パスワードを忘れた? アカウント作成
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2017年6月22日のYRO記事一覧(全2件)
13316271 story
プライバシ

欧州議会の委員会、すべての電子通信にエンドツーエンドの暗号化を推奨 36

ストーリー by hylom
正論 部門より
taraiok曰く、

欧州議会の市民自由委員会(EP委員会)は、電子通信とプライバシーに関する新規則のドラフト案を発表した。このドラフトでは、欧州連合(EU)市民のプライバシー権を保護するため、すべての通信にエンドツーエンドの暗号化を行うことを推奨している。加えて委員会はバックドアの禁止を勧告している。アメリカやイギリスでは、テロ対策の関係で規制を導入したり、暗号化を弱めようとする動きが強まっている。今回の委員会のドラフト案はこうした流れに反対するものとなっている(Tom's Hardware(試訳) 欧州連合基本権憲章[PDF]Slashdot)。

欧州連合基本権憲章7条では「何人も、自己の私的および家庭生活、住居ならびに通信の尊重に対する権利を有する」と規定されており、EP委員会は個人間のコミュニケーションにおけるプライバシー保護も権利の重要な部分であると指摘している。また電子通信はほとんどが個人データであり、昨年制定されたEU一般データ保護規則の観点から見ても守るべきものだと主張している。

13317690 story
パテント

特許庁、無関係の商標出願に対策。今後は先願の却下を待たずに審査 34

ストーリー by hylom
狙い撃ち 部門より

以前、特許庁が「自らの商標を他人に商標登録出願されている皆様へ(ご注意)」なる注意喚起を出すという話題があった。特定の法人/個人が大量に商標出願を行い、さらにその出願手数料を支払わずに放置しているという問題だったが、これに対し特許庁が対策を行うという(日経新聞特許庁の発表)。

従来、出願手数料を支払っていないなどの「手続き上瑕疵がある」商標登録出願に対しては、出願日からおおむね4〜6か月程度で出願を却下しているという。しかし、この場合却下までの間にほかの権利者が出願を行うことはできなかった。そのため特許庁は、すでに商標登録出願が行われている商標についても、その出願に手続き上の瑕疵があった場合、ほかの権利者による出願の審査を開始する運用を行うという。

なお、先に出願されていたものに対し出願手数料の支払いがあった場合は特許庁は審査を行うが、「当該出願に係る商標が、出願人の業務に係る商品・役務について使用するものでない場合(商標法第3条第1項柱書)、他人の著名な商標の先取りとなるような出願や第三者の公益的なマークの出願である等の場合(同法第4条第1項各号)は、商標登録を認めません。」としている。

typodupeerror

※ただしPHPを除く -- あるAdmin

読み込み中...