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著作権

ウルトラマン、円谷へ帰る 23

ストーリー by nabeshin
帰ってきたぞ帰ってきたぞ 部門より

KAMUI 曰く

AFP BB Newsの記事に依ると、かつて取り交わされたとする契約書を以って「ウルトラマンシリーズの共同著作者」と主張していたタイの映画制作会社チャイヨー・プロダクションの会長などに対して、円谷プロダクションが契約無効を求めた訴訟で、タイ最高裁が円谷プロの主張を全面的に認め、チャイヨー側には「一切の権利が無い」として賠償金を支払う事を命じた。

参考:円谷プロの親会社 TYOのニュースリリース

チャイヨー側は、1976年に交わしたとする「日本以外において(期間を定めない)独占権を得た」との契約書を元にして海外で「ウルトラマンの著作権者」として事業展開を行っており、これらに対して円谷側が不正な契約で無効と主張。1997年以降、日本とタイの両国で訴訟を起こしたが、日本側では最終的に敗訴となっていたり、タイ最高裁で一部作品の権利がチャイヨー側にあるという判決が出たり、また、一方でチャイヨー側も円谷プロを訴えるなどしていた。その辺りはウィキペディアの記事に詳しい。

この5日、タイ最高裁は「契約書は偽造で無効である」として、1070万バーツ(約 3470万円)の賠償金の支払い、およびウルトラマンの商業利用停止の判決を下した。処で、チャイヨーではウルトラマンのテーマパークを建設中だった筈だが・・・

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  • タイトルは (スコア:5, おもしろおかしい)

    by Lurch (10536) on 2008年02月08日 15時57分 (#1293741)
    どうせなら「帰ってきたウルトラマン」がよかった
    --

    ------------
    惑星ケイロンまであと何マイル?
    • 帰ってきたウルトラマソ (スコア:2, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2008年02月08日 17時31分 (#1293782)
      おらは死んじまっただ おらは死んじまっただ
      おらは死んじまっただ チャイヨーに行っただ

      チャイヨーよいとこ一度はおいで
      酒はうまいしねえちゃんはオトコノコだ
      ワー ワー ワッワー

      おらが死んだのは偽造契約書で
      「アレーッ!」
      だけどチャイヨーにゃ こわい社長様が
      酒をとりあげて いつもどなるんだ

      「なあおまえ チャイヨーちゅうとこは
       そんなにあまいもんやおまへんにゃ
       もっとまじめにやれ」
      親コメント
    • by imasyu123 (24336) on 2008年02月08日 17時48分 (#1293799)
      むしろこんな結果になるのならこっち [livedoor.jp]では・・・
      親コメント
  • by maia (16220) on 2008年02月08日 21時21分 (#1293930) 日記
    海外での商売は今回の勝訴で大丈夫だとして、ここで気になるのは、やはり日本の裁判所が、契約書を真正と判断していた点じゃないんだろうか。
    • by Amenomori.Nother (30605) on 2008年02月08日 22時58分 (#1293980)
      そうなんですよ。最高裁で決まったので覆しようが無いんでしょうが、非常にかっこ悪いように思います。何をやっていたのかと。
      経緯がわからないので何ですが、「海外販売権や再放送権は、タイ人の映画プロデューサーが譲り受けた」というようなことをするなんて到底考えられませんね。結局、日本の最高裁が認めても、タイの最高裁で否定されたわけですから、海外での販売権などはタイのチャイヨーには無いわけで良かったのでしょうが日本の最高裁の判決としてはいかがなものだったのかと。
      他の判決についても同じようなもんかと思われますね。
      親コメント
      • 円谷プロで「到底考えられない」「かっこ悪い」といえば、セクハラ訴訟 [zakzak.co.jp]こそ仰天しました。
        考えられないからといって現実にありえないとは言えない。

        チャイヨーの件は、円谷プロが何度も経営危機に陥っていたのは事実なので、「コンテンツビジネス」なんて言葉もなかった時代ならそういうこともあったのかなーと思っていました。
        それにしても今回、どんな新しい証拠が出たんでしょうね。
        親コメント
        • 別に円谷プロがカッコ悪いわけではないのですが…。
          創業家を継いだ親戚縁者ではありがちな話でしかありません。

          経営危機に陥っていたから海外での販売権利や放映権を売り渡していたというのであれば、それなりの金の流れが残るわけですが、むしろ、契約書よりもそちらの証拠のほうが大きいように思いますが、偽の契約書ということであれば、金の流れもないし、協力してコンテンツを作っていたから権利は俺にもある。そういう契約書だけがある。というチャイヨーの主張になるのではないでしょうか。経営危機との関連であれば、もう少しわかりやすかったように思います。
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          • >別に円谷プロがカッコ悪いわけではないのですが…。

            これはつまり、契約書が偽造であるという明々白々な証拠があったのに、日本の最高裁は馬鹿でそれがわからなかった、という意見でしょうか。
            わしとしては、日本の裁判所がそこまで馬鹿とは思えなくて、円谷はそんな証拠があったなら日本の裁判で出していれば敗訴なんかしなかったんじゃないかなあ、という感想を抱いてしまいます。だから、カッコ悪いのは裁判が下手だった円谷。

            読売の記事 [yomiuri.co.jp]には

            1976年に会長が円谷プロと締結したとされる初期9作品の譲渡などを記した契約書も、手書きであることなどを理由に偽造と断定した。
            とだけあって、詳しい事情はわからないのですが、「手書きだから偽造」というのが主な論拠だったとしたら、こんな恐ろしい裁判もない。賄賂でも掴ませたんじゃないかと邪推してしまいます。雑誌とかで詳報が出るのを待ちたいと思います。

            セクハラの方は、ZAKZAKの

            一連のセクハラ問題の過程で、同プロの女性に対する“圧力”も強まったという。
             「辞めれば結局、女性の負け」と考えた女性社員が提訴後も出社したことで、一部同僚から「会社をつぶすのか」と糾弾され、机を荒らされるなど嫌がらせを受けた。直属の上司も「社員の総意だ」とイジメを放置してきたという。
            という記述を信用するなら、本人だけでなくて会社全体が異常だと思えます。ヒーロー番組の制作会社では、こんな対応がありがちなのでしょうか。
            親コメント
  • 砧の円谷旧本社と東宝ビルト、今月で閉鎖だそうです(朝日新聞の記事 [asahi.com])。
    東宝ビルトは怪獣倉庫で有名ですよね。

    円谷特撮・東宝特撮の故郷が消えてしまう訳で。ウルトラマンは何処に帰ればいいのだろう。
    反面、日曜朝のスーパーヒーロータイムのよなCGを組み合わせた特撮の進歩もすごいので、ま時代の流れなんかなぁ、と。

  • by Anonymous Coward on 2008年02月08日 15時48分 (#1293735)
    ラーマーヤナのテーマパークにすればよろしいかと
  • by Anonymous Coward on 2008年02月08日 17時38分 (#1293791)
    なぜか京都のカバン屋さんを思い出した。
  • by Anonymous Coward on 2008年02月08日 17時50分 (#1293803)
    さっそくゾフィーの手柄になっていたのが笑えました。
    「円谷安心しろ、チャイヨーは私が倒した」

    元ネタは「ゼットンは私が倒した」 [google.co.jp]
  • by Anonymous Coward on 2008年02月08日 20時53分 (#1293917)
    TYOでチャイヨーって読むの?ヘェ~
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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