武雄市、図書館の利用カードをTポイントカードに置き換える計画 176
ストーリー by headless
懸念 部門より
懸念 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
佐賀県武雄市とカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、武雄市図書館・歴史資料館の企画・運営に関する提携について基本合意した(CCCのニュースリリース、 USTREAMの記者会見動画、 高木浩光@自宅の日記)。
運営開始は2013年4月1日を予定しており、CCCが運営する「代官山 蔦屋書店」のノウハウを活用した品揃えやサービスの導入のほか、Tポイントカードの導入、物品販売や外食事業など付属事業の展開も行うとのこと。記者会見では図書利用カードをすべてTポイントカードに置き換える計画が明らかになり、貸し出し履歴がCCC側や他の事業者に渡るのではないかという懸念が高木浩光氏などから上がっている。CCC担当者によれば履歴の扱いについては未定とのことだが、武雄市長は何を借りたかという情報は個人情報ではないという独自の主張を展開したそうだ。なお、日本図書館協会の図書館の自由に関する宣言では「利用者の読書事実・利用事実を外部に漏らさない」ことが定められている。
秘匿 (スコア:4, 参考になる)
図書館の履歴を秘匿するのは過去の思想弾圧に対する反省という強い動機があってのこと。
それを否定するというのは思想弾圧を許容するとも取られかねないキチガイ発言で、市長としての品格に欠けると言わざるを得ない。
貸出履歴の傾向から効率的に本を入荷するというのは一見して良いことのようにも思えるが、逆に少数派は淘汰されてしまう。
間接的ではあるがそれも一種の思想弾圧だよ。
図書館よお前もか (スコア:3, すばらしい洞察)
書店ってのは今「売れる本」しか置かない。
棚の数が有限である以上、売れない本を置いておく余裕はないという言い方でもいい。
で、その「売れる本」というのはどこで見てるかというと
オリコンなみに発行側の意図がうるさい取次の作るデータ。
本屋大賞が全然「書店員がいい!と思う本」ではないのは周知だし、
ジュンク堂新宿店閉店の際「本当はこの本を売りたかった!」フェアが話題になったのは
裏を返せば日頃いかに書店員が売りたい本を発注できないかってこと。
いち地方書店にいる身としてこのニュースは驚いた。あのジュンクでさえ、だもの。
で、この「書店の品揃えのノウハウ」を図書館がやればどうなるか。
郷土資料や一次資料を探す場所がまず消える。
今のベストセラーばかりが入り、一昔前の作家の本も消える。
数年前アニメ化されたようなマンガだって消える。
残るはマスメディアに名作認定された定番ばかりってことになる。
ここ十年来書店が歩んできたこのすじがきを図書館まで辿ることになれば、
自分で本を探す人はどこにも行けなくなるだろうね。たぶん。
なんだ、Tポイントか (スコア:2)
GoogleやYahooやAmazonのアカウントに紐付けられるんじゃなきょいいや、
と思ったら、今TポイントってYahooアカウントに紐づいてるんだったわ
読書歴に連動してバナー表示とかされたら、ちょっといやだな。
# ちょっと前、知り合いの父親が亡くなったので香典にいくら包むべきかぐぐったら、
# その後しばらく、adwordsの広告で葬式業者がしつこく表示されるようになった
# 今乗ってるバイクの部品の型番をぐぐったら、その後しばらくadwordsの広告で
# バイク○から、"そのバイク売ってくれ"というものがしつこく表示されるようになった
# 正直、見るほうも不快だし、広告主だって本意じゃないと思うんだが
大成功! (スコア:2)
木の葉の中に木の葉を隠すとか、ポイント欲しさに読みもしない本を借りる人が続出。
そういうのが見えてしまうんだよね。
Re:大成功! (スコア:2)
ポイント付与はまだ検討中だそうですよ。
付与が実現されても率は悪いだろうし、図書館まで往復して重い本を何冊も運ぶくらいなら、小銭を消費した方が良いのでは?
