taraiok 曰く、ドイツの研究者が、電子書籍向けの新しいDRM機能を作り出した(Wired、本家/.)。このDRMは電子書籍と印刷された本でテキストの内容と句読点をわずかに変更することで、電子透かしとして機能させることができるという。このDRMは「SiDiM」と呼ばれている。DRMによる変更点は同じ電子書籍でも発行数に合わせて異なるようになっているという。本家タレコミ人は、現在の電子書籍に使われているDRM技術は、比較的簡単に取り除くことができるが、この方法の場合DRMを除去するのは難しいのではないかとしている。
漢字変換辞書とか住宅地図に予めミスを混ぜておくメソッド (スコア:5, 興味深い)
日本語テキストだと、異体字を混ぜるとかさらに工夫できそうですね。
テスキトの しつを おとてしよいなら ケブンリッジ メッソドも いそけうです。
Re:漢字変換辞書とか住宅地図に予めミスを混ぜておくメソッド (スコア:5, おもしろおかしい)
スラドの編集がわざわざタレコミになかった誤字を編集で入れてるのってもしかして・・・
Re:漢字変換辞書とか住宅地図に予めミスを混ぜておくメソッド (スコア:1)
> テスキトの質を落とてし良いならケブンリッジ メッソドも いそけうです。
漢字交りじにすると質の低下を抑えれらるかも。
Re:漢字変換辞書とか住宅地図に予めミスを混ぜておくメソッド (スコア:1)
日本語で使った例だと、こんな感じだろうか
「ここで、はきものを脱いで下さい」 → 「ここでは、きものを脱いで下さい」
「弁慶が、なぎなたを持って」 → 「弁慶がな、ぎなたを持って」
#これは極端な例だけど、気をつけないと微妙に意味が変わることは少なくないので、
#使える文書は限られると思う。
Re:漢字変換辞書とか住宅地図に予めミスを混ぜておくメソッド (スコア:2)
アスルスバンニコイ
カネオクレタノム
も例に加えてほしいです。
Re: (スコア:0)
「おもいこんだら」→「思い込んだら」「重いコンダラ」
Re: (スコア:0)
後半何を書いてるかちょっと解読できなかったのですが、、、
Re: (スコア:0)
今日の宿題だ。まず、ケンブリッジシステムを調べてこい。
Re: (スコア:0)
これはケンブリッジの研究成果ではない、という定説じゃなかったっけ?
Re: (スコア:0)
Unicode のテキストであれば (なおかつきちんと表示するよう実装された環境であれば)、
Re:漢字変換辞書とか住宅地図に予めミスを混ぜておくメソッド (スコア:2, 興味深い)
それだと簡単に取り除けるからダメ。
今回の技術のポイントは、簡単には取り除けないところにある。
Re: (スコア:0)
>漢字変換辞書とか住宅地図に予めミスを混ぜておくメソッド
それで引っ掛かったのがdB-Softでしたっけ・・春望なつかしーなー
Re: (スコア:0)
昔、ゲーム攻略雑誌での(ドルアーガの塔だったかな?の)攻略表やマップにも似たような仕掛けがされていた事もありました。
ライバル誌が、おそらくはそのままコピーして載せて、オリジナルの雑誌のほうが「それ引っかかった!」とばかりに糾弾していたような覚えもありますが、当時はそういった事に関してはあまり盛り上がらず収束していってしまったような感じでもあります。
当時子供だったので知らなかっただけで、裏で静かに取引でもあって収束したのかもしれないですが。
Re:漢字変換辞書とか住宅地図に予めミスを混ぜておくメソッド (スコア:2)
ゲーメストがベーマガにパクられたやつですね。
ドルアーガの続編である「イシターの復活」のマップ(というかフロア間の繋がりデータ)です。
確かにあの後どうなったんでしょうか。
リターンオブイシター記事のパクリ (スコア:1)
インターネット時代は怖いですね。
ちょっとググっただけでこんな関連が見つかりました。
(信憑性は高くないですが)
●ゲーメスト側
とうさくのインドラ【盗作のIndra】 [tripod.com]
>(名)〔メ〕「ゲーメスト」誌に掲載された「イシターの復活」の記事(風見螢執筆)内の
