大手キャリアの対策でMVNOのシェアの伸びが鈍化

あるAnonymous Coward 曰く、

総務省の思惑とはうらはらに、国内MVNO市場が伸び悩んでいる模様。MM総研が発表した調査によると、独立したMVNO事業者が独自に料金プランを設定して提供する「独自サービス型SIM」の回線契約数は1年間で28.7％増となった。市場全体から見ても、独自サービス型SIMの回線契約数は全体の約7％となり、2017年9月末時点の5.7％から1.3ポイント増加している。

しかし、一昨年の2016年9月末から昨年の2017年9月末にかけてのデータは1.6ポイント増であり、比較すると成長率はわずかに鈍化しているという。同社のレポートでは、「個人向けスマホの勢いにブレーキがかかった」としている。この成長鈍化の要因としては、「docomo with」、「au ピタットプラン」、「動画SNS放題」など、大手キャリアが出してきたMVNOに対抗した料金プランがあるとしている。

情報元へのリンク