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プライバシ

デジタル時代、消費者は商品を「所有」できない 126

ストーリー by hylom
たびたび話題になっている話ですが 部門より

人々が購入したもを「所有」できなくなっている、という議論が話題になっている(日経ビジネス)。

たとえばTesla Motorsの電気自動車の一部はソフトウェアで機能を制限しており、追加料金を支払わないとバッテリーなどが100%の性能を発揮できないようになっている(過去記事)。また、米国では専用のソフトウェアがないと修理できないトラクターが問題となった。そのため、修理する権利を法制化する動きも出ているという。

さらに、デバイスがその所有者の情報をメーカーなどに送信することについても問題とされている。たとえばロボット掃除機「ルンバ」が利用者の部屋の情報を収集・送信するという話や、「IoTバイブレータ」の利用者情報送信などが記事では取り上げられている。

これ以外にも、電子書籍やストリーミング配信などについても、利用者には所有権がないことが議論されている

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by NOBAX (21937) on 2017年10月26日 8時26分 (#3301582)
    欲しいのは商品が持つ機能だ。
    レンタルでもシェアでも目的とする機能が実現されれば十分である。

    マーケティングの有名な格言にT.レビット博士の
    「人は1インチのドリルが欲しいのではない。1インチの壁の穴が欲しいのだ」
    というのがある。
    ユーザーが欲するのは目的を実現する機能や手段である。

    Excelでいえば、Excelが欲しいのでなく、その計算機能が欲しいのであり、
    さらには、計算結果があればよく、その結果を評価して何をすべきかを
    指示してくれれば十分なのだ。
    • by Anonymous Coward on 2017年10月26日 10時23分 (#3301655)

      「自分が穴を開けたいと思った時にすぐ穴がほしい」の間違いだな
      その目的を達成するのに一番適した手段が、1インチのドリルの所有権を購入し何時でも自分の好きな時に使える状態にするだけだ。

      所有権を持っていれば工具箱を探す数分程度の待ちで済むが、レンタルやシェアならその何倍かかるかな?

      親コメント
      • > 所有権を持っていれば工具箱を探す数分程度の待ちで済む

        所有してるはずだが、数分程度探した程度では見つからない場合はどうすれば良いのでしょうか?…

        先日、数年ぶりぐらいに木工なDIYをしたのですが、以前買った電動ジグソーを見つけることができませんでした。どこかにあると分かってもう一個買うのは負けた気がするので、手動の糸鋸で頑張りましたよもう。

        まあ、工具みたいな大物でこんなことをやっちゃうのは滅多にありませんが、書籍だとこんなことはしょっちゅうですね。購入時期別の地層に積ん読状態になってたりするので、シリーズ物を一式探すことになったけど、一冊だけ見つからない、なんてことになったりしたら、その巻はもう一冊買っちゃったりとか。

        そんなことしてると、もうレンタルでいいよ、とか思ってしまいます。
        ストーリー本来の話題に沿って語るなら、「所有する場合の管理コスト」まで考えた場合には、「所有せず、都度手配するほうが有利な場合もある」ので、そこまで考えて「所有すべき」かどうかは考えるべきかと。

        親コメント
    • by Anonymous Coward on 2017年10月26日 10時37分 (#3301666)

      問題は「所有」でない場合、相手の都合で「必要な機能を勝手に消される、必要な時に取り上げられていて手に入らない」事だと思うんですがね。

      1インチの壁の穴が欲しい時にドリルを持っていれば、すぐに開けられる。
      だが、ドリルを買ったはずなのに、1インチの新しい穴が欲しい時に勝手にドリルを取り上げられていて、しかも手に入らない。

      電子書籍なんてその最たるもので、
      「その本を読む、知識を入れる、読み返したいときには相手の都合で削除ずみ」

      それって「買う」と言うのかね?

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2017年10月26日 10時09分 (#3301649)

      欲しい機能がいつまでも欲しいときに提供されるとは限らない

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2017年10月26日 13時53分 (#3301786)

      「機能さえ果たせばそれでいいじゃない」というのは、まあ、そうなのだが、
      ここで問題にされているのは、そういうことじゃないんだと思うんだよね。

      近代法の大原則としての「私的所有権絶対の原則」、自分が所有しているものに対しては、
      公共の利益・公序良俗に反しない限り、国家だの売り主だのから制限を受けない完全なコントロールを持っているはずなのに、
      そうじゃないケースが増えてきている、これに対して、注意を向けるべきなんじゃないのか、という話。
      もしかしたら、それに対応した法整備(消費者保護の在り方とか)が必要なのかも知れない。

      「契約自由の原則」は存在するから、制限を受け入れることを条件とした契約によりモノを売ってもらうことも自由だし、
      売買(所有権の移転)の形式ではなく、サービス提供の形式での契約を受け入れることも自由。
      買主/サービス受益者が、それで満足しているのであれば、何の問題もない。
      でも、優越的な立場を背景に、企業が消費者に制限を押しつけているのだとしたら、どうか。

      そういう問題提起の記事でしょ。

      親コメント
    • by Anonymous Coward
      >>Excel
      LibreOffice、OpenOffice界隈ガチ勢の方々は骨の髄からそう思ってんでしょうね。
      その心意気でExcel文化をひっくり返してやって下さい。
      タイミングに恵まれなければ時間もカネもかかるでしょうけど。
      なんかどっかの国の政党勢力事情みたいだ。
      • by Anonymous Coward