>ルームリスト(部屋同士の繋がりの表)を「マイコンベーシックマガジン」誌が盗作した事件。
>「ゲーメスト」誌に掲載された記事には盗作防止のために一部に誤情報が書かれていたのだが、
>それがそのまま「マイコンベーシックマガジン」に掲載したために発覚した。
>「ゲーメスト」誌発行元の新声社は「マイコンベーシックマガジン」誌発行元の
>電波新聞社に内容証明郵便で事情説明と謝罪を求めたが、未だにその返答はない。
>実際にそのルームリストを「マイコンベーシックマガジン」誌に流したのは、
>当時「マイコンベーシックマガジン」誌のライタと密接な関係があり、
>また「ゲーメスト」誌のライタもしていたNorry山口という人物。
>元は、アーケードゲーム「アルゴスの戦士」のアイテム「踏殺のインドラ」より。
これが、一番まとまっている感じ
ゲーメスト風見螢氏→オリジナル記事を書いた人
ゲーメストNorry山口氏→ベーマガにルームリストをわたした人
Norry 伊渋見(Norry 山口、いしふみ) [netlaputa.ne.jp]
>アルカノイド vol.3
>スクランブルフォーメーション vol.1
>バブルボブル vol.3 vol.4
>B-WING (FC) vol.2
旧ゲーメストのライタですね。創刊時からのメンバのようです。
風見螢 [teacup.com]
>そういえば、 投稿者:旧名:風見螢 投稿日:2009年 5月13日(水)02時33分10秒
>ヤフオクで、山口義英(Norry山口)を見つけましたよ。
>ヤレヤレ。
イシター復活のゲーメスト側 風見螢氏との軋轢も垣間見える
●ベーマガ側
[nekketu.com]
>ベーマガに掲載された執筆・響あきらさん、協力・手塚一郎さんによる
>「イシターの復活」の攻略記事のコピー。
>その時に利用したのがこの攻略記事のコピーというわけです。
>前のベーマガに攻略記事があったなぁと引っ張り出したのですが、
>本を広げるのはちょっと・・・と思ってコピーしたものを持っていってました。
ベーマガ響あきら氏・手塚一郎氏→イシター復活の攻略記事執筆
第9回「ベーマガライターの同窓会」 [noise-games.com]
>少し前の話になりますが、昔のライター仲間と飲み会がありました。
>10年以上前にマイコンBASICマガジン(以後、ベーマガ)で仕事をしていたときのメンバーです。
>参加メンバーは、古代祐三氏、断空我氏、手塚一郎氏、響あきら氏、
>ベニー松山氏、山下章氏、影さん、編さん、そして僕です。
>この辺のメンバーはみんな署名記事を書いていましたから、
>当時の読者の人たちには懐かしい名前だと思います。
>響あきら氏は、講談社の少年マガジンで編集の仕事をしています。
>同誌のゲーム紹介ページもベントスタッフが執筆していて、それも彼が担当しています。
>響氏は、マンガの編集者としても、あの「MMR」にもイケダという本名で登場していましたから、
>今やベーマガライター出身者イチの有名人です(笑)。
>手塚一郎氏とベニー松山氏は、共に前述のベントスタッフの取締役なんですが、本業は小説家です。
>二人ともファンタジー小説の世界で高い評価を受けています。
>手塚氏は『最後の竜に捧げる歌』『弦奏王』などの著作で知られています
他の人の近況(といってもこの記事自体が古そうだが)の方が興味深いかも。
Re:リターンオブイシター記事のパクリ (スコア:1)
山口 義英 助教:東京工芸大学 [t-kougei.ac.jp]
>1993年に株式会社アテナに入社。プロ麻雀「極」シリーズなどを手掛け、
>1995年以降フリーランスとなる。以後ゲーム企画に留まらず、
>PC雑誌やゲーム関連のライターなども務め、現在に至る。
>代表作
>「雀鳳楼」プレイステーション2・ PlayOnline通信麻雀
>「兎-野性の闘牌-」シリーズ アーケード・プレイステーション2
ゲーメストNorry山口
この人だな
Re: (スコア:0)
ファミマガの「ウソ技(ウソテク)」?
