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屋内の二酸化炭素濃度が高いと健康に害を及ぼす

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
屋内の二酸化炭素レベルが高まると、人間の思考を濁らせ、健康に害を及ぼす可能性があるそうだ。研究を行ったウィスコンシン大学のMichael Hernke博士らのチームによると、人間の健康に影響を与えるCO2レベルは、5000ppmという非常に高い濃度だと考えられてきたという。しかし、1,000ppmという低いCO2レベルでも数時間で健康に影響を与える可能性があることが分かった。1,000ppmは換気の悪い教室、オフィス、寝室などでも起きうるCO2濃度だ。エアコン付きの列車や飛行機も1,000ppmを超えることが判明している。

実験では24人の従業員がいる環境で、1営業日当たりのCO2濃度が人間の認知能力と生産性に与える影響を調べた。CO2が平均550ppmと1,400ppmの環境を比較したところ、後者で働く従業員の認知能力が半減した。動物実験では2,000ppmへの数時間の曝露により、血管の損傷につながる炎症反応が発生。2,000〜3,000ppmレベルに長期間さらされると、ストレスだけでなく、腎臓の石灰化、骨の脱灰などの影響があるとしている(The GuardianSlashdot)。
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