
Microsoftが出願していた「使った分だけ払う」コンピュータシステムの特許、却下される 29
ストーリー by hylom
どうするMicrosoft、 部門より
どうするMicrosoft、 部門より
insiderman 曰く、
Microsoftが先日出願していた「使った分だけ料金を支払う」というビジネスモデル特許が却下されたようです(ZDNet UKのDavid Mayer氏のブログ)。
この特許は「Metered Pay-As-You-Go Computing Experience」と呼ばれるもので、コンピュータの計算能力をどれだけ使ったかによって課金を行う、というもの。いままでも使用したディスク容量やメモリ量、時間といった単位で課金を行うシステムはありましたが、今回の特許では行った計算量で課金する、という点が新しいと思われます。(ComputerWorldの記事、The Inquirerの記事)。
却下された理由は「すでに同様の特許があったから」とのこと。ただし、これは最終決定ではなく、Microsoft側はまだ異議申し立てや再申請ができるようです。
却下理由 (スコア:2, 興味深い)
ことだけ挙げているけど、元のブログでは「曖昧な用語が散在し
ていた」ことが第一の理由として挙げられている。
MSも特許が通れば儲け物程度の感覚で、あまりまじめに書かなか
ったんじゃないかな。
Re:却下理由 (スコア:2, 参考になる)
ついでに参考までに PAIR の見方。元記事繰ると、MS の出願は Series 11 の番号 766613 だと分かるから、米国特許庁の PAIR [uspto.gov] に行って、11/766613 と放り込めば拒絶内容を含めて履歴が PDF で得られます。但し重いことに注意。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
そもそもこの古い技術を(知らずに?)特許申請しようとしたこと自体、
「へんなもの」カテゴリにでも分類すべきトンデモネタでしょ。
今回の記事はそのオチの部分。あっさり笑い飛ばしましょう。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
それが広すぎて、既存の対象にもひっかかっちゃたんだと。
つか、米国特許庁って本当に形式審査だけじゃ無くて一応中身も見てるんだってのがちょっと意外。
流石に古いコンピューターの使い方にMS風タイトルつけただけじゃん、とか思ったんだろか。
新たな制度の命令が許可される? (スコア:2, おもしろおかしい)
今回の命令の画期的なところは、フリーズした回数ではなく、フリーズしてから再起動完了までの「時間」で返金されるというところである。
Re:新たな制度の命令が許可される? (スコア:1)
Re:新たな制度の命令が許可される? (スコア:1)
これだけCPU性能が上がってくると, そろそろ
ぐらいの保護リング構成(i386でも可能)にしてもいいような気がしている.
Re: (スコア:0)
原因の所在がなんであれ、システムとして不良品状態で使う事を余儀なくされるので
「使った分だけ課金」は無効、その代わり「フリーズした時に違反金」も無効になる。
あれ?今のWindowsと変わりないよ?
だめだなぁ (スコア:1, おもしろおかしい)
…すでにあるビジネスモデルですか、そうですか。
Pay-As-You-Go (スコア:0)
Re:Pay-As-You-Go (スコア:1)
確かに M$ が課金するのはおしりに課金するのに等しい。
Re: (スコア:0)
# 空目ネタは面白いものを投稿してもらいたいものだ
わざわざ追いかけるほど重要な記事かな? (スコア:0)
体は別段珍しくも何とも無い。
通らなくて当たり前、万一通ったらMSにとっては儲けもの、他の人
には迷惑といった程度の話じゃないかと。
それよりも、家庭用PC、家庭用ネットワークを主眼に置いたサーバ
ークライアント型GUIアプリケーションの、もっと具体的なMS独自
の実装案が何か出てきたら、その時点で記事にすればいいんだと思
うけど。
Re:わざわざ追いかけるほど重要な記事かな? (スコア:1)
Re: (スコア:0)
だから、この出願の内容について通れば儲け物の中身の無いネタだと
言われてるんでしょ。
今のPCでやっていることをサーバークライアント型にしようと思った
ら課題山積みなのは誰でも分かっている話。
その現実的な問題に触れずに、既に一般化している基本技術を今更特
許にしようというMSの態度を笑いとばそう、というのがこのトピッ
クの趣旨ではないかと。
Re: (スコア:0)
思わせるものはありますよね、米国特許。
結局、利用時間にCPU利用率掛けただけ?
>行った計算量で課金する、という点が新しい (スコア:0)
Re:>行った計算量で課金する、という点が新しい (スコア:2, 参考になる)
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
Re:>行った計算量で課金する、という点が新しい (スコア:1)
あのー、ジョークのつもりでコメント付けたんですけど…
まぁ、確かに最近のクレイといえば、Optreon積んだ奴 [computerworld.jp]とかあるけどさ。
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
Re:>行った計算量で課金する、という点が新しい (スコア:2, 参考になる)
受託計算(懐かしい)をやっていた当時の会社では、見積もりの中にCPU処理時間、TAPE本数、HD使用量やTSS操作時間などたくさんの項目があった。
Re: (スコア:0)
ソフトの課金をソフトの使用量で課金すればいいんじゃないか。
試用したライブラリの量で従量課金するとか。
自分でシコシコ関数などを書けばロハだけど、MS謹製のライブラリを使用すれば課金されるとか。
Officeでたとえれば、Office買うときにはPPT要らね、と思っていたけどやっぱり必要だ、というときに
改めてPPT買ってくるんでなくて、一緒にインストールしたところから使用したときに初めて課金されるとか。
今まではソフトウェア丸ごと一式買うしかなかったけど、そういうのもありかとは思う。
#ここに書き込んだことにより公知の技術となりました。MS様におかれましては特許申請の際にはACまでご連絡を。
人月計算に似ている (スコア:0)
Vista向きビジネスモデル (スコア:0)
そういえば (スコア:0)
逆だろう (スコア:1)
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */