Coverity、オープンソースソフト品質レポートを発表
官民共同でオープン・ソース・ソフトウェアの整合性に焦点を当てた研究プロジェクト「Coverity Scan service」は、オープンソースソフト品質レポートを発表した。同プロジェクトはオープン・ソース・ソフトウェアの完全性を調べることを目的とし、過去7年にわたって、Linux、PHPおよびApacheなどを含む300以上のオープン・ソース・プロジェクト内の8億5000行のコードを分析してきた。今回のレポートでは、4億5000行の分析結果をまとめている(HELP NET SECURITY、SOURCEFORGE.JP、本家/.)。
それによるとオープン・ソース・ソフトウェアのコード1000行あたりで検出された不具合数は0.69となり、前年の0.45から増加した。プロプライエタリソフトウェアの不具合率は0.68で、わずかな差でオープンソースソフトウェアを下回る結果となったとしている。