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日記

バクテリアに感染させた蚊2000万匹でネッタイシマカをやっつけろ

タレコミ by masakun
masakun 曰く、
Google の親会社である Alphabet傘下のライフサイエンス企業 Verily Life Sciences が細菌に感染させた雄の蚊2000万匹をカリフォルニア州フレズノで放つ計画があるという(TechCrunch JapanVerily Blog)。

目的はジカ熱やテング熱など感染症を媒介するネッタイシマカの根絶のため。過去にも英Oxitec社が開発した遺伝子操作したオスの蚊の例があるが、Verily によると、自然界に存在する Wolbachia と呼ばれるバクテリアを持つオスの蚊を研究所で育てて放つ計画とのこと。これによりこのバクテリアをもつオスと交尾した野生のメスは生存可能な子孫をもつことができない(蚊の交尾は一生に一度)ため、人工飼育のオスとのカップリングがうまくいけば同地のネッタイシマカは減少するはずである。フレズノの2か所から車を使ってオスの蚊の100万匹を20週放し続けるこの計画、はたしてどうなるだろうか。

ちなみに日本国内では過去に沖縄や熊本でネッタイシマカが一時定着したことがあったが、現在はヒトスジシマカに置き換わっていて国内未定着だという(国立環境研究所侵入生物データベース

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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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