人気ロックバンドGLAY、結婚式での楽曲使用に関する著作隣接権を無償提供すると明言 33
「特定の音楽利用促進機構」を並び替えると 部門より
「HOWEVER」などのヒット曲で知られる人気ロックバンドGLAYが、結婚式での楽曲使用について著作隣接権を無償提供すると発表した(Yahoo!ニュース、GLAYの発表、「ブライダルでの楽曲使用に関して」ページ)。
これだけでは話的に分かりにくいが、背景には2014年に結婚式での音楽利用に特化した著作権管理団体が活動を開始したことがあると思われる(過去記事)。
結婚式での音楽利用に関しては、あらかじめ式場側に使用する音楽を渡しておく必要がある。多くの場合はCD-RやUSBメモリ等に楽曲データを複製して渡すことになるのだが、無断でこれを行うと著作隣接権の侵害となるとして著作権使用料の徴収を代行するという「一般社団法人音楽特定利用促進機構(ISUM)」が2014年に活動を開始した。しかし、同機構が管理対象としている楽曲は現時点で約1万曲と少ない。トラブルを避けるため、同機構が管理している楽曲以外は使用を断る結婚式場も少なくないようで、そのため自分の好きな曲を式で流せない、という問題が発生していた。
GLAYの楽曲についても、同機構の管理楽曲には含まれていない。今回の発表でも、「弊社は特定の音楽利用促進機構とは契約しておりません」とされている。そのためか、GLAYの事務所側に問い合わせがあったようだ。GLAY側は「結婚式という人生の素晴らしい舞台で自分達の曲を使用してもらえる事は大変喜ばしいことであり、それであれば自分達は無償提供したい」とし、結婚式において著作隣接権は行使しないという判断になったという。
なお、BGMとして使用することに対する著作権使用料は必要となっているが、これについては会場がJASRACと包括契約を行っていれば別途支払いは不要ではないかと思われるが(ライブハウスやイベントホールなどと同じ扱い)、こちらについての判断はJASRAC側に聞かないと分からない(弁理士の栗原潔氏による解説)。ただ、少なくとも、ISUM発足時の記事のコメントで懸念されていたような、高額な複製使用料金を取られることはなさそうだ。
ややこしいのを、明確にしてくれたんですね (スコア:5, おもしろおかしい)
名前はグレーなのに・・・
いや、いい話です。
Re:ややこしいのを、明確にしてくれたんですね (スコア:2)
いや、評価すべき事なのは言うまでも無いが、著作権管理団体としては例外ケースが出来ると業務がややこしくなると思う
Re:ややこしいのを、明確にしてくれたんですね (スコア:1)
団体が管理してないんだから例外じゃないでしょ
Re: (スコア:0)
と思ったら、由来はやっぱり灰色のグレーで、あえて"R"を"L"に変えたとか。
sradみたいなもんか。
Re: (スコア:0)
> sradみたいなもんか。
つまり,本来はGRAYだったのをGLAYとtypoしたのに,編集者がそれに気づかずに採用しちゃたってことですね?
初心者? (スコア:0)
編集者が加えたとなぜ考えない?
カラオケ (スコア:2)
この方たちの曲がどのようなものであるかはよく存じ上げません。
ただ、最近、「これ、明らかに結婚式で新婦友人が出し物に使うために作ったやろう」って想像する曲ありますね。
ああいう曲は彼女達がカラオケで練習する度に、お金が落ちていくわけで、「チャリーン」という空耳が聞こえてきてなりません。
Re:カラオケ (スコア:3, おもしろおかしい)
あの人はもう思い出だけど。~♪
君を遠くで見つめてるぅ。~♪
#友人代表としてカラオケで練習する曲
Re: (スコア:0)
あの人の眼は頷いていたかもしれないけど、
別れも愛の一つだそうだからダメです。
Re: (スコア:0)
JASRACの方からきました。
使用料を支払ってください。
Re: (スコア:0)
の方からwww
Re: (スコア:0)
音楽というのはそれだけ普遍的で、人間の生活と切っても切り離せないものだと言うことです。
音楽がなければ人間の文化活動としての生活は成立しません。
冠婚葬祭、日常生活、あらゆる場面で音楽は欠かせません。
また、世界を見ても、文化的に未熟な民族であっても音楽か、それに近しいものを持っています。
Re: (スコア:0)
>音楽がなければ人間の文化活動としての生活は成立しません。
聴覚障害者が文化活動するのも難しそう
体でリズムをとるくらいか
Re:カラオケ (スコア:3)
私は以前、聾唖学校のクリスマスパーティに出演したことがあります。
彼等は肘を固定物につけ、その手を耳の下当たりにつけ音楽を楽しんでいました。
私たちも強めのビートのインスト曲を選択しました。とても喜んでもらえたのが印象的でした。
#珍しくドラムがモテる。動きも派手だし。
Re: (スコア:0)
ピアノをかじって音を聴けば良いのです!
