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1億年前の恐竜が食べた最後の晩餐。食べていたものの詳細が判明

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
1億1000万年前に生息し、外見をほぼとどめた状態の化石で見つかった恐竜について、最後に食べたと思われるえさの内容が明らかになった。恐竜の胃や、えさとして食べたものが化石の形で残ることは珍しいとされ、今回のように具体的な植物を特定できた事例は過去にないそうだ。

対象となった化石は、カナダで見つかったノドサウルスと呼ばれる四足歩行の草食恐竜のもの。このノドサウルスは死んだ後で海まで流されて海底に沈み、膨大な時間をかけてミネラル分が皮膚や装甲板にしみこんだことから、生きていた当時の状態が保たれたと考えられている。胃の内容物からシダ植物を好んで食べていたことが分かった。

胃の中から見つかった化石の内訳は花粉や胞子、コケ類などの微化石が48点、シダ植物の化石が26点、花を咲かせる顕花植物の化石が2点、針葉樹の化石が13点となっている。これらの植物化石はとても保存状態が良く、現代の植物サンプルとの比較も可能だとみられている。

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