「春画」の展示会、国内では開催難航 86
ストーリー by hylom
あれはエロいのか 部門より
あれはエロいのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
江戸時代に流行した、性風俗を描いた浮世絵の一種「春画」は近年その価値が見直されているが、その内容から国内での展示会の開催は難しい模様。東京新聞によると、今年10月より英国・大英博物館で春画150点あまりを展示する展示会が開催されるのだが、日本での巡回展はいまだ決まっていないようだ。その理由は、性風俗という題材。学芸員による評価は高いものの、スポンサーが付きにくく、また公の場での展示については批判を恐れる声もあるようだ。
実際、現代美術においても性的にきわどい表現が含まれる作品が展示された「会田誠展」は各所から非難を浴び話題になった(Togetterまとめ)ほか、『公園に設置されたダビデ像やビーナス像に「教育上ふさわしくない」との苦情』といった話題もあった。
日本での「エロ表現」はこのまま規制されつづけていくばかりなのだろうか。