Re: (スコア:0)
映画陽のあたる教室 [wikipedia.org]で、息子が先天性の聴覚障害を持つ音楽教師が、息子たちに音楽を楽しんでもらうために照明の明滅でリズムを体感できるなどの工夫をしていたような。工夫だいじ。
Re: (スコア:0)
甘き死よ来たれ(映画旧エヴァのラストで流れる曲)
『え、ワイを結婚式で流すんですか?!』
I Will Always Love You(エンダーイヤーの曲)
『別れの曲なんだよなぁ……』
ウェディングベル
『くたばっちまえ♪』
Re: (スコア:0)
結婚式場の担当者が「乾杯の歌」使おうとしてたのには驚いた。
俺の妻になる人は堅気だし、死なれても困るし。
Re: (スコア:0)
長渕の『乾杯』と間違えたのではなく?
#まあ曲だけなら・・・
JASRAC部分信託 (スコア:2)
JASRAC部分信託だからできるのかな。
作詞作曲は無信託だし。
Re:JASRAC部分信託 (スコア:1)
著作隣接権はJASRACは扱ってないので、無関係かと。
著作権法上では著作隣接権はレコード製作者の権利と実演家の権利の二種類があり、どちらからも許諾を得ないと使えません。
レコード製作者の権利はたいていの場合レコード出版社が管理しています。実演家の権利はだいたいCPRA(公益社団法人芸団協・実演家著作隣接権センター)が管理してるはずですが、CPRAの実務基盤が貧弱で手が回せないのか、結婚式のような小口の許諾は受け付けてません。
なので、現状は実演家に直接許諾とらないと使えません。
栗原氏の解説を見ると、GLAYに関しては事務所がレコード製作者の権利含めて丸ごと引き取っているようですね。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
J-WIDで「無信託」の表示になっているのはその楽曲がJASRACに信託されていないという意味ではありません。
その著作者がJASRACに信託していない(正会員ではない)と言う意味です。
著作者が音楽出版社に著作権を譲渡し、音楽出版社がJASRACに信託している場合もあります。
これでも「無信託」表示になります。
JASRACに聞かないと分からない? (スコア:1)
GLAYってNexToneじゃなかったっけ?
NexToneのデータベースでも演奏以外はNexTone委託と出てきますが。
Re:JASRACに聞かないと分からない? (スコア:2)
イベントホールで楽曲流すのは支分権では演奏に分類されるので、JASRACであってると思いますよ。
#というか、JASRAC以外に演奏を扱ってる著作権管理事業者がいない、というのが現状のはず。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
そういう区切りになってるんですね。
ありがとうございます。
Re: (スコア:0)
日本語じゃないから分からないとかならまだしも、リンク先読めば分かることなのに自分で調べることを放棄して聞く人いるよね
親切に教えてくれる人がいるから賢い方法なんでしょうけど
茶番ですな (スコア:0)
これ、実質的には無料化ではなく値下げでしかないんだよね。
JASRACに演奏権を信託してるから演奏権料の収入はGLAY(の作詞作曲担当)に入る。
このニュースを聞いて「GLAY格好いい!使わせてもらおう!」というカップルが増えると演奏権による収入が増える。
小売店が値下げして需要喚起するのと同じ話。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
いいね。
自分もそんな風に想われてみたいものだ。