
Spotify、人気プレイリストに偽アーティストの作品を入れているとの指摘に反論 23
ストーリー by headless
偽者 部門より
偽者 部門より
Spotifyがテーマ別の人気プレイリストを偽アーティストの作品で埋めているとの指摘に反論している(Vultureの記事、
Billboardの記事、
The Guardianの記事、
BBC Newsの記事)。
発端となったのは昨年8月に掲載されたMusic Business Worldwide(MBW)の記事だ。この記事ではSpotifyがプロデューサーやミュージシャンを雇い、音楽のスタイルを指定してレコーディングを行っていることを複数の確実な情報提供者からの話として報じた。Spotifyの指定は主に「Chill」や「Relax」といったテーマに沿ったボーカルなしのもの。完成したトラックはSpotfiyが買い取り、偽のアーティスト名でテーマ別のプレイリストに追加されるという。この件は記事が出た当時にはあまり話題にならなかったが、最近Vultureが取り上げ、他のメディアも追従したようだ。
Vultureの記事はストリーミングサービスをめぐるさまざまな問題をまとめたもの。Spotifyの偽アーティスト問題のほか、ヒット曲が出るとすぐに出回る低品質なカバーバージョンや似たようなタイトルのスパム的なトラック、パーソナライズされた無数の「Happy Birthday」ソング、アルバムのトラック数を増やしてストリーミング再生回数を水増ししようとするトップアーティストなどを取り上げている。
偽アーティストについてVultureでは、単純に無名なだけでなくSpotify以外で活動の様子がまったくないことを指摘。Spotifyがオリジナル作品をレコーディングする理由として、MBWではテーマ別プレイリストの品質を調整するためとの見方を示したが、Vultureはレコードレーベルに支払うロイヤリティを減らす狙いがあるとの見方を示している。
これに対しSpotifyは、偽アーティストを作り出してプレイリストに入れたことはないとBillboardに説明したという。Spotifyのトラックはすべて権利者にロイヤリティを支払って使用しており、自社で制作したトラックを使うことはないとも述べたとのことだ。
発端となったのは昨年8月に掲載されたMusic Business Worldwide(MBW)の記事だ。この記事ではSpotifyがプロデューサーやミュージシャンを雇い、音楽のスタイルを指定してレコーディングを行っていることを複数の確実な情報提供者からの話として報じた。Spotifyの指定は主に「Chill」や「Relax」といったテーマに沿ったボーカルなしのもの。完成したトラックはSpotfiyが買い取り、偽のアーティスト名でテーマ別のプレイリストに追加されるという。この件は記事が出た当時にはあまり話題にならなかったが、最近Vultureが取り上げ、他のメディアも追従したようだ。
Vultureの記事はストリーミングサービスをめぐるさまざまな問題をまとめたもの。Spotifyの偽アーティスト問題のほか、ヒット曲が出るとすぐに出回る低品質なカバーバージョンや似たようなタイトルのスパム的なトラック、パーソナライズされた無数の「Happy Birthday」ソング、アルバムのトラック数を増やしてストリーミング再生回数を水増ししようとするトップアーティストなどを取り上げている。
偽アーティストについてVultureでは、単純に無名なだけでなくSpotify以外で活動の様子がまったくないことを指摘。Spotifyがオリジナル作品をレコーディングする理由として、MBWではテーマ別プレイリストの品質を調整するためとの見方を示したが、Vultureはレコードレーベルに支払うロイヤリティを減らす狙いがあるとの見方を示している。
これに対しSpotifyは、偽アーティストを作り出してプレイリストに入れたことはないとBillboardに説明したという。Spotifyのトラックはすべて権利者にロイヤリティを支払って使用しており、自社で制作したトラックを使うことはないとも述べたとのことだ。
