「金魚電話ボックス」に似た作品に対し作者が著作権侵害を訴えた裁判、棄却される 34
ストーリー by hylom
似たものはセーフ 部門より
似たものはセーフ 部門より
電話ボックスを模した水槽に金魚を泳がせる美術作品を発表していた現代美術作家・山本伸樹さんが、電話ボックス内に金魚を泳がせる展示を行った大和郡山市・郡山柳町商店街協同組合を訴えていた裁判で、奈良地裁は原告の訴えを棄却した(朝日新聞、産経新聞)。
原告は著作権侵害を訴えていたが、裁判所は「電話ボックス様の造形物を水槽に見立てて金魚を泳がせる」というアイデア自体は著作権法上の保護対象外と判断。また、電話ボックスや中に収められている電話機の色が異なるなど、細部が異なることからそれぞれの作品についての同一性も認めなかった(Yahoo!ニュース)。