マルウェアを含む拡張機能計28本、ChromeウェブストアとEdgeアドオンストアで見つかる
タレコミ by headless
headless 曰く、
Avastによれば、ChromeウェブストアやMicrosoft Edgeアドオンストアで公開されている拡張機能28本でマルウェアが確認されたそうだ(Avastのプレスリリース、 Ars Technicaの記事、 SlashGearの記事)。
28本中15本がChromeウェブストア、13本がMicrosoft Edgeアドオンストアで公開されている(されていた)拡張機能で、ダウンロード件数は合計で300万件ほどだという。拡張機能はInstagram/Facebook用が半数以上を占め、種類としてはダウンロードツールが多い。マルウェアの機能としては広告やフィッシングサイトにリダイレクトしたり、個人情報を盗んだりといったもので、別のマルウェアをダウンロードする機能も確認されたそうだ。
マルウェアは調査しようとすると活動を控える仕組みを備えており、検出は困難なようだ。拡張機能は初めからマルウェアとして公開された可能性もあるが、人気が出るのを待ってアップデートでマルウェア化したり、元の作者から買い取ってマルウェアを仕込んだり、といったパターンも考えられるとのこと。
AvastではGoogleとMicrosoftに通知しており、両社とも調査を進めていると回答したそうだ。現時点でChromeウェブストアからはリストアップされているすべての拡張機能が削除されているが、Edgeアドオンストアで削除されたのは2本のみとなっている。
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