英国家犯罪対策庁、Twitterのアカウント侵害事件で起訴された英国の被告を逮捕せず

headless 曰く、

7月15日に発生したTwitterのアカウント侵害事件について、米国で起訴された英国の19歳の被告は逮捕されていないそうだ(The Registerの記事)。

この事件では米カリフォルニア北部地区連邦検事局が英国の19歳とフロリダ州オーランドの22歳を起訴し、フロリダ州の検察官がフロリダ州タンパの17歳を首謀者として起訴している。しかし、英国家犯罪対策庁(NCA)はThe Registerに対し、サウスイースト地域の組織犯罪対策ユニットと共同で7月31日に19歳の被告の家宅捜索を行ったと述べたという。そのため、The Registerでは被告を逮捕しなかったと理解したとのこと。この被告はコンピューターへの不正侵入罪と送金詐欺共謀罪、資金洗浄共謀罪の3件で起訴されている。

一方、17歳の被告の1回目の審理はZoomを使用して4日に開かれたが、ヒルズボロー郡裁判所の判事がパスワードを設定していなかったためたびたび妨害される事態になったようだ(Ars Technicaの記事)。