「誰が設置したのか分からない」盗聴・盗撮機器がオランダの広場で見つかる 13
名義を調べれば分かるのでは 部門より
オランダの国会議事堂がある都市Den Haagのオレンジ広場から、カメラや録音機器、移動体通信モデムを搭載した盗聴設備が発見された。このスパイ設備は、テレビ、ラジオ、インターネット設備用の機器を提供している地域プロバイダZiggo社の屋外設置用キャビネットに納められていたという。キャビネットの側面にはカメラ撮影が行えるよう穴が空けられていた(omroepwest.nl、Volkskrant.nl、本家/.)。
ZiggoのスポークスマンGradus Vos氏によれば「このキャビネットは、当社の図面にはなかったもので、Ziggoが設置したものではない。詳細は分からない」としている。なお、このスパイキャビネットは同社で利用しているキャビネット用の鍵で中にアクセスできたという。専門家のOmroep West氏は、この地域でイスラム過激派がシリアで戦うために人員を募集していたことから、政府がイスラム過激派の監視のために設置したものではないかと推測している。