スウェーデンが、ついにマスク推奨派の仲間入り

あるAnonymous Coward 曰く、

2020年は新型コロナ感染症が世界を覆い、各国は国民の健康と経済、そして個人の自由及び権利のバランスをどう取るか、大いに悩まされることとなった。 そんな中でスウェーデンは他とは違うユニークな方針とったことで度々注目をあつめている。 「マスクは『偽の安心』を与えて、かえって危険」とは、かの国でコロナ対策の指揮を執る、スウェーデン公衆衛生庁の疫学責任者アンデシュ・テグネル氏の言である。公衆衛生庁は高度な専門知識を備えたエキスパートを多数有し、政府や議会から影響を受けることなく独立して国のコロナ対策の方針を決めていると言われている。 ところが先日、スウェーデン国王がTVインタビューにて「我々は失敗した」とお怒りの発言を下されたことが世界中で話題になり、 スウェーデン政府もさすがに事ここに至っては公衆衛生庁の下知に唯々諾々と従うだけというわけにもいかんだろうと思うようになったらしい。 ついに公共交通機関利用時はマスク着用を推奨とする方針へ転換した。 しかも、テグネル氏がスウェーデンメディアに「マスクなんか全然役に立たない」と述べた数時間後の発表だったそうである。スウェーデン政府と公衆衛生庁との間の関係悪化が懸念されるところだが、間で振り回されるスウェーデン国民もいい迷惑である。 ところで、外から見ると、スウェーデンも日本も今回「負け組」なんだそうだ。どうやらその記事のコラムニストは麻生太郎の「民度」発言が気に障ったらしい。

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