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2019年12月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
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2019年12月16日のYROタレコミ一覧(全12件)
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海賊行為

「数万タイトルがプレイ可能」などとしてゲームの海賊版を販売していた男性が逮捕される

タレコミ by muumatch
muumatch 曰く、
旧聞になるが11月27日、ネットオークションで「数万タイトルがプレイ可能」などと称してゲームの海賊版を販売していた男性が逮捕された(ACCSの記事)。
男性は海外の違法アップロードサイトからゲームをダウンロードし、エミュレータと一緒にMicroSDなどに入れて販売。わずか1か月で約250万円の売り上げがあったという。

記事ではゲームのプラットフォームは明示されていないが、スーパーファミコンやゲームボーイアドバンスと思しきタイトルがあげられている。もちろん何万というからには、他のレトロゲーム機も対象になっていたものと思われる。

今回のものとは違うが、アマゾンやヤフオク、フリマアプリなどでは、数千〜数万ものレトロゲームを詰め込んだハードが堂々と販売されている。タレコミ人の感覚では数年前からよく見かけるようになった気がしているのだが、メーカーがなぜこういうものを放置しているのか不思議に思っていた。今回はカプコンとバンナムが告訴しているが、漫画の海賊版が何かと話題にのぼる昨今、ゲームの海賊版にもより光が当たるようになるのだろうか。

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14070162 submission
Windows

Windows 10 Mobileのサポート終了、1月に延期

タレコミ by headless
headless 曰く、

MicrosoftがWindows 10 Mobile バージョン1709のサポート終了を1月に延期したようだ(KB4522812 英語-米国版Softpediaの記事MSPoweruserの記事)。

バージョン1709はWindows 10 Mobileの最後のメジャーバージョンで、更新プログラムが提供されている唯一のバージョンだ。月例更新プログラムの情報ページには6月分(KB4505390)以降、2019年12月10日にサービスを終了する予定だと記載されており、12月10日にリリースされた更新プログラムが最後になるとみられていた。12月分(KB4522812)でも同様の記述がみられたが、英語版(英国カナダオーストラリアインド など)の情報がその後更新され、2020年1月14日のサービス終了に変更されている。そのため、来年1月14日に新たな更新プログラムが提供されるものとみられる。

この変更についてWindows 7の延長サポート終了に合わせたとの見方もあるが、Microsoftは特に理由を説明していない。Windows 10 Mobileのサポート終了に関するFAQページは英語版も更新されておらず、12月10日以降は新しい更新プログラムが提供されなくなるという記述のままになっている。

14070377 submission

太陽誘電、2021年度中に全固体電池を量産開始

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
太陽誘電が電解質を固体にすることで信頼性を高めることのできる、全固体リチウムイオン二次電池(全固体電池)を開発したそうだ。2020年度中にもサンプル出荷を始め、2021年度中に量産を開始する予定とのこと。開発した全固体電池は、外形寸法が4.5×3.2×3.2mmの4532サイズや1.0×0.5×0.5mmの1005サイズが中心。セパレーターを不要にする独自の酸化物系固体電解質セラミックスを用いたり、積層プロセスを採用したりすることで、全固体電池の小型化と大容量化を両立させることが可能となったとしている。

情報元へのリンク
14070384 submission
パテント

UCC、茶・白・赤の三色の組み合わせを商標登録

タレコミ by hylom
hylom 曰く、

UCC上島珈琲が、同社の缶コーヒーに使われている「茶・白・赤」の3色の組み合わせを「色彩のみからなる商標」として登録されたと発表したImpress Watch)。

色彩のみの商標登録は高い認知度がないと登録が難しいそうで、これまで7例しかなかったという(Yahoo!ニュース)。

14070392 submission

次世代原子炉は小型で安全になる

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
原子力発電の未来は、オレゴン州立大学のキャンパスで20年かけて静かに開発されてきた。開発したのはスタートアップ企業NuScale Power。NuScaleの開発した原子炉では、もはや巨大な冷却塔や広大な緊急区域は不要だ。小型のリアクターを複数組み合わせる構造であるため、工場で組み立てることができ、遠隔地に輸送することも簡単だ。その上、大型炉では採用できない冷却および安全機構を利用できるため、多くの緊急事態への対処も容易とされる。また、既存の原子炉と比較して核燃料をほとんど使用しない構造にある。

いくつかの環境保護団体では、原子力エネルギー是非に関しては自己矛盾と崩壊を引き起こすが、多くのエネルギーの専門家や政策立案者は、原子力は脱炭素化に不可欠になると考えている。米国では、原子力が全クリーン電力の約3分の2を占めている。しかし、既存の原子炉は設計寿命の終わりに近づいている。その上、建設中の新しい原子炉は二つだけだ。この二つも予算超過と建築予定の遅れに悩まされている。

NuScaleはもっとも一般的な軽水炉を使用している。NuScaleの原子炉は、高さ65フィート、直径9フィートほどで、スクールバス2台分ほどの大きさしかない。従来型の原子炉の設置スペースであれば100個分を内蔵できる。この小型原子炉の出力は60メガワット。現在米国で稼働している最小の原子炉の約10分の1ほどの出力だ。NuScaleのJose Reyes氏は、小規模化には、安全性などの面でもメリットが大きいとしている。

しかし、NuScale Powerは原子力発電所をめぐる政治的な問題について悩まされ続けてきている。原子力規制委員会は、2016年からずっとNuScaleの設計を検討しつづけている。そのレビュープロセスは過酷であり、少なく見積もってもあと1年は掛かるとみられている。しかし、同社はアイダホ国立研究所に、初期の原子炉プラントを12個建設する許可を得ている。うまくいけば、2026年に西部州のコミュニティに電力を供給し始める可能性がある(WIREDSlashdot)。
14070539 submission

米国でベーシックインカムの実証実験が広がる

タレコミ by taraiok
taraiok 曰く、
ベーシックインカムの実証実験が広がっているようだ。そのうちの一つである「Springboard to Opportunities」は、手頃な価格の住宅居住者を支援するグループだという。ミシシッピ州に住む無作為に選ばれた20人の女性に対し、月額1,000ドル(個人資金)のテストも行っているという。そのうちの一人は、補助金を借金返済のために使っているという(NBCNews)。

米国大統領候補の一人、アンドリュー・ヤン氏はベーシックインカム導入を公約に入れている。ベーシックインカムをコンピューターに仕事を奪われるような人の貧困と所得の不平等を減らす方法の一つとして考えているという。現在、14人を対象に試験的に「Freedom Dividend Pilot Program」というベーシックインカムを実施している。このFreedom Dividend Pilot Programでは、1年間に月額1,000ドルを受け取ることができる。なお、米連邦選挙委員会は、このプログラムがヤン氏のポケットマネーから支出されていないことから違法ではないかとみているようだ(CBS MoneyWatch)。

カルフォルニア州ストックトン市でも28歳の若き市長Michael Tubbs氏がベーシックインカムを提唱している。同市でも実験的に年収が46,000ドル未満の125人に対し、月500ドルを支給している。ほとんどの参加者は、ベーシックインカムの支給金額で食料品を購入し、働いた給与は借金の返済に充てていたという。この結果はベーシックインカムがストックトン市に利益をもたらすという自信につながった。さらには所得の不平等の国家的解決策としても役立つと語っている(Business Insiderslashdot)。
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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