著作人格権を侵害するおそれあり (スコア:3)
DRMの性質上、テキストの内容と句読点をソフトウェアが自動的に変更するのだと思う。
この場合、著作物の内容が著作者の意図とは別に変更されることになり、同一性保持権を侵害することにならないだろうか。
(なお、同一性保持権は著作人格権の一部であり、他人に譲渡不能。)
著作者が変更を許可すれば同一性保持権を侵害しないが、どのように変更するかをあらかじめ示すことは難しい。
どのように変更しても良いと許可するのは、著作物の改ざん許可になるので無理。
このDRMに実用性はあるのだろうか?
Re:著作人格権を侵害するおそれあり (スコア:1)
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
Re: (スコア:0)
>この場合、著作物の内容が著作者の意図とは別に変更されることになり、同一性保持権を侵害することにならないだろうか。
商売として業者が行うのだから、その様に契約をすれば良いのでは?
もちろん、「査読が面倒だから却下」という著者も居るだろうけど。
Re: (スコア:0)
同じく気になって調べてみた。
Wikipedia [wikipedia.org] で申し訳ないけども
Re: (スコア:0)
同一性保持は著作者人格権に関するもので、著作者人格権が譲渡できないのは日本の法律の場合では。
それに人が読んで内容自体が変わってないなら同一性も保持されてて著作者人格権も侵害してないことになると思われ。
余談だけどソフトウェアの変更に関しても、特定システムで動作し続けるために勝手に変更するにあたっては、著作者人格権の行使の範囲外で、要するに支分権ごとに柔軟に決められてるわけです。
Re: (スコア:0)
ドイツの著作権法に同一性保持権ってあるの?
Re:著作人格権を侵害するおそれあり (スコア:1)
ある。そして比較的日本と近いらしく「ドイツ法における議論が与える示唆は決して小さいものではないと指摘している」そうな。
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/law/lex/hosei-8/babaguchi.pdf [ritsumei.ac.jp]
そもそもベルヌ条約に規定がある。ただし、ベルヌ条約では「名誉又は声望を害するおそれのあるものに対して」となっていて、各国はこれに沿ったり、プラスαで意に反する場合とかも加えたりしてる。
#米英は「名誉又は声望を害する」ならば著作権法によらずとも既に不法行為であるから特段立法する必要なしという解釈だったかな。
ついでに財産権が譲渡されても人格権は別、とも言ってる、らしい。
Re: (スコア:0)
Unicode+日本語なら「が」と「か゛」とか「ぱ」と「は゜」とかでやれば
著作物としての内容の同一性は保たれるんじゃないのかな。混在できる…よね?
見た目では違いが判別できず、データとしては区別可能。
Re: (スコア:0)
簡単に取り除けてしまうのでは?
Re: (スコア:0)
取り除いたら取り除いたで、それも(不正な意味で)識別可能なデータになるんじゃ?
足取りは追えなくなるけれど。
句読点を置き換えるとか、とんでもない! (スコア:2)
神戸元町電話局電子交換器停止事件
# 与太であっても、出てくる話が古いね。我ながら呆れる
トム・クランシーの元ネタ (スコア:1)
さらに元ネタがあるのだと思いますが、このようなアイディア(文書のコピー毎に、意味に影響がでないちょっとした句読点や言い回しの変化をつけて、情報漏洩があった際の出所を判別する)は、トム・クランシーの小説で主人公のジャック・ライアンが CIA のために開発したことになっていますね。
発行数に合わせて? (スコア:1)
>DRMによる変更点は同じ電子書籍でも発行数に合わせて異なるようになっているという。
「発行数に合わせて」の意味がよく分からなかった。
Wiredの記事>the changes are unique to each e-book sold.
「変更点は電子書籍毎に異なる」だそうです。
タレコミもそういう意味かもしれないけど。
くとうてん(笑) (スコア:1)
句読点)がちょっとおかしいだけでくどくてん(なぜかへんかんできない)とくれーむをいれてくるひとがいるこくないではつかえませんね……
この馬鹿を今すぐ、黙らせろ (スコア:1, 興味深い)
このドイツの研究者とやらは
オスカー・ワイルドやオールド・セミコロンの逸話を知らないのだろうか。
全部が全部そうではないだろうが、句読点の一つ一つに魂を乗せる作家だって多いのだ。
こいつのやっていることは、下らないDRMとやらのために
そういう作者の気高い魂を切り刻でゴミに捨てる行為ではないか。
Re:この馬鹿を今すぐ、黙らせろ (スコア:2)
作家側に選択の余地があるならば、という前提を置いた上で、選択肢の一つとして研究すること自体は否定されるべきではないのでは。
というのも、作家が魂を込めて云々といえば句読点に限らず、フォントや段組みやページの切れ目、行の切れ目にも気を遣う方もおり、そのため新書版と文庫版で文章を書き直される方もいるわけで。
そういう方の場合、電子書籍化されるとなれば「どのように目に入るか」を改めて考え直すことになるわけです(妥協するしないに関わらず)。
そういう方が居ることを根拠に「世の中全てに存在する電子書籍化技術の開発者は全員ケシカラン!」というのはなんというか、狭量で自分勝手ですよね?
