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2017年8月21日のYRO記事一覧(全4件)
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著作権

「爆風スランプ」のファンキー末吉氏、著作権使用料の分配について文化庁に対し上申書を提出 88

ストーリー by hylom
恣意的な運用といわれても仕方がないのでは 部門より

ライブハウスが支払った著作権使用料の分配について以前よりJASRACと衝突していた人気バンド「爆風スランプ」のドラマー・ファンキー末吉氏が、この問題について文化庁に対し上申書を提出した(ハフィントンポスト朝日新聞)。

JASRACは著作権使用料としてライブハウスに対し定額を徴収しているが、徴収された使用料の分配については一部の店舗でのサンプリング調査に基づいて行われているという。そのため、演奏された楽曲の権利者に使用料が支払われないことも少なくないようだ。ファンキー末吉氏の主張によると、氏は2000年からの10年間で全国で204回のライブを行い、自身が作曲した曲を演奏したものの、それに対する分配は1円もなかったという。そのため、氏は分配の方法が正しくないと主張している。

ファンキー末吉氏は以前よりサンプリング調査を元にした著作権使用料の分配に対し疑問を呈しており、また現在の技術であればライブハウスで演奏された楽曲すべてを集計することも難しくないと主張していた(ファンキー末吉氏のブログ)。

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グラフィック

ストック写真などで用いられる半透明ウォーターマークの脆弱性 22

ストーリー by hylom
それでも使われなくなることはなさそうではある 部門より
headless曰く、

著作権保護や出典の明示を目的としてストック写真などにオーバーレイされる半透明のウォーターマーク(透かし)の「脆弱性」についてGoogle Researchが解説している(Google Research BlogプロジェクトページVentureBeatThe Next Web)。

ウォーターマークは画像の内容を確認できるようにしつつ、簡単には取り除けないようにデザインされている。そのため、1枚の画像からコンピューターでウォーターマークを検出して元の画像を復元するのは困難だ。

しかし、ウォーターマークは多数の画像へ同じように適用されるため、同じウォーターマークの入った画像を多数使用することで、非常に正確なウォーターマークのパターンを抽出できる。このパターンを適用することで、ウォーターマーク入りの画像から元の画像を自動的に復元可能になるという。

Google Researchでは脆弱性の緩和策として、ウォーターマークを適用する際にわずかな変形をランダムに加えることを提案している。この緩和策は将来的に破られる可能性もあるが、攻撃を困難にするのは間違いないとのことだ。

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検閲

タイ国王の記事をFacebookで共有した活動家、不敬罪で実刑判決 41

ストーリー by hylom
そんな方向で中国に対抗しなくてもよいのに 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

タイのワチラロンコン国王に関する記事をFacebookで「シェア」したとして、タイの男性学生活動家に対し禁固2年6か月の実刑判決が下されたそうだ(EFF時事通信Slashdot)。

シェアした記事は英BBCによる同国王の経歴を報じた記事で、裁判所はこれが国王への中傷にあたると判断した。また、この記事は2000人以上がシェアしたが、男性学生活動家氏のみ摘発されたという。

Newsweekの記事によれば、タイでは王室批判とともに政府批判も封じ込めたいとする軍政がネット上での監視も強化しているとされ、「いいね」を押しただけでも罪に問われかねない状況だそうだ。

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中国

英ケンブリッジ大学出版局、中国政府からの圧力で天安門事件などの論文を非公開に 54

ストーリー by hylom
たびたびトラブルを起こしているところだからなあ 部門より

ケンブリッジ大学出版局が出版している現代中国関連の論文誌「The China Quarterly」に対し、中国政府がこの論文誌の中国版Webサイトから一部の論文の削除を要求した。これに応じない場合サイトへのアクセスをブロックするとしたため、出版局側は中国側の要求を受け入れ、一部の論文を非公開にしたという(フォーカス台湾The GuardianQUARTZBBC中国語版Togetterまとめ)。

中国側が削除を要求した論文は、文化大革命や天安門事件、チベット、新疆ウイグル自治区、香港、台湾などに関するもの。1960年代に発表されたような古い論文も対象だったという。また、論文以外にも多数の電子書籍に対し削除要請があったようだ。

ケンブリッジ大学には中国の団体から数億円に上る寄付が行われていることが報じられていたこともあり、本件については検閲を要求した中国政府以上に、大学に対する批判が集まっているようである。

(追記@8/22 15:35)NHKによると、同出版局は21日に閲覧制限の撤回を発表したとのこと。

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