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PayPalではクマムシを示す英単語がブロック対象になっている
PayPalでは「クマムシ」を示す英単語「tardigrade」がブロック対象になっており、この単語が商品名に含まれていると決済できないそうだ(Archie McPheeのツイート、 GeekWireの記事、 Adlandの記事)。
この件は奇妙な商品のみを販売する米国・シアトルのギフトショップ Archie McPheeがPayPalに問い合わせたことで判明した。PayPalの回答によれば、特定の単語で内部のセキュリティシステムが発動する仕組みになっており、この動作をオーバーライドすることはできないのだという。そのため、これを回避するには使用する単語を変更するしかないとのこと。実際にtardigradeを商品名に含む商品をPayPalで決済しようとすると、購入者側にはPayPalのユーザー規約に違反するため取引を完了できない旨表示されるそうだ。
この問題はArchie McPheeに限らず発生しており、理由がはっきりしないまま商品名を「Tardigrade Enamel Pin」から「Water Bear Enamel Pin」に変えたショップもあるようだ。なお、Archie McPheeではtardigradeが商品名だけでなく商品説明に含まれる場合もブロック対象になると説明しているが、Water Bear Enamel Pinの商品説明にはtardigradeという単語が含まれている。
Archie McPheeではクマムシのオーナメントについてオンラインショップの表示名を「Water Bear Ornament」に変更しているが、そのほかのクマムシグッズでは表示名を変更していない。
「かん」と「すが」の2人の菅総理問題が爆誕
自民党総裁選では菅義偉官房長官が次期総裁になることが確定的だが、これによって菅直人と菅義偉という同じ漢字で、「かん」と「すが」という読みの違う総理が誕生する。やや古い記事だが、NEWSポストセブンのこの記事によると新聞など文字ベースで記事を起こす記者は頭を悩ましているという(NEWSポストセブン)。
この記事によると、現憲政史上、同姓の総理大臣は「田中義一と田中角栄」「鈴木貫太郎と鈴木善幸」など5組あるとのこと。ただし、10年未満の期間で同じ漢字の性を持つ総理大臣は今回が初めてだそうだ。菅元総理が菅総理を国会で追及という字面的にも微妙な状況も出てくるかもしれないとして記者が頭を悩ましているようだ。IT的にもこれまでは菅首相(菅総理)とググれば、菅直人関連の情報が出てきたが、これからは菅義偉首相の情報も混在した状況になるという問題も指摘されている。
過去記事で経済産業省が、人工知能を使って国会答弁の下書きを作成するという話があったが、こういうシステムでも混乱するかもしれない。あと日経新聞で使われているAIが企業決算の要点をまとめるシステムなどでもトラブルが起きそうな気がする。例えばひねりすぎて第二次菅内閣なんてやらかす可能性はあり得そうな気がするのだがどうだろうか。
米オラクルを選定、MS脱落 TikTok争奪戦
> 詳細は明らかになっていないが、オラクルは「技術パートナー」となる。売却ではなく、事業再編と位置付けられるという。
さて、これをトランプ大統領が受け入れるのやら?
オラクルって買収したソフトウェア権利を大事にしないイメージがあるから、軒を貸して母屋が取られないのでバイトダンスから選ばれたのではないかと、タレコミ子は邪推しています。
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日本電子決済推進機構の「Bank Pay」、ドコモ口座問題を受け新規受け付けを停止
日本電子決済推進機構が推進しているQRコード決済「Bank Pay」にドコモ口座と同じ問題が見つかり現在新規受け付けを停止している。「Bank Pay」もメールアドレスだけで新規アカウント作成が可能で、一部金融機関の口座と紐付けで本人確認が不十分だったようだ。(読売新聞)
現在、セキュリティー強化の為に「SMS 認証の導入」、「 eKYC の導入検討」、「不正取引モニタリングの高度化」など行っているようだ。
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ファーウェイがスマホ事業から撤退するという観測
14日、JBpress(Japan Business Press)がBIGLOBEニュース経由で配信した「独自OSもむなしく、ファーウェイがスマホ撤退か」という観測記事が発端となり、Twitterで一時「スマホ撤退」「Huawei」がトレンド入りした。
もちろんこれはファーウェイが発表したものではないが、まったくの荒唐無稽な話ではなく、台湾の業界紙「電子時報」で伝えられた業界関係者の話と、中国発ITメディアの「36Kr Japan」で報じられたアップル製品アナリストの分析が根拠となっている。
ディフェンス・リサーチ・センターの横山恭三研究委員は記事の中で「ファーウェイには、旧世代のスマホを生産・販売するか、あるいはスマホ事業から撤退するかの2つの選択肢しか残されていない。」と述べている。
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米税関・国境警備局、OnePlus Buds Whiteを偽の「AirPod」として押収
米税関・国境警備局(CBP)は11日、「Apple AirPod(ママ、以下同) Earbuds」の偽物をジョンFケネディ国際空港(JFK)の貨物施設で8月31日に2,000個押収したと発表した(プレスリリース、 SlashGearの記事、 Android Policeの記事、 The Vergeの記事)。
貨物は香港からネバダに向けて発送されたもので、本物であればメーカー希望小売価格で398,000ドルに相当するという。CBP職員はさまざまな危険から米国民を守るため日々努力しており、今回の押収はその成果とのこと。
ただし、プレスリリースに偽のAirPodとして掲載された写真はOnePlusのワイヤレスイヤフォン「OnePlus Buds White」のものだ。現在米国のOnePlusオンラインストアでは79ドルで販売されており、本物であれば158,000ドルに相当する。
この件を「AirPods」と正しいスペルで知らせるCBPのツイートには間違いを指摘するコメントが多数付いているが、CBP側からの返信はない。なお、CBPが2014年にSparkFunのデジタルマルチメーターの輸入を差し止めたことを指摘するコメントもみられる。
スラド国民投票: 国勢調査2020の回答方法は?
国勢調査2020の回答方法は?
・インターネット(スマホ)
・インターネット(パソコン)
・郵送
・調査員による回収
・調査の対象ではない