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人工知能

人工知能が作った創作物の権利、現行法上はどうなっているのか 17

ストーリー by hylom
機械による創作 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

今後、人工知能(AI)によって爆発的な量のコンテンツが生み出されることはほぼ確実と見られている。日本でも昨年5月に「知的財産推進計画2016」という報告書が作られたそうだ。この中では仮に現行の法律を全くいじらなかった場合、AI創作物に関する権利はどうなるかが議論されていた模様(ITmedia)。

結論的なことも書かれている。人間が人工知能を道具(ツール)として利用して創作した場合は、人間が創作的な寄与をしているので、当該寄与をした人間に著作権が発生する。しかし、人間は創作指示をするだけの「AIによる創作」の場合は、著作物に該当せず、著作権も発生しないとしている。

このパターンのAI創作物は誰でも利用できる(いわゆるパブリックドメイン)になるという。このため、AI創作物を使ったビジネスが成立しなくなることから、法改正などが今後議論されるようになる可能性が高い模様。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by akiraani (24305) on 2017年03月22日 9時45分 (#3180299) 日記

    AIによる創作物の問題は権利をどうつけるにしても
    ・どうやってAIの作品か、そうでない作品かを見分けるか
    ・作品によって発生した利益を分配する場合にどうするか
    という部分の処理をどうするかが問題になりそう。

    AIが作るか人間が作るかで付く権利に明確に差分があるのに、どっちなのか見分けが付かないという状況が発生したら、それを悪用するやつが絶対に出てくる。
    また、AIの創作物によって利益が発生するようになると、権利がどういう形で付くにしても、その利益の分配をどうするかは難しい問題になる。ボタン押した人に権利がつきます、でも、だれにも権利は発生しません、でも難しい状況になることはたぶん変わりないだろうと思う。

    その辺うまく処理できるようにするためには、ベルヌ条約以来の著作権の概念的な部分をだいぶいじってやらないといけなくなるんじゃないか、という気がします。

    • by Anonymous Coward

      見分けがつかないほどのものをAIが作れるようになったのなら、もはや創作物を作る人間にお金を払う必要はなくなりそう。
      かつては手計算で円周率を掘り進めることは賞賛の対象だったけれど、今どきそんなことをするのはただの物好き。同様に人間による創作行為もやりたい人が勝手にやることになるだけ。
      一般の消費者が対価を支払うのは「人間の創作性」に対してではなく、AIによる創作を実現できる「資本」に対して、という形になるのでしょう。まあ今だって商売の主体は創作者ではなく資本なので、人間の創作者が雇用されなくなるという以外に大して状況は変わってないとも言えますが。

      「人間の創作性」が生き残る余地があるとすれば、現代アート業界のような物好きな人間が物好きな人間に金を払う特殊な市場でしょうか。
      あるいはライブ的創作とか。

    • by Anonymous Coward

      aとbを区別する必要はない。別コメにあるように偶然に任せた著作物のようなもの。
      どうしても区別が必要なら現状の法人著作的な処理を自然人にも行なえばよい。

      a>人間が人工知能を道具(ツール)として利用して創作した場合は、人間が創作的な寄与をしているので、当該寄与をした人間に著作権が発生する。
      b>しかし、人間は創作指示をするだけの「AIによる創作」の場合は、著作物に該当せず、著作権も発生しないとしている。

  • by Anonymous Coward on 2017年03月22日 7時08分 (#3180225)

    このパターンのAI創作物は誰でも利用できる(いわゆるパブリックドメイン)になるという。このため、AI創作物を使ったビジネスが成立しなくなることから

    何でパブリックドメインのものを利用するとビジネスにならないん?
    むしろコストを抑えられるからビジネスチャンスが広がるんじゃね???