        1インチの穴を電動ドリルで開けるか、キリでグリグリ開けるのか、釘を一回刺して引っこ抜くのか、方法は違えども、穴をあけるまでの所要時間や品質には差が出るね。

        電動ドリルが無く、急いで開けなければならないときは釘を使うのンもしょうがないね。

        • by Anonymous Coward

          それにしたってほしいのは時間短縮効果や品質であって、ほしいのはやっぱりドリルじゃない。
          ドリルを使わずに瞬時にキレイな穴が開くならそれでいい。

          # ドリルが目的ではないのでドリルそのものを所有できなくても目的のモノが手に入るならレンタルでいいって話だぞ。

        • by Anonymous Coward

          太さ1インチの釘やキリって見た事無いです。

    • by Anonymous Coward

      そうは思わない人が一定数いるから、
      自動車だとか高級腕時計だとかは絶滅しない。

  • by yuya_ryuno (36223) on 2017年10月26日 9時36分 (#3301627)

    パッケージよりサブスクリプションの方が、都合が良いことが多いわけで。

    ・パッケージは一度買ってしまうと、それ以降売上が発生しない。その割には、セキュリティパッチなどの提供を発売後一定期間で取りやめると批判が多く、企業イメージに傷がつく。
    ・パッケージはバージョンアップなど買い替え時に、他商品に乗り換えられるリスクがある。
    ・金額にもよるけれど、会計上パッケージは資産扱い、サブスクリプション利用料は費用扱い。後者の方が企業は購入しやすい。

    ベンダーとしては売上も安定・予測しやすいし、商品開発も続けやすいし、メリットが多いのよ。

  • by akiraani (24305) on 2017年10月26日 9時02分 (#3301602) 日記

    テスラの件は緊急時なので安全機構であるリミッターを解除したってだけで、ソフトウェア制御じゃなかったらそもそもユーザーは違法改造でもしない限り手が出なかった領域の話だろう。
    トラクター修理の問題はメーカーがユーザーにハードいじって欲しくない言い訳としてDMCAを使ったと言うだけで、本質的には安全性が高くなって通常使う分にはメンテナンスフリーが進んだのと、その分複雑化して素人修理が難しくなってうかつに触らせると問題起こすからだろう。

    IoTにまつわる問題についてはそもそも所有とか関係なくて、所有しててもリースやレンタルと同じ問題が起きる。

    音楽DL配信ではストリーミング配信サービスが流行る前はDRMフリーの流れがあったから、今でも購入契約したものはちゃんと所有できるものが主流のはず。所有できないんじゃなくて所有できるサービスがあるのに高いから使ってないだけだろう。

    このタイトルで問題になるとすれば、Kindle 向け電子書籍に回収騒動、Kindle 内から「勝手に」削除される [yro.srad.jp]とかに代表される購入に見せかけた期限を明示してないリースみたいな契約とDRMにまつわる話くらいだろう。

    --
    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
    • by Anonymous Coward

      本や音楽のデータ購入って、
      本来サービスの購入じゃないのかな。
      物ではなく体験する権利の購入。
      だから期限付きとかサービス終了で使えなくなるのは構わないけど、
      紙の本と同じ金額で売ってたら割高だと思う。

  • by ymasa (31598) on 2017年10月26日 8時21分 (#3301579) 日記

    すらどの書き込みもすらどのものか。

  • 本題からそれるけど、所有できないから子孫に譲ることができないのも気になります。
    「iTuneで購入した音楽を家族に相続させるべき!ブルース・ウィリス、アップル社相手に...」 [cinematoday.jp]2012年記事あり。
    その後の決着はわかりません。 Bruce Willis, Apple iTunes とかで英文も探したけど決着は謎。
    (特定のサービスのIDとパスワードを遺言で子供に残すのはきっと違法な利用方法でしょうね)

  • by Anonymous Coward on 2017年10月26日 8時35分 (#3301586)

    ソフトウェアで機能を制限するのは、払える人からガッツリむしるためのしくみなんだから、規制したら廉価版がなくなるだけで、困るのは貧乏人ではなかろうか。

    • by Anonymous Coward

      サブスクリプションも良し悪しだな。
      サポートを提供するといいながら、売り切りで一定期間セキュリティパッチを出すだけで、気が付いたら新バージョンが出ていてサポートが打ち切られている。
      サブスクリプションで一定期間ごとに金を請求されるけれども、サポートが継続し、気が付いたら勝手にアップグレードされていたりする。
      アップグレードに関するトラブルを考えると、買い切りでいいような気もするが、新バージョンが出る間隔が短くてサポート期間が短かったりすると考えてしまう。
      もっとも、ハードウェアは3年もすればサポート終了になるから、3年で減価償却するつもりで使うべきなのかもしれない。

  • by g6 (48234) on 2017年10月26日 9時39分 (#3301630)

    現金は「所有」できるのでしょうか。

  • by Anonymous Coward on 2017年10月26日 8時22分 (#3301580)

    自分は嫌だからそういうものは使わない。

  • by Anonymous Coward on 2017年10月26日 8時31分 (#3301584)

    神(?)からの借り物だっけ

  • by Anonymous Coward on 2017年10月26日 8時40分 (#3301590)

    自分の都合ではなく、相手の都合で終了するからできるなら手を出したくない

    • 確かにバグっててもそれを認めないとか
      故障しても修理に時間掛かって
      使えないのに料金を払わされる図が浮かんだわ。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      相手の都合だけでなくて、自分の都合でも終了(解約)できるところは多い。
      ただし、自分の都合だけで終了(解約)できないところもある。

      Yah○○!のあるサービスから退会して5年以上経ってから、何故かお知らせが飛んで来るようになった。
      あの会社での個人情報取扱基準はどうなってるんだろう。

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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人

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