で認められないと言っている理由としてAIに法律の定めている人権が適用されてないからなんじゃないの?
                そういった意味では法律という枠組み自体の話になるけど、そういった話が出てくると余計二択の可能性はないんじゃないかと思う

                >どこで線引きするのかという問題が出てくる。
                現状維持で行くんじゃないかな

                そもそも発明者にAIを許可した場合、AIシステムのバージョンアップやアップデートしたらそれは発明者と同一とみなされるのかとかややこしいことが起こりそう

              • by Anonymous Coward
                中国のように職務発明は雇用者側が全権を持ち発明者に何の権利もない国ならそれでいいけど
                米国のようにたとえ職務発明でも第一には発明者が権利を持ち、雇用者は契約なりなんなりでそれを買い上げなければならないという国ではそれだと問題が生じる。
                現行の運用ではたとえAIの発明であっても、AIの所有者が自分の発明ですと言って特許を申請するだけの話で、とりあえず書類はそれで通るんだろうけど、
                後で「真に発明の主題を発明または発見したナニカ」がAIだということが法廷で証明されてしまうと、もはやその特許は無効だということになりかねない。
                そんな不安定な特許は申請するだけコスパが悪いわけで、特許を公開する代わりにAIの発明は営業秘密として秘匿する方向にインセンティブを与えることになる。それは特許制度としてマズいだろう、というのがAIに特許権を与えろ派の言い分。そりゃ立法論にすぎないのは当然だけどね。
              • by Anonymous Coward

                システムはあくまでシステムなので、同一のものを複数同時運用できるよね。
                AIを発明者として認める場合、別々に稼働しているシステムがそれぞれ発明したものの権利主体をどうやって個別に規定するのかが疑問だわ。
                システムを構成するハードウェアを丸ごと権利主体とするのか、その場合にハードウェアの一部を取り外して他のシステムの一部とした場合に権利はどこにどれだけの割合で残るのかとか、どうしたらいいのか分からない事ばかりだ。

              • by Anonymous Coward

                同型のシステムで同じアルゴリズム・データでブン回せば基本的には同じ物が出て来るよな。
                そうなるとその「発明」って本当に特筆すべき新発想なのかって問題も。
                何百台とか並列で動くようになると、「未だ申請されていないが周知の技術」って事になってしまわないかと。
                そうでなくとも、他社の特許迂回に自社AIの過去の発明を浚って同様なものを見つければ、
                他社特許に依らずに独自発明で行ったって事になる。

              • by Anonymous Coward

                それを昔の人は人力でやってたんですよ

          • by Anonymous Coward

            当時は「黒人は人ではないから人は皆平等という思想と矛盾しない」って言い張ってたんじゃないの? 人でないものを発明者として認めるかという意味において同じ話。

    • by Anonymous Coward

      そういうパテントを取るのはどうでしょう

      いまのうちだから急いで!

  • by Anonymous Coward on 2020年05月04日 14時00分 (#3809013)

    株式会社DABUS

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      社長がAIですかね?
      所在地は電脳空間で。

  • by Anonymous Coward on 2020年05月04日 14時11分 (#3809017)

    タックスヘイブンのデータセンターに置いたAIを発明者にできると、
    みんな税金払わなくてよくなる

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2020年05月04日 14時12分 (#3809018)

    Windowsで計算して作ったからMicrosoft、MacでやったからAppleの名前を載っけるようなもんでしょ
    頭悪そう

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      AIに発明させたことにすれば社員に特許に関する利益を渡す必要がなくなる。そのための第一歩じゃないか。

      • by Anonymous Coward

        権利ごと買い取るか会社がロイヤルティもらえる契約にしないか普通

  • by Anonymous Coward on 2020年05月04日 20時59分 (#3809169)

    そもそもAIなんて個体は存在しないし、システムとしてのAIなら、それは組織であって権利を取得するなら法人としてしかあり得ないでしょうに。
    AIを自然人として扱うつもりなら、開発者がAIをいじっただけで、傷害罪や強要罪で刑事事件ですね。
    killなんてしたらそれこそ・・・・

    確かに、自然人が複製可能となった場合、法人格も複製されるかというのは面白い観点ですが、今は議論しても意味ないですね。

    ここに返信
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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