4月6日にGPSの2000年問題が発生。古いGPS受信機でトラブルが起きることも

あるAnonymous Coward 曰く、

「GPS週数ロールオーバー問題」と呼ばれるGPSの2000年問題の日が今年の4月6日にやってくる。この問題に対応していないGPS機器は4月6日以降、米国GPSの利用に支障が生じるとされている。GPS衛星からのGPS信号には、GPS受信機が自分の位置を計算するためのタイムスタンプが含まれている。このタイムスタンプは約20年ごとにリセットされるため、GPS受信機内部の時計の時刻もリセットされてしまう。これにより日付の誤表示だけでなく、システムとナビゲーションのデータにトラブルが発生する可能性がある。このリセットが米国時間の2019年4月6日に行われる。

現在使用中の機器が最新のロールオーバーに対応していない、もしくはパッチが提供されていない場合、タイムスタンプがリセットされ、システムとナビゲーションにエラーが起きる可能性があるとしている（The Register、国土地理院、Slashdot）。