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ゲーム

銃乱射事件発生を受けて再びネットやゲーム、映画に対し規制論が出る 140

ストーリー by hylom
現実を見ろ 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

2月14日、米フロリダ州の高校で銃乱射事件が発生、生徒14人を含む17人の死亡者が出る事態となった。これを受けて米トランプ大統領は2月22日、今月発生したフロリダ州パークランドの高校での銃乱射事件に関する会議の中で、銃乱射事件のような暴力的な事件が起きる背景にはインターネットやゲーム、映画があるとの見解を明らかにした(GIGAZINEGameSpark)。

銃乱射事件への対応として、トランプ大統領は「銃購入時の身元調査を強化」「銃の購入可能年齢の引き上げ」「教師に銃を持たせる」といった発言もしているが、これにインターネット上のコンテンツや暴力的なゲーム・映画の規制が加えられた形となる。トランプ氏は2012年の別の銃乱射事件の際にも同様の発言をしており、同氏が一貫してこうした姿勢を貫いていることが伺える。

なお「暴力的なゲームをプレイすることで攻撃的になることはない」という研究結果は過去たびたび報告されている(2008年の記事2016年の記事2018年1月の記事)。

また、全米ライフル協会の支持者などからは暴力的ゲームに対し10%の課税を行い、この資金を使って学校でのメンタルヘルスやカウンセリングを行う計画も提案されているという(gameindustry.biz)。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by miyuri (33181) on 2018年02月27日 18時22分 (#3368365) 日記

    銃乱射事件への対策を行ったポーズをとりたいわけですねはい。

  • by iwakuralain (33086) on 2018年02月28日 10時45分 (#3368642)

    銃があるんじゃないのか?

  • 「暴力ゲーム規制法案」作成の米上院議員、武器密売と汚職で懲役5年
    https://fpsjp.net/archives/246037 [fpsjp.net]

    以前こんなことがありましたね。

    --
    一人以外は全員敗者
    それでもあきらめるより熱くなれ
  • 知ってた (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2018年02月27日 16時37分 (#3368267)

    >「暴力的なゲームをプレイすることで攻撃的になることはない」という研究結果は過去たびたび報告
    むふふなゲームをプレイすることでリアルな世界でむふふになることはない、という経験則より・・・orz

    • by Anonymous Coward

      クトゥルフTRPGをプレイすると正気度がどんどん減ります。

    • by Anonymous Coward

      暴力的なゲームをプレイすることでリアルな世界で暴力を受けることもないが。

    • by Anonymous Coward

      むしろ逆な点。

  • by Anonymous Coward on 2018年02月27日 16時42分 (#3368273)

    度々この手の話とその反発は繰り返されてるし、良く記事でも見るけど、最近もう一周して「本当に全く無問題なんだろうか」と考えることがある。

    自分自身はFPSと格闘ゲーム好きなんだけど、思い返せばゲーセンでのスト2ブームの頃、対戦筐体でエキサイトしている人同士が聞こえるように暴言吐いたり、灰皿殴ったり、あまつさえ
    「あたかも自分自身が強くなったかのように」相手の席に近づいていって睨み続けたり椅子蹴ったりしてる様を、何度も見た。

    彼らは大抵、別にヤンキーでもなく、どっちかっていうともやしっ子のようなオタク系の小柄な青年だったが、何かが影響して感情をコントロール出来なくしている風に見えた。

    で、こういう現実を見た時、はたして本当に「ぜんぜん関係ないんだろうか」って思ってしまう。
    影響無いってのは詭弁、あるいはファンの言い訳なんじゃないかなと。

    どうだろうか。

    • 度々この手の話とその反発は繰り返されてるし、良く記事でも見るけど、最近もう一周して「本当に全く無問題なんだろうか」と考えることがある。

      『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫)デーヴ・グロスマン [amazon.co.jp]という本に「新兵はたいてい射撃が下手だが、中には入隊前の射撃経験がないのに上手い兵がいる。そういう連中はたいていFPSゲームのプレイヤーで「人型をしたもの」を撃つことに対する抑制がない」ということが書いてあった。著者は米軍の指導教官で、彼の経験では人間はふつう、人間の姿をしたものを撃つのは誰しも最初は躊躇して無意識に外してしまう傾向があるのだそうだ。その抑制をFPSゲームは取り除く作用があると彼は主張している。