The Vergeの記事 (スコア:2, 参考になる)
https://www.theverge.com/2017/7/12/15961416/spotify-fake-artist-contro... [theverge.com]
Spotify限定アーティストの一部と接触をもっています。接触をもった相手は、作曲家など実際の人物。偽名で出ているのは、楽曲が他の自分の活動と大きく違うなど、本人の理由で、「Spotify以外でもちゃんと金になるなら当然出すよ」とも言ってる。単純にSpotifyを擁護する記事ではなく、色々な話が出てきます(面倒なので割愛)。
長いけど、この件に興味あるなら必読です。
あるある (スコア:0)
>ヒット曲が出るとすぐに出回る低品質なカバーバージョン
ニコ動や最近だとYouTubeで散々目にした光景w
日本じゃその下手くそなカバーで歌い手ブームになったけど、あっちじゃそうでもないのね。
Re: (スコア:0)
Spotifyユーザはそういうものを求めてないだけかもしれない。
Youtubeだとカバー曲を上げている人も居るが販売用の音源や販促動画をレーベルが自分でアップロードしちゃうからなー。
//PVやミュージックビデオとかくとワクワクするが販促動画とかくとがっかりするのは不思議。
Re: (スコア:0)
そりゃ、視聴層が違いますから。
日本でもSpotifyがそういうことをしても歌い手ブームは生まれませんよ。
あれは視聴者がコメントを通じてコンテンツに関与する動画配信サービスだから起きたことです。
音楽配信、それも定額で垂れ流す方式だと利用者間のコミュニケーションがほぼ無いので一方的に商業音楽を聴きたい人だけが集まってきます。
そんな場にインターネットカラオケを流してもウケるわけがない。
Re: (スコア:0)
あとコメント。特にニコニコではマナー違反みたいなのはすぐ荒れるけど、商業サイトだと荒れないからこまめなルール形成が起き辛い。
商業だとリミックスが引っかかってイラっとする事もあるけど、単純に原曲をきちんと分類すれば相当ましになるとは思う。でもカーペンターズの涙の乗車券みたいな超有名なカバーの扱いが難しいかな。
Re: (スコア:0)
Spotifyってニコ動やYouTubeみたいにユーザーが自由に楽曲をアップロードできるの? できるんだったらそんなところで商業品質の音楽を常に期待するほうがおかしいと思うんだけど。
問題がよく理解できない (スコア:0)
つまり、小売店(Spotify)が、正規メーカー(有名アーティスト)のフィーを払うの避けて
類似でより安価なオリジナルブランド品を自ら作るようになった という話?
ChillやRelaxなど、歌なしのいわゆる作業用BGMは、聴き手側もそれほど個々の曲にこだわりはなく、
ただ雰囲気を演出してくれる「それっぽい」音を奏でてくれたらいい、というニーズが大半だと思うので、
それを配信者が自前で作ることでコストカット出来るなら、トップバリュのようにそれはそれで善き事かな
と思うのだけど。
Re: (スコア:0)
それは聞く側がフリー音源でもそれっぽければいい
というスタンスで聞いているならの話だがね。
ちゃんとした商業音楽を聞き放題として契約したはずなのに
パチモノで水増しされてると知って許せるかは人によると思う。
その分安くしてくれるなら文句は無いだろうけど
コストダウンの利益はSpotifyのみが受けるのなら納得はいかん。
Re: (スコア:0)
そういう場合、クオリティを上げる方法は自由競争しかないわけで、新規参入の目を作ってるとも言える。
Re: (スコア:0)
問題は「ちゃんとした商業音楽だけ」のプレイリストという前提だったかどうかによるんじゃないかな
それなら完全に詐欺だけど、他者制作のプレイリストにそれを求める人ってそんなにいるのかな
だったら「そういうプレイリスト」を作るなり利用するなりすれば解決する問題な気もする
あと、企業努力で安くできて生じた利益をユーザーに必ず還元しろってのは民間営利企業に強制するのはおかしい
Re: (スコア:0)
>> 企業努力で安くできて生じた利益をユーザーに必ず還元しろってのは民間営利企業に強制するのはおかしい
