米国で「Happy Birthday To You」の著作権は失効しているという判決が出る 8
ストーリー by hylom
著作権黎明期のゴタゴタ 部門より
著作権黎明期のゴタゴタ 部門より
shadowfire 曰く、
誕生日を祝う歌として有名な歌「Happy Birthday To You」の歌詞およびメロディについてWarner/Chappell Musicがその権利を主張していた裁判で、連邦裁判所は同社の権利を認めないという判決を下した(US News & WORLD REPORT、NBC News、billborad)。
この曲については長年に渡る権利関係の法廷闘争があったのだが、これで一つの判断が下された形になる。ただしWarner/Chappell側が控訴する可能性もあり、今後の判断が待たれる。
「Happy Birthday To You」は元々は「Good Morning to All」という楽曲の歌詞を「Happy Birthday」に置き換えたものとされているが、その詳細な起源についてはよく分かっておらず、1901年にはその存在が確認されていたという話もあるという。1935年にこの曲についての権利が登録されているが、判決ではそれは楽曲のピアノのアレンジにのみ適用される、と判断し、歌詞については権利を認めなかった。
1928年 (スコア:2)
蒸気船ウィリーの権利はまだまだ健在なのに・・・
#カテゴリーが違う?
Re: (スコア:0)
日本では切れてるけどね
刊行物の証拠が存在 (スコア:2)
詳細な起源はわからないけど1935年の著作権登録が無効だという証拠はあるようですね。
Re:刊行物の証拠が存在 (スコア:3, 興味深い)
これが本当だとすると、過去に得た著作権収入が不当なものだったことになるわけで、ワーナーは莫大な返還請求に応じないといけなくなるのでは?
権利が切れた、なら過去までさかのぼることはないだろうけど、そもそもがパブリックドメインだったとなると、全部不当な請求だったと言う話になりそうな……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
という情報 [reuters.com]からして、単純計算して13年分2600万ドルぐらいは返金してもらわなけりゃならなさそう。
Re:刊行物の証拠が存在 (スコア:3)
ああ、つまり著作物の発生が少なくとも1922年に早まったのでベルヌ条約における著作権の保護開始が早まりその結果著作権切れが先に発生して米国国内法による保護期間延長の対象外になってしまったわけですね。
ワーナーにとっては著作権登録を保護の開始日にする根拠が消し飛んでしまった。
下手をすると知っててやった可能性が追求されるかもしれませんね。
Re: (スコア:0)
#2888644にも書かれてるけど、著作権がワーナーに帰属するという根拠そのものが崩れた。
レベルアップおめでとうの歌 (スコア:1)
は問題ないのだろうか?