      ビデオゲームにたいする法規制は反対だけど、「全く影響がない」というのは違ってるんじゃないかな。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2018年02月27日 17時03分 (#3368295)

        「暴力的なゲームをプレイした人が暴力的になる」
        というよりも、
        「暴力的なゲームを好む人は暴力による問題解決を支持する」
        というような悪影響はあると思います。

        戦争シミュレーションでストラテジーに詳しくなったと勘違いした人が
        国家間の対立を外交ではなく武力で解決することを支持したりするとか。

        実際の戦争なんか、失敗したからセーブしたところからやり直しはできず、
        もう嫌になったから止めるってこともできないものだけど。
        そもそも戦争を支持してるような安直な人は司令部付きじゃなくて最前線に
        送られると思いますけどね。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        今後、ゲームの映像表現がさらに出来がよくなって敵AIも進化していくとなると現実の一部分を切り取ったシミュレーションという要素も高まっていくわけだし
        一度立ち止まって考える必要はあると思う。

    • by Anonymous Coward on 2018年02月27日 18時47分 (#3368382)

      影響はある、とは思う。

      人を攻撃する動機として対戦ゲーム上のトラブルもあるだろうけど、それより現実の仕事や生活上のトラブルの方が多いと思う。
      人を攻撃する手段として銃を選ぶのは、ゲームや映画でそれを目にするのもあるだろうけれど、それ以上にスーパーとかで実物を目にして手に入れられるからだと思う。

      銃を使ったゲームに限らず、攻撃魔法を使って相手を倒すゲームだって同じくらい暴力的だと思う。
      でも、攻撃魔法を使った無差別攻撃事件は起きていない。(神話の時代はともかくとして)

      だから、銃も規制して一般人には手の入らない非現実的な魔法のような存在にしてしまう方が現実的だと思う。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      追記:度々研究結果で「影響なし」もしくは「かかる件による結果ではなく、元々自身が持っていた部分の発露による」と言う話が出てるのも知ってるが、それでも、って話です。

      • ゲームが普通の人に対して暴力的傾向を増長させないという主張はわかった。わかったと思う。

        でも、もともと暴力的傾向を持っている人間に暴力的なゲームを与えると、どうなるのだろう?
        人を害する方法のとても良いチュートリアルを与えることになるんじゃないかな?
        または、ゲームをしなければ知らずに済んだ暴力的傾向に、気づいてしまうこともあるんじゃないかな?

        たとえ100万人に一人、ゲームに過敏に反応する種類の暴力的傾向を持っているのだとしても、
        実際にことに及んだ場合、その被害は実際どうなるかわからない。
        子供同士の喧嘩やいじめが数件増える程度ならいいけど(全く全然よくないけど)、
        大量殺人とかになったらかなわない。

        そんな稀なケースのために一般の人が割りを食うのは理にかなっていないとは思うけど、
        現実的な話、そういうことはないのかな?もしそうだとしてどうやってゲームを規制すりゃいいんだろう?

        親コメント
        • でも、もともと暴力的傾向を持っている人間に暴力的なゲームを与えると、どうなるのだろう?
          人を害する方法のとても良いチュートリアルを与えることになるんじゃないかな?
          または、ゲームをしなければ知らずに済んだ暴力的傾向に、気づいてしまうこともあるんじゃないかな?

          「ゲームのせいで暴力性に目覚めた」「ゲームのせいでチュートリアルになった」みたいな可能性は起き得るけど、それって別にゲームに限らないよね。

          たとえば映画だと、古典的なので言えばA Clockwork Orange(1972年)やDirty Harry 2(1974年)なんかは模倣した殺人犯が複数出ているし、最近だとThe Town(2010年)を模倣した強盗事件も起きてる。
          (しかもThe Townの模倣犯は、映画内での手法を真似して警察捜査を妨害してる)

          あるいは小説で、The Strange Schemes of Randolph Mason(1896年)なんかは、法の抜け穴を使った犯罪が描写され、模倣犯が続出したことから、それを防ぐために法改正まで行われてる。

