新Microsoft Edgeのユーザー数は6億人?
Microsoftによれば、新Microsoft Edgeのユーザー数は既に6億人に到達しているそうだ(Windows Centralの記事、 Microsoftの求人記事)。
この数字はインドでのプリンシパルソフトウェアエンジニア求人記事に記載されているもので、ユーザー数が具体的に何を示すのかは書かれていない。StatCounterの2020年12月分デスクトップブラウザーシェアデータによれば、新Microsoft Edgeのシェアは7.43%(レガシーEdgeは0.57%)で、Chrome・Safari・Firefoxに次ぐ第4位。一方、Net Applicationsでは昨年3月にMicrosoft EdgeがFirefoxを上回り、以降はChromeに次ぐシェア第2位となっている。12月分データでは11.03%のシェアを獲得している。こちらはChromiumベースの新Microsoft EdgeとレガシーEdgeを区別していないが、ユーザー数としては1億人~2億人程度に相当すると思われる。
AdDuplexの12月分データによれば、新Microsoft EdgeがプリインストールされるWindows 10 バージョン20H2のシェアは13.6%となっており、これだけでも1億人を超える。Windows 10 バージョン1803~2004やWindows 7/8.1には自動更新で新Microsoft Edgeが提供(実際に見たことはないが)されており、6億人というのはインストールベースの数字かもしれない。
なお、MicrosoftではレガシーEdgeのサポートを今年3月で終了する計画を昨年8月に発表したが、発表記事では新Microsoft Edgeにアップグレードしたユーザーの数は数百万人と説明していた。レガシーEdgeサポート終了に向けて、新Microsoft Edgeのロールアウトは今後加速するとみられる。
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