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英国ISPによるWebサイトのフィルタリング、有害でないサイトも多数ブロック 15

ストーリー by hylom
自動ブロックなんてそんなもんです 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

英国のISPでは自主規制として青少年に不適切なコンテンツを含むWebサイトのフィルタリングを実施している。これについてデジタル権利問題に関する英国の活動団体Open Rights Groupがその影響を調査したところ、検証した10万以上のサイトのうち、2割近い1万9千以上のサイトがブロック対象になっていることが明らかになった(WIRED.co.uk)。

このフィルタリングではポルノや暴力、飲酒や喫煙、拒食症や自傷行為、ヘイトスピーチといった青少年に有害とされる内容を含むウェブサイトの閲覧が制限されているとのこと。ブログや掲示板はデフォルトでブロックされていることが多く、また閲覧に課金が必要というためにフィルタリングされたサイトもあるようだ。意図的にブロックされているサイトもある模様。

ブロックされたWebサイトにはポルシェのディーラーや政治ブログ、産後ケアサイト、フェミニストブログなど多岐にわたり、ブロックされたフェミニストブログの編集者らは、人権擁護や男女平等推進といった活動が不適切であり問題視されているかのような印象を与えるこの状況を懸念しているという。

この調査を行っているBlocked!プロジェクトのサイトではではURLを入力するだけでブロック対象かどうかを判定してくれる。なお、Slashdotはブロック対象ではないようだ。

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