オンラインゲームの「エミュ鯖」を運営した男とユーザー、不起訴となる 61
ストーリー by hylom
結局ぐだぐだに 部門より
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あるAnonymous Coward 曰く、
MMORPG「The Tower of AION」の「エミュ鯖」(エミュレーションサーバー)を運営した男と、エミュ鯖でゲームをプレイしていたユーザが摘発された事件で、運営者とユーザが共に不起訴処分となった(NHKニュース、iZa! 産経デジタル、時事通信)。
この事件は昨年9月、エヌ・シー・ジャパンが運営しているMMORPG「The Tower of AION」のエミュ鯖を運営していた大阪府の男性と、このエミュ鯖でゲームをプレイしていたユーザ2名が、著作権法違反容疑で書類送検されていたもの。運営者のみならずエミュ鯖を利用していたユーザーまで摘発されたことでスラッシュドットでも注目を集めていた(オンラインゲームの非正規サーバーでプレイしていたユーザーが摘発される)。
検察は不起訴とした理由を明らかにしていない。また男性が運営していたサーバーのプログラムが独自に制作されたものなのか、不正に入手されたものなのか、報道から正確に読み取ることはできない。オンラインゲームの不正利用をめぐる本件、歯切れの悪い決着となったが、スラッシュドットの諸氏はいかが思われるだろうか。
「エミュレーションサーバー」は、オンラインゲームの運営元サーバーと同等の機能を提供するサーバー。正規の料金を支払わずにゲームをプレイできるだけでなく、ゲーム内キャラクターが成長しやすかったり、レアなアイテムが入手しやすいなど、ゲームバランスなどが変更されている場合もある。