ポイントを付与するなら、貸し出し履歴くらいはCCCが利用できないと割が合わないと考えるかも。
司書の資格を持って公務員として勤めている職員は異動か自己退職かな。CCCならパートかアルバイトに置き換えてコストダウンを計るだろうし。
Re:大成功! (スコア:2)
と言うような記事が求人情報誌の登録型派遣企業枠で乗るのは何時ごろでしょうか
fj.jokes出身:
Re:大成功! (スコア:2)
図書館司書の資格を持っていて、司書の職に就いていない人はいますから、地方公務員より安く雇うことは出来るでしょう。
Re:大成功! (スコア:2)
>当然「え?使うことも考えてるの?」と思っちゃう。
彼らは、法に触れずに履歴を使えないかと考えているところでしょう。
丸善のような専門業者ではなく、充分なノウハウも持っていないのに参入するんだから、それなりの勝算がないと。そのうちのひとつは履歴だと考えているでしょう。
図書館のサイトで書名検索をして在庫がないと、ブックオフの在庫を表示したいくらいは考えているだろうなあ。
Re:大成功! (スコア:2)
しばらく利用していなかったので知りませんでした。
ですが、広告料を取って新刊書店、古書店、版元の広告を入れるとか、本以外の関連商品の広告を入れることは可能でしょう。
個人的には、履歴自体を図書館の外部に持ち出さなければ、必ずしも反対ではないのですが。
Re:大成功! (スコア:2)
さすがにカウンター係さんが拒否するでしょう。コンピュータでもチェックするようになるだろうし。
Re:大成功! (スコア:2)
いえ、司書業務に携わる人のすべてが司書資格を持つ必要はありませんが、何人かは有資格者がいるのが普通です。(図書館法などによる)
Re:大成功! (スコア:1)
地元の小売店さん怒れよ (スコア:2)
質問と回答の抜粋と要約から
>記者:雑誌や文具の販売をするということだが、地元の書店や文具にとってフェアではないのでは。
>市長:これをきっかけとして切磋琢磨して欲しい。生き残ろうというのであれば他と違うことをしてもらう、ということになる。
前後するけど
>記者:今回指定管理者の公募をおこなっていない理由
>市長:特殊な事業なので市長権限でそうする
うちの市長がこんなんだったら、リコールしたいよ
妄想 (スコア:1)
武雄市長が借りたアダルトビデオの一覧が流出したら面白いのにw
# それでも「何を借りたかという情報は個人情報ではない」と言ってくれるのだろうか?
赤狩り (スコア:1)
がはかどりそうですね^^
インフラ維持の限界 (スコア:1)
ついに図書館もか
これを機会に利用者の利便性向上を兼ねて電子書籍を本格的に貸し出してくれるようになればいいのだが、そうはならんだろな~
「日常」の長野原みおさんが一言言いたいそうです (スコア:1)
「(私の読書遍歴が図書館員以外の人に見られるなんて)アウトだよっ!」
#CCCの人は、それが誰のかわからなくても「うわ、腐女子…」という好奇の目で読書履歴を見るような人ではないと信じています(棒)
Re:武雄市長 (スコア:1)
まさに論点のすり替えですね。
その図書館は一体何処の市民の税金で運営されているのでしょうか?
Re:武雄市長 (スコア:1)
そんなのが公共施設で通用すると思ってるの?
Re:武雄市長 (スコア:2, 参考になる)
>我々関東住民がマジで困惑するレベル。
># 東京駅から新宿駅まで、山手線で来たらしい・・中央線を知らなかったんだと・・
># そういうのは小学校卒業までに身に着ける知識じゃないのか・・
まさにこのコピペの「東京=日本」の地理感覚。
http://copipe.cureblack.com/c/27911 [cureblack.com]
小学生で全国の政令都市全部の乗り換えをマスターされた方でしたらすみません。
Re:武雄市長 (スコア:2)
中央線なんて総武線から新宿まで直で行く時に数回しか乗ったことないけど、山手線より速いんですかね?
Re:武雄市長 (スコア:2)
確かに東京から新宿だと中央線快速が通っていますね。通常は山手線より速いというのは知らなかったので参考になります。
ということは千葉方面からだと直通で行くよりは総武線快速で東京に出て中央線快速に乗り換えた方が早かったんでしょうね。
Re:オフトピ (スコア:2)
ありがとうございます。お茶の水乗換だと秋葉原から向かう時も同じルートが使えるので、次回以降参考にします。
Re:武雄市長 (スコア:1)
あなたは全国各地の地元住民には常識レベルの鉄道網を小学校卒業までに把握できていたのですか?
