米食品医薬品局、リスクの高い点眼剤や虚偽の効果をうたう点眼剤の使用を避けるよう注意喚起
タレコミ by headless
headless 曰く、
目に直接入れて使う目薬などの点眼剤は免疫など身体が備える防御機能をバイパスするとして、汚染リスクの高い製品や未認可の有効成分を含む製品を避けるよう米食品医薬品局(FDA)が消費者に注意喚起している (FDA のガイダンス、 Ars Technica の記事)。
今年米国では点眼剤のリコールがたびたび行われ、FDA が注意喚起を行った。FDA は市場に出回る点眼剤を常に調査しているが、処方箋不要の市販薬 (OTC) の製造施設検査は製品が市場に出回る前に行われないこともあるという。
消費者が注意すべき点としては、点眼剤を使用する前に手を洗うこと、容器の先端に触れないこと、異常を感じたら使用をやめること、予期せぬ副作用があったら医師に相談すること、といった一般的なもののほか、使用を避けるべき点眼剤として以下のような製品を挙げている。
- 緑内障や白内障、網膜症、黄斑変性といった OTC 点眼剤では治療できない症状の治療をうたう OTC 製品
- ホメオパシーとラベルに記載された製品
- 硫酸銀や銀を含む製品
- メチルスルフォニルメタンを有効成分とする製品