だってその方の気に入った表示形態が選択できるのであれば電子書籍化しても良いわけですし、
その方以外のより気を遣わなくて良い文書であれば電子書籍化して文句を言われるスジ合いはありませんし。
この技術を使わないと出版社から本を出すことは不可能!という世の中になったら確かに困るでしょうが、それは「この研究をしている人」に帰する話ではないかと思います。
Re: (スコア:0, おもしろおかしい)
コメントを書く前にニュースソースを一読するほどの敬意も払わない人間が、作家の魂とやらを語る。
実に皮肉が効いていて良い。
Re: (スコア:0, 荒らし)
作家の魂を汚す馬鹿がここにも一人。
ニュースソースぐらい読んでいる。
他人を批判するなら根拠を示せ。できないなら発言するな。
Re: (スコア:0)
> 他人を批判するなら根拠を示せ。できないなら発言するな。
見事なブーメランですね。
タブと空白の組み合わせで (スコア:1)
ソースコードなんかだと、タブと空白の組み合わせによってステガノグラフィ的な何かを実現するってアイディアは昔から有ったよね。
屍体メモ [windy.cx]
Re: (スコア:0)
タブやスペースで表現するプログラミング言語が、、、
Re:タブと空白の組み合わせで (スコア:1)
brainf*ck系のアレか。。
屍体メモ [windy.cx]
ここではきものをぬいでください (スコア:0)
小学校時代の教科書(だったかな?)の文章を思い出しました。
Re: (スコア:0)
発注内容:ふたえにしてくびにかけるじゅず *1
diff (スコア:0)
いまいち何言っているのかよく分かんないけど、diffとって差分直すんじゃ駄目なの?
Re:diff (スコア:2)
誰かが印刷された本から手入力するなり、OCRで読み込んでちまちま誤認識分を修正するならその通りですが、しかしそれをやった時点で、電子書籍版の電子透かしを回避する必要はないですよね。電子透かしのないデータが手元に存在しているということだから。
Re:diff (スコア:1)
透かしのある複数のデータを比較し、相違点についてはランダムにそのどれかを選ぶ、というふうにすれば、
有効な透かしがないデータが作れそうです。
音楽や画像の透かしは、簡単にこんなことができないよう色々考えてある(角度とか)、と聞き及んでおりますが、
文章はデータ量が圧倒的にすくないので、このあたりは難しそうですね。
除去法 (スコア:0)
句読点を一律、。に置き換えたら終わりじゃないの?
行間のスペースを微妙に変える (スコア:0)
たしか行間のスペース(行と行の距離)を微妙に変えるという似たようなアイデアもなかったっけ?
Re: (スコア:0)
そちらの方が筋はよさそう。
「違和感を感じない&&機械で読み取ればわかる」程度の行間隔変化であれば
多くの作家にとっては許容範囲でしょうし。
使い道がよくわかんない (スコア:0)
仕様書以外の英語読めないんで教えて欲しい。
文字や句読点を微妙に変えたくらいじゃ、ほとんどちゃんと読めると思うんだけど、
これをどう有効活用するの?
Re: (スコア:0)
読めなきゃ困る。
読める範囲で微妙な改変を行い、その違いを利用してデータを個別に識別できるようにするのが目的。
そのデータは正規のものか。他のユーザにすでに紐付けされていないか。
不正利用なら、どのデータのコピーか。どのユーザがそのデータを放流したか。
そういうのの追跡に役立ちますねという話。
それはすでに (スコア:0)
OSAKA フィルタで実装済み。
うそ。