          他に、フィクションに限った話でなく、殺人じゃないけど、日本のグリコ・森永事件(1984年)なんかは、マスコミの報道内容から、それを模倣する脅迫犯が複数出てる。

          というのを前提に、なぜ「ゲームが」という前提がつくのかを明確にしないとお話にならないと思うよ。少なくとも「ゲームが他のメディアに比べて、違法行為を行ったり、凶悪性を目覚めさせるコンテンツとしての性質が有意に強い」ことは証明されていないと思うのだけど。

          あるいは「犯罪行為の描写」を全て(フィクション・ノンフィクション、小説や映画など媒体も問わず)禁止する、というなら、それはそれで説得力はあるかもしれないけどね。そうなったら色々大変じゃないかな、って気はする。

          親コメント
      • by Anonymous Coward

        影響が無い訳無いだろう。
        影響有説を伝え、銃乱射事件を伝えるマスメディアと同様に。

    • by Anonymous Coward

      それをコンテンツの影響と言うのはいささか暴論では?
      その、もやしっ子っぽいオタクがガン飛ばしたり灰皿殴ったりという興奮状態がゲーセン出てしばらくたってもなお続いていたのならともかく、緊張したり興奮したりといった状況下でそうなるのは当然でもあるでしょう。

      格闘技に参加した選手が勝負がついた後しばらくまで興奮状態にあるのを、あのスポーツの悪影響だと断罪したりはしないでしょ。

    • by Anonymous Coward

      ゲーセンで暴れてるのはゲームで負けて現実に引き戻された奴だ
      現実はゲームよりはるかに人を暴力的にするぞ

    • by Anonymous Coward

      レースゲームをプレイすることで車に詳しくなって、
      車を手に入れたいと思うのと同じじゃないかな。

      ゲームと人格形成には関係がないとしても、銃を買うという選択肢がそこにあるのなら、
      あとは引き金を引くだけでしょ。

    • by Anonymous Coward

      それは簡単。
      肯定的な影響について語れば、「影響なんて有る訳がない」って言って居る人たちが率先して「影響は有る」と発言を変えるよ。

      まあ世の中、影響が全くないモノなんて無い。

    • by Anonymous Coward

      別に驚くことかね。
      男も女も背が小さいほど気性が荒い。
      またいじめられっ子ほど陰湿ないじめをする。
      弱い犬ほどよく吠える。

    • by Anonymous Coward

      FPSやってるときに手が震えるほどムカついたのには自分でもびっくりした。
      あれが頭に血が上るってやつなのか。リアルでは体験したことのない精神状態だった。

  • by Anonymous Coward on 2018年02月27日 17時43分 (#3368334)

    また、全米ライフル協会の支持者などからは暴力的ゲームに対し10%の課税を行い、

    ではなく,直接的な原因である銃に対して課税すべきでは?

    • by Anonymous Coward
      弾に課税するのが一番
      自衛のために銃を持つだけの善良な市民の負担は軽く、乱射犯は莫大な税金を収めるはめになる
      • by Anonymous Coward

        ついでだからその一部を銃撃事件の被害者援助の為の基金にでもすればもっと良いね。

  • by Anonymous Coward on 2018年02月27日 16時37分 (#3368268)

    ニュースで報道するたびに課税して各種ケアに割り振ろう。
    自殺とか銃乱射とか強盗とかレイプとか、報道される中で一番影響力強いのって報道だよね!(混乱

  • by Anonymous Coward on 2018年02月27日 16時39分 (#3368271)

    こうやってコンテンツのせいにするから乱射事件が一向に減らないんだよね

    • by Anonymous Coward

      銃を規制するのが先だろ!
      と全世界からツッコミが入るボケとしか思えませんよね。
      なんつーか、開いた口がふさがらん。

    • Re: (スコア:0, 参考になる)

      アメリカ合衆国憲法修正第2条 [wikisource.org]
      規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、人民が武器を保有しまた携帯する権利は、これを侵してはならない。

      合衆国市民の武装は憲法に規定された権利条項なんで、下手すると政府に対する制約のみを規定した日本国憲法第9条なんかより余程改定し難いんですよ。
      所持できる銃器の性能に一定の規制はかけられているけれど、憲法で銃の所持そのものを規制できない事になっている。

      • 憲法には「the right of the people to keep and bear Arms, shall not be infringed.」としか書いてなくて、一部の(殺傷能力の高い)銃や核兵器は「bear Arms」には含まれないということになっているので、一切の銃を「bear Arms」に含まれないことにしてしまえばいいだけなんじゃない?

