MS Flight Simulator、大容量のためSteam版は購入後返金リクエストが事実上不可能

あるAnonymous Coward 曰く、

8月18日にフライトシミュレータ（ゲーム）Microsoft Flight Simulatorの新作がリリースされた。本作ではリアルな映像で世界各国の都市や空港が緻密に再現されているが、そのためデータ容量も非常に多く、ダウンロード版でインストールに必要な容量は150GBにも及ぶという。最近では容量が100GBを超えるゲームは珍しくはないが、本作ではゲームの起動後にデータをダウンロードする形になっている。そのため、ゲーム起動後にデータのダウンロード完了を待たなくてはならないようだ。

一方、Steamにはゲームの購入後、購入後2週間以内かつプレイ時間が2時間未満であればゲームを返品（＝ライセンスの無効化）して返金を受けられるサービスが用意されている。購入したがPCのスペックが不足してプレイできなかった、といったケースを想定したものだが、本作ではゲームの起動後にダウンロードを行うためダウンロード中でゲームが実質的にはプレイできない時間も「プレイ時間」としてカウントされてしまうという。そのため、現実的にゲームのプレイ後に返金を要求することが不可能になっているそうだ。

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