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Windows

Windows 10 Insider Previewに診断データの閲覧機能が追加される 30

ストーリー by headless
閲覧 部門より
Microsoftは24日、Windows 10 Insider Preview ビルド17083をファーストリングおよびSkip Ahead向けに提供開始した。このビルドではMicrosoftに送信される診断データの表示が可能になっている(Windows Experience Blogの記事)。

診断データの表示を利用するには、設定アプリの「プライバシー→診断&フィードバック」に追加された「診断データビューアー」をオンにして「診断データビューアー」ボタンをクリックする。初回は「Microsoft Store」アプリで「Diagnostic Data Viewer」のインストール画面が開くので、インストールを実行すれば診断データを表示可能になる。また、本ビルドでは標準ユーザーの権限で診断データの送信レベルを変更可能になっているそうだ。ただし、このオプションはWindows Insider Programで管理されているため、動作は確認できなかった。

なお、設定アプリの同ページには「診断データを削除します。」というテキストも用意されているが、現在のところ特に操作は割り当てられておらず、今後追加されるオプションのプレースホルダーとみられる。Ed Bott氏のZDNet記事によれば、「診断データビューアー」と「診断データを削除します。」というテキストはビルド17063から追加されていたとのこと。

Windows 10では当初、診断データと使用状況データの過剰な収集プライバシー軽視が批判されていたが、その後のバージョンで改善が進められ、フランスのデータ保護当局によれば「基本」の設定で半分近くまで減少したとされる。診断データの管理機能は、さらなる改善の一環とみられる。Ed Bott氏はEUの一般データ保護規則(GDPR)に準拠するためのものである可能性も指摘している。

本ビルドの設定アプリではフォント管理ページが「個人用設定」に追加されており、ここからMicrosoft Storeアプリを開いてフォントを入手することも可能になっている。また、「アプリと機能」でUWPアプリの詳細オプションを開くと、アプリのパーミッションをまとめて設定できるようになった。「非通知モード」は「フォーカスアシスト」に名前が変わり、設定アプリの「システム」に専用の設定ページが追加された。このほか、TimelineやHyper-V/WSL、簡単操作の改善、Windows Helloセットアップの容易化なども行われているとのことだ。
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