        「裸の腕を保持する権利(つまりスギちゃんの権利)」を保証することにして。

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2018年02月28日 0時17分 (#3368523)

          まず、連邦政府のいう自由権とは、連邦政府がムカついたら逆らってもええよ、という意味合いですね。
          イギリス政府にムカついて逆らった人々が興した国なわけで、そのへんの正当化のためにも、憲法に記したわけです。
          で、いつ何時、おっと政府がトチ狂った!すぐ立ち向かわなければ!という瞬間が訪れるかわからないので、
          武器は最初から持ってていいよ、となる。武器集めからスタートってのはハードル高いからね。

          しかし銃を禁止すると、選択肢はモーニングスターとかハルバードとか、そういう腕力勝負系のモノしかありませんな。
          となると、老人や女子供が自由権を行使して民兵になろうと思っても、
          連邦政府の金で鍛えられてる職業軍人に対しては端から不利。これは不平等というもの。
          でも銃を使えれば、将来パパと結婚する~とか言ってるお嬢ちゃんでもランボー相手に戦うことができる。
          これなら平等。

          すなわち誰でも銃を所持できることこそが「自由と平等の国」アメリカの国体。嫌ならアメリカ出ていけよヘタレが。
          そも修正第2条が出来る前は、カトリックや季節労働者(つまり黒人)が武器を持つことは一切禁止されてたんだぞ。
          宗教差別・人種差別撤廃のための憲法に文句つけんのかよ。テメー最低だな。hylomかよ。

          というのが規制反対派、要するにライフル協会の理屈。
          一方で…

          独立戦争でアメリカ軍が数を減らしても民兵動員で誤魔化せたことから、常備軍の軍人でなくてもすぐ参戦できるように、
          いわば予備軍として民兵が武器持ってていいという話だぞ。
          なんで条文にわざわざ「規律ある民兵」と書かれてるのか考えろよ。
          独立戦争当時の規律のない民兵は、ワシントン将軍をして「むしろこっちに有害やんけ…」と扱いに困るレベルの有象無象の個人だった。
          だから規律を叩きこまれた連中にだけ許すってことにしたんだよ。それって現代で考えたら州兵のことだろ。
          州兵は州が組織するんだから、「州兵が州法の元で銃所持しても良い」と解釈すべきで
          個人が勝手に所持していいなんて意味じゃねーんだよカス。時代の流れ考えろ。hylomかよ。

          というのが規制派の理屈。
          どっちにしろ日本人の考える銃規制とはちょっと焦点の違う論戦をしている。
          規制派あるいは反対派として論陣張ってる人々は、
          「アメリカから銃をなくそう」ではなくて、「誰なら持っていいか」で争ってる。

          親コメント
      • by Anonymous Coward

        それこそ、銃所持可能な古き良きアメリカと銃を捨てたアメリカとで真っ二つに国が別れて内戦するくらいのものになりそうですね。

    • by Anonymous Coward

      銃乱射事件は歴史の浅いアメリカに根付いた数少ない伝統芸能の一つみたいなもんだから守る方も必死なんだろう
      毎年のようにやってるよなあいつら

  • by Anonymous Coward on 2018年02月27日 17時05分 (#3368296)

    一発目を撃つと反動で指が滑って引き金を連続して引いてしまうように作られた「バンプ・ストック」といった
    擬似フルオート器具が規制されるって話も出てるね。あくまでも指が連続して動いてしまっているだけという建前だったけど。

    トリガー・クランクは当然これに入ってくるとして、ピストルを安定させるための器具であってショルダーストックではない
    という建前のピストル・ブレースにも波及するかな?

    • by Anonymous Coward

      自衛武器としてのタテマエなら装弾数の規制をガッツリと、3発4発までとかどうだろ。
      またマガジン分離式は不可(簡単に装弾数を増やせるから)とかも効くかも。
      クリップ装填の時代へ逆戻り。

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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家

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