質を落として利益を増やすのを企業努力とは言わんが。
質を落とすけど金額はそのままです
と言って許されたなら市場主義として有りだろうけど。
携帯の料金とかは改悪だ詐欺だとフルボッコになってるじゃん。
Re: (スコア:0)
料金体系を複雑にすることを企業努力って言われてもね。携帯だけじゃなくて、家賃のシステムとかも昔は酷かったよ。今も大概なところがあるけど。
Re: (スコア:0)
ちゃんとした商業音楽を聞き放題として契約したはずなのに
パチモノで水増しされてると知って許せるかは人によると思う。
はじめは、どの曲を聴くかは選べるので、Spotify が買い取った音楽でも聴いている本人が満足するなら、
Spotify だけが利益を受けてもそれは営業的努力で良いのでは、と思っていましたが、
水増しの割合にもよるかな、と楽天 Kobo の Wikipedia 本 [srad.jp]のことを思い出して、考え直しました。
# Kobo、ありゃだめだ。
Re: (スコア:0)
作者・演奏者が有名でないというだけで、パチモノではないでしょ。
クオリティが低いなら問題でしょうけれど、そういう話ではないようですし。
Re: (スコア:0)
なぜそこで左翼という判断がなされるのか
合理的な根拠を説明してくれ。
脳みそウジ湧いてる論理的思考のできないDQN脳には無理だろうが。
これっていかにも利用者の利益よりも自分の利益を優先したという
儲け主義に対する指摘なわけで思想がどうとか欠片も関係ないぞ。
事業に対するスタンスとかそーいうレベルの話だ。
Re: (スコア:0)
ヒット曲が出るとすぐに出回る低品質なカバーバージョン
というのが事実なら問題では?犯罪の片棒を担いでいるわけですから。
これをプラットフォーム側が主導しているとしたら大問題では?犯罪行為に手を染めちゃってるわけですから。
製作者が権利者から低品質なカバーバージョンの制作許可と配信許可を取ってる可能性は否定できないが。
ああスポーティファイ自体は革新的思想を持った会社だと思いますよ。
//ショーンビーンが興味を持つ企業は大体過激な会社。フェイスブックもスポーティファイも
Re: (スコア:0)
普通は大手の著作権管理団体に著作権が信託されてますから、第三者が使用許可を得るのは簡単ですよ。
演奏から自前でやる必要がありますが、同じ曲をカバーするのは適法に出来ます。
Re: (スコア:0)
音楽配信サービスでカバー曲を配信する許可はそう簡単には降りないでしょ。
簡単に許可を取れるのは小規模なイベントなどの場合。
Re:何が問題なのかさっぱりわからない (スコア:2)
アメリカの事情はよくわからないので、以下、日本の場合限定。
たいていの曲はJASRACに権利委託されていますが、演奏や歌唱などの、いわゆる「隣接権」はJASRACが管理していないので、「ある歌手が歌っている音源」を配信したりCD販売するためには、レーベルの許可が必要ですし、レーベルはそう簡単には許諾を出さないでしょう。
ですが、「楽譜と歌詞」の利用に関しては、JASRACに適切な使用料を支払えば音楽配信だってCDの販売だって可能です。JASRACはその利用に関しては公正ですので、ちゃんとルールを守る限りは「許可が下りない」なんてことはまずありません。そのため、カバー曲を配信する場合、元レーベルの許諾は不要で、「そのカバー曲の歌手・演奏者の許諾と、JASRACへの利用申請」で可能になるのです。
(音楽配信サービス側で、低品質なカバー曲は拒否する、という可能性はありますが、今回の場合、配信サービス側が主導で「低品質かもしれないが低コストなカバー曲を配信している」という状況ですから…)
#かつてガラケーで「着メロ」がものすごい大ブームになりましたが、あれは「演奏」だけですので、JASRACへの申請だけで合法的な配信が可能になります。レーベルの許可は不要ですし、レーベルにはインカムがなにもありません。
#そのため、おそらくレーベル主導で「着うた」サービスへ移行したって感じですかね。
Re: (スコア:0)
「妄想とレッテル貼りだけで根拠もないけどとにかく自民党批判こそ正義だよね」
と言いたいんですねわかります