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著作権

作曲家ジョージ・ガーシュインの曲の一部が再び著作権料徴収の対象に 51

ストーリー by headless
復活 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、

作曲家ジョージ・ガーシュインの作品は著作権保護期間が満了してパブリックドメインとなっていたが、ジョージの兄アイラ・ガーシュインとの共同著作物と確認された曲が再び著作権保護の対象となった (JASRAC のプレスリリースNHK ニュースの記事)。

ジョージとアイラの共同著作物として確認された曲に関しては、2022 年 1 月 1 日より JASRAC が使用料を徴収する。「サマータイム」は対象、「ラプソディ・イン・ブルー」は対象外など曲によって扱いに違いがあるため、詳細や対象曲については上記 JASRAC のプレスリリース及びそのリンク先 PDF を確認されたい。

米国では 1977 年までに出版された著作物の保護期間が 95 年のため、ガーシュウィンの作品は「ラプソディ・イン・ブルー」 (1924年) など初期の作品を除く大半が現在も著作権保護の対象となっている。日本ではジョージ (1937年没) の作品の著作権保護期間が死後 50 年 + 戦時加算で 1998 年 5 月に満了している。オペラ「ポーギーとベス」やミュージカル作品などのソングに関しては、これまでアイラ (1983年没) が作詞した作品の歌詞部分のみ、JASRAC が著作権管理していた。

今回アイラが音楽部分の共同著作者と確認されたことで音楽部分の著作権保護が復活し、アイラの死後 70 年が経過する 2053 年まで保護期間となる。また、「ポーギーとベス」ではアリア「サマータイム」など 5 曲が音楽・歌詞ともにパブリックドメインとなっていたが、アイラが歌詞部分でも共同著作者となったため、すべての著作権保護が復活した。「ポーギーとベス」序曲など、歌詞のない音楽要素の著作権保護も復活しているので注意が必要だ。

  • by manmos (29892) on 2021年09月13日 9時22分 (#4111290) 日記

    アメリカでは「ガーシュインの遺族」ってのが結構厄介もので、以前から「まあ、演奏は仕方ないけど、楽譜の配布は金取るよ」みたいはことをやってきた連中なのでかなり嫌がられている。

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  • by manmos (29892) on 2021年09月13日 9時16分 (#4111288) 日記

    基本レギュラーでやっているライブハウスは著作権料を包括で払っているので(やった曲の集計なんかやってられない)あんまり関係ないのですが、ノウハウのないところがライブをやりたい場合とかで、「ガーシュンインとジェローム・カーンで固めればなんとかなる」方式が使えなくなるのは結構痛いかもしれません。

    コール・ポーターはミッキーマウス条項があるみたいで曲ごとにめんどくさいらしい。(ほぼ作詞もしてるからボーカリストでもOKなのだた)

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2021年09月12日 15時51分 (#4111053)

    ただでさえ上演機会が少ないのに、余計演奏されなくなるんじゃ...

    https://www.acpc.or.jp/magazine/navi_issue.php?topic_id=88 [acpc.or.jp]
    > 上演形式による演奏(オペラ、ミュージカル、バレエなど演劇的著作物等を上演形式により演奏するもの)
    > 総入場料算定基準額(平均入場料×設定キャパシティ/以下、同様)の10%から5%へ変更

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  • by Anonymous Coward on 2021年09月12日 15時59分 (#4111056)

    PDだと思って使っていたが実はそうではなかったというパターンは過去の著作物利用で時効になってない分を請求は出来ないのかな?

    争えばたぶん著作物使用料を取れるけど、JASRACに管理してもらっていたわけでもないから直接使用者から取り立てる必要があってコストに見合わないから無視ってことかな。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2021年09月12日 16時07分 (#4111058)

      実はジャズでした!

    • by Anonymous Coward on 2021年09月12日 16時10分 (#4111060)

      著作権法に使用料という概念はなくて、演奏権を侵害したという事実が生じるだけ。

      損害がいくら発生してそれを弁済せよ、というのは民事で権利者自らがやる必要があって、
      演者が毎回同じというのでなければ、そのそれぞれを訴える必要がある。
      まあ、仰る通り割に合わんでしょうね。

    • by Anonymous Coward on 2021年09月12日 18時58分 (#4111111)

