Google Play、可聴域外の音声ビーコンをユーザーに無断で使用するアプリを公開停止 8
見えない追跡 部門より
1年以上前、可聴域外の音声ビーコンを用いてユーザーを追跡する「SilverPush」SDKを使用したAndroidアプリがGoogle Playで公開されているとして問題になった。今年1月の時点でアプリが234本に増加しているという調査結果(PDF)が4月下旬に発表され、問題が再燃していたのだが、その後Googleが該当のアプリを公開停止にするなどの処置を行ったそうだ(CBS News、Daily Mail Online、The Inquirer、The Sun)。
インドのSilverPushが開発した音声ビーコン技術は、18kHz~19.95kHzのビーコンをテレビコマーシャルやWeb広告などに埋め込む。ビーコンを受信したアプリがサーバーに識別情報を送信することで、関連した広告が端末に表示されるといったものだ。マクドナルドやクリスピークリームといった著名企業もフィリピン向けのアプリでSDKを使用しており、100万ダウンロードを超えるアプリも存在する。
しかし、SilverPushでは2015年に追跡型広告の提供をやめているという。その時点でSDKを使用していたのは10~12本程度であり、234本ものアプリが使用しているとは考えられないとのこと。また、SDKを使用したアプリがアクティベートされるたびに同社のサーバーに通知される仕組みになっているが、最近6か月間にアクティベーション通知が送られてきたことはないそうだ。
これについてGoogleは、指摘されたすべてのアプリについて、同社のプライバシーポリシーに適合するよう更新済みであるか、公開を停止したとCBS Newsに説明したという。Googleによれば、可聴域外の音声を使用することは禁じられていないが、使用する場合はユーザーに知らせる必要があるとのことだ。
デジタル化の恩恵(弊害)か・・・ (スコア:0)
>18kHz~19.95kHzのビーコンをテレビコマーシャルやWeb広告などに埋め込む
アナログ放送時代だとパイロットとぶつかるからこの帯域にビーコンなんて無理やし
Re:デジタル化の恩恵(弊害)か・・・ (スコア:1)
(テレビのスピーカーって、帯域が狭いような・・・・)
Re:デジタル化の恩恵(弊害)か・・・ (スコア:3, 興味深い)
スピーカーの構造に因るんじゃないかな?
ツイーターでも分割振動の領域だから、偶然共振する構造だと強く出て、共振はしないが自由度が残ってるとそれなり、剛性で動けないと出ないって感じになるかと。
で、実際に上手く鳴るかは環境次第。
ビーコンを拾えたり拾えなかったりが場所によって全然違うんで商用にはならなかったから、開発元がサービスを止めたんだと思う。
-- Buy It When You Found It --
Re: (スコア:0)
18KHzちょいだと聞こえる人もそれなりにいるはず、とくに若い人は。
Re: (スコア:0)
他の音が流れている時に18kHzの部分だけ分離して聞き取れる人はまずいないだろう。
よく訓練された音楽家くらいじゃないの?
Re: (スコア:0)
可聴音が、変に「うねって」聞こえるよ。
Re:デジタル化の恩恵(弊害)か・・・ (スコア:1)
再生できる/できないで言えば、大抵のテレビで再生できます。
ただ18kHzだと能率が悪く音が小さい、歪が大きい物は多いので、きれいな音楽として再生できない状態です。
でも、ビーコンとして使用するなら、歪が大きくても少々音量が小さくてもOKです。
オーディオは再生側も録音側も、無線通信なんかよりずっとS/N比が高いので、小さな音量でも通信できます。
Re: (スコア:0)
高域再生には小型のスピーカーのほうが有利です
レベルは下がりますが20kHz程度なら、とりあえず音は出ます
まあ、オン/オフ・キーイングで非常に低速の情報伝送するくらいなら使えます