    著作権ゴロビジネス以外はそれほど困らんと思うんだけど。

    • by Anonymous Coward on 2017年03月22日 7時58分 (#3180244)

      著作権あってもパブリックドメインにできないわけじゃないから
      選択肢が多いほうが作成者には有利でしょ 多分

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      マジレスすると、著作権がないということはコピーも改変も翻訳も合法的にやりたい放題なので、
      例えば小説や漫画や絵画や音楽なら、1人がネットに合法的にアップしてみんなが合法的にそれで楽しんで終わります。
      どうしても紙や円盤など物理的なメディアじゃないとイヤな人に制作実費だけ負担していただくビジネスになる。
      昔の映画の300円の激安DVDみたいなやつ。

      まあ本編は完全無料にしつつオマケグッズとか特殊な紙やインクでプレミアつけて儲けるような商法も
      あるにはありますが、それはコスト増えてるよね、っていう。

      • by Anonymous Coward

        小説の場合、日本では挿絵を付ければ高く売れたりするかもしれない。

  • by Anonymous Coward on 2017年03月22日 8時01分 (#3180247)

    »人間は創作指示をするだけの「AIによる創作」の場合は、著作物に該当せず、著作権も発生しないとしている。

    作者は装置を作るだけで、表現を偶然性に委ねた作品も多々あるわけですが、そいうった作品の著作権は作者に帰属しないってですか。

    • サイン入れればOK
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    • by Anonymous Coward on 2017年03月22日 9時15分 (#3180278)

      >人間が人工知能を道具(ツール)として利用して創作した場合は、
      >人間が創作的な寄与をしているので、当該寄与をした人間に著作権が発生する。

      ここを読み落としていませんか。
      AIの使い方によって著作権が発生しない場合があると言っているわけです。
      全て発生しないとは言っていません。

      親コメント
      • 基本的には「権利というのは人に帰属するもの」という前提のもと、
        「人が○○を使って何かを作って発表するならその人に著作権が発生する」
        「○○がその構造に従い何かしただけ、という時、その何かに著作権は発生しない」という話ですよね。

        例えば巨大振り子を作った人が居たとして、その制作者は巨大振り子に関する権利は色々持つだろう。
        「振り子の軌跡で絵を描く」という作品として発表したなら、その絵も含めて制作者が権利を持てるかもしれない。
        けれど、振り子が勝手に床とか壁とかに傷をつけたという時、その床とか壁とかの模様が仮に美しくても、その著作権が”自動的に”制作者や振り子を振った人に帰属するということは無い。
        みたいな?
        「AIかどうか」に線がひかれるわけではなくて、「作品として発表したヒトにとっての”創作”の範囲かどうか」みたいな所がキモかな、と。
        (だからその模様を撮って作品として発表した場合、著作権は制作者や振り子を振った人には無く、撮影者にある、となるんじゃないかなと)

        #「AIが著作権を持つ」みたいなトコまではさすがに考慮しないよね…。

        親コメント
    • by Anonymous Coward

      動物や自然現象を主たる創造元にした創作物、ヘタすりゃ写真すらもアウトだな…

      • by Anonymous Coward

        猿が撮った写真の著作権は誰に帰属するのか?

        猿だから著作権者にはなれん。

  • by Anonymous Coward on 2017年03月22日 9時18分 (#3180282)

    ペンタブを使って書いた漫画の著作権はペンタブにはなく、ペンタブを使ってその漫画を書いた「ペンタブ」の利用者にあると思うのですが、これを少々応用して、AIを使って書いた漫画の著作権はAIにはなく、そのAIを使ってその漫画を書いた「AI」の利用者に著作権が発生すると解釈すれば、現行法でも対応可能な気がするのですが・・・

    でも、AIに人権(?)のようなものが付与されるようになると、この解釈もどうなることやら・・・

  • by Anonymous Coward on 2017年03月22日 13時00分 (#3180435)

    例えばAIが歌いだしたり、●3つのキャラクター書いたりしたら使用料金払うの?

  • by Anonymous Coward on 2017年03月22日 15時48分 (#3180554)

    誰にあるのか?

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