      使用権というのはないので使用料もありません。使用を制限したいのなら契約で複製権を制限するなどします。
      書籍の検印が半分形骸化しているので分かりづらいですが印税も契約です。使用料というのは商習慣です。
      著者はいくつかの権利を専有しているのでこれを誰かに許諾することもできます。
      著作権というのは個人や法人の利益を保護する為のものではなく文化的な社会で著作物を円滑に利用するための仕組みです。(たとえば正当な利用とは思えないような利用方法もありますよね)
      専有している権利を他に利用させる事ができる法的根拠になりますが、利益を保護するのが目的ならそもそも専有しているのであれば人に利用させず独占して儲ければいいのです。それが特許や実用新案や商標です。これは所有権の一種でこれの法律のもとになっているのがパリ条約です。著作権のもとになっているのはベルヌ条約、正式には文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約といいます。日本がこれにか加入したのは不平等条約改正のためですが。

  • by Anonymous Coward on 2021年09月12日 16時43分 (#4111072)

    遺族の生活の為というのがあるとしても、子供が成人する20年あれば充分でしょ。

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    • by Anonymous Coward

      以前テレビで誰か文豪の孫とか言うのが文句言ってた。
      急にお金もらえなくなると困ると訴えてた。
      でも、かなり裕福そうな老婦人で、全く共感しなかった。
      急になくなるって、ずっと前から分かってることだし。

      • by Anonymous Coward

        子供ならともかく孫はなぁ?
        管理だなんだと必要になるくらいの大家なら記念館とか別の事業もできるだろうし。

    • by Anonymous Coward

      文系の著作権が、理系の特許権に比べ恵まれ過ぎで不平等。

      • by Anonymous Coward

        特許権は20年くらいで時効にしないと社会の利益にならないってことなんだよなぁ
        つまり、

  • by Anonymous Coward on 2021年09月12日 17時12分 (#4111082)

    コープランドとガーシュインはMac OSのコードネームで知った。

    もしくはLaLaの「キス」

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      無教養自慢は悲しくない?

      • by Anonymous Coward

        きっかけなんて何でも良いじゃないか。
        所詮は娯楽。

      • by Anonymous Coward

        別に自慢しているわけではないが、自慢に聞こえるなら、受け手に問題があるのでは?
        それに、いくら教養があったとしても、「無教養自慢は悲しくない?」というのは教養がある人の言葉なんだろうか、と俺は思う。

      • by Anonymous Coward

        芸能を教養と捉えているほうが残念思考に見えるなぁ。
        単なる趣味趣向でしかないのに。

        • by Anonymous Coward

          教養だろうがヲタ教養やもしれない

          だが昨今教養なんてものはオタク自慢な物なのかもしれない

          でも皆さん教養あるなあと読ませて頂いてますよ

    • by Anonymous Coward

      今のうちに楽譜getしておくかって一瞬思ったけど、
      マカー的にはラプソディが対象外ならまぁいいかって流す事にした

    • by Anonymous Coward

      俺は「Dジェネシス ダンジョンができて3年」の登場人物、サイモン=ガーシュウィン(日本語転写は微妙に違うがGershwinは同じ)で知った人名。

  • by Anonymous Coward on 2021年09月13日 8時39分 (#4111266)

    兄弟なんだから大して変わらんと思ったら、早世したジョージと違いアイラ兄さんてえらく長生きだったんだな。

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2021年09月13日 10時06分 (#4111307)

    こんなに過剰に保護しただけで創作のインセンティブになるの?
    っていうか、死後保護される権利なんてあるの?

    あと、権利=財産ならきっちり相続税取れよと。
    著作利権者お得意の「逸失利益」を95年分の掛け算で。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2021年09月13日 10時25分 (#4111318)
      はい。そのとおり著作権のような定期収入性の資産は年平均収入と予測収入期間を基準に複利で計算された価値に課税されます。
      もしかして脱税しているという自白ですか?
      • by Anonymous Coward

        「過去3年の平均印税収入の額×0.5×評価倍率」なのでミリオンヒット中の著作権者が死なない限り実質無税。

        それでも評価倍率で95年分積むことは100%ないんだが、95年の権利を主張するなら95年分で相続税払わなきゃダメだろ。

        • by Anonymous Coward
          ちゃんと評価倍率に繰り込まれていますよ?
          無期限の定期収入性資産も同じ計算式なのでたかだか95年で打ち切られてしまう著作権はむしろ余計に払ってる勘定です。
          • by Anonymous Coward

            で、何を織り込もうが大半の著作権は「過去3年の平均印税収入の額」が0円なので無税なんですけどね。
            なかなか良く出来た詭弁です。

            95年もの超長期で主張する以上は過去も95年(それに満たない場合は発表時点)から現在までの平均印税収入にしなければダメでしょう。

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