知らない土地では経路検索等活用して調べろというならともかく。
Re:武雄市長 (スコア:1)
2時間に1本、1路線しか電車の走らない田舎から出てきましたが、
首都圏の鉄道・地下鉄網は複雑すぎて迷子になります。
"乗換案内"などのアプリを使って調べることはできますが、結局シンプルな方法を選ぶことが多いです。
結局、どこにどんな路線があるのかは地図で調べて、実際に使ってみないと利便性は分からないのです。
Re:東京の鉄道 (スコア:1)
>小学校卒業までに身に着ける知識じゃないのか・・
いいえ、どちらかというと通勤、通学で利用するようになってから、
ラッシュや乗り継ぎを実体験して身に着けていくべきものです。
そうしないと「実用的な」経路になりません。
もし、下手に詳しかったらそいつは鉄ちゃんです。
#時刻表を図書館で借りる小学生でしたが何か
Re:武雄市長 (スコア:1)
あの人、JR大阪駅から阪急梅田駅までタクシー使ったんだって
すぐ隣にあるの知らなかったんだって
そういうのは小学校卒業までに(ry
Re:武雄市長 (スコア:1)
>山手線の下半分の駅から徒歩15分で歩ける範囲以外は全部田舎
歩くスピードと下半分の基準によるけど、それだと池袋が田舎扱いになる可能性がありますね。
まあ、埼玉といえば埼玉なので、田舎かもしれませんけど・・・
あと、茗荷谷とか駒込はあぶない。
Re:武雄市長 (スコア:2)
とありますね。
Re:貸本屋 (スコア:4, すばらしい洞察)
町の図書館なんて既に既に無料の(というか税金とかで間接的に料金徴収がされている)貸本屋
全然違うよ。図書館は需要に関係なくアーカイブする価値のある本を所蔵する。社会や、子供や、教育や研究のための本を入れる。そんなんツタじゃやってくれんよ。どんだけ需要あってもエロ本や漫画(物によるけど)は入れない(言うまでもないけど国会図書館は別な)。今はおとなしくてもそこは営利企業。最後は資本の論理が出張ってくる。
公務員と民間でうんぬんというのは、全面的に肯定はしないけど否定もしない。
Re:貸本屋 (スコア:1)
今どき漫画が置いてない図書館て珍しすぎるだろ。
Re:貸本屋 (スコア:1)
中学校の図書館では、「はだしのゲン」が置いてありました。
借りずに、図書館で読み倒しましたが。
むしろマンガしかない図書館 (スコア:1)
貴様ッ! 広島市立まんが図書館 [hiroshima.jp]をdisっているなッ!
Re:貸本屋 (スコア:2)
資本倫理に従順に「流行り廃り」のまま所蔵している図書を入れ替えるわけじゃないし、同じ本が5冊も10冊もあることはほとんど無いでしょ。
最近はまさにこれが問題となっていますよね。新刊の人気書籍へのリクエストに応えすぎて何冊も所蔵してしまい,ブームが去ると共にそれが無駄になってしまうということは何年も前から指摘されています。
これが民間運営になったら加速するのではないか,という懸念は当然ながらありますね。
Re:貸本屋 (スコア:4, すばらしい洞察)
>図書館だって「税金の有効利用できているかを回転率で判断します」って言われたらあなたの言う「資本の論理」と変わらないのでは。
「税金」による運営なら、その時点で営利目的じゃないから。基本的には、営利目的として成り立たないから税金を投入するんだよ。税金の有効利用というのは、それを前提とした上で、無駄遣いを減らすこと。営利企業とは前提が違う。
無料の貸本屋という表現はある意味正しくて、営利目的なら回転率の悪い本は在庫しないけど、図書館は回転率の悪い本、たとえば高価で場所を取る大きな辞典・事典や学術書も置いているし、学生が長居して勉強しても良い。無料=利益を目的としないことが前提だからできること。
>そしてそれに少なくとも市井の「図書館」が抵抗できる(できている)とはとても思えないんだなあ。
運営が続いているなら、一定の抵抗ができているわけですが。辞典・事典や学術書がなくなって、売れ筋の小説やエッセイ、マンガばかりになった公立図書館がありますかね?
Re:貸本屋 (スコア:1)
「一定の抵抗」の「一定」に対する考え方の差異ではないでしょうか。
逆に言えば「売れ筋の小説やエッセイ、マンガを数量確保するために辞典・事典や学術書を減らした」ことなど1冊たりともない公立図書館が現在ありますかね?
「それが1冊あるだけでもう抵抗できていない」という原理主義者はともかく、私個人は自分の興味範囲の資料が「蔵書なし」であることが
それなりの頻度であり、また逆にベストセラー本が「蔵書数100 予約数294」のようなものが壁に貼られてたりするのを見るにつけ
「一定の抵抗が"できない"」という感想をもらしました。
もちろん私の資料探しがたまたまそういう傾向で、またそのベストセラー本など図書館全体から見れば無視できる量だといわれればきちんと統計資料を
作成したわけではないので「抵抗できてないと思うのはお前一人だ。そんなことを人が目にする場所に書くな」と言われれば反論できません。
そして別に現在の「図書館運営に携わる人たちは全くワカランチンばかりだな」と思っているわけでもなく現在の日本の政治経済状況ではそれもやむなしだろう
なあと思っていて「なんで抵抗できないだ、馬鹿!もっと頑張れ」ということではなく「ああ、大変なんだろうなあ」ということです。
Re:貸本屋 (スコア:2)
> 私個人は自分の興味範囲の資料が「蔵書なし」であることが
> それなりの頻度であり、また逆にベストセラー本が「蔵書数100 予約数294」のようなものが壁に貼られてたりするのを見るにつけ
> 「一定の抵抗が"できない"」という感想をもらしました。
予算には限りがあり、すべての出版物を購入出来るわけがないのだから、限界があるのは当然では。それは別に図書館が商業主義に負けたわけではないでしょう。
(ちなみに新刊は原則として版元から国会図書館に提供されますが、これも国会図書館の予算で購入するなら、不可能でしょう)
ただ、今は図書館の横の繋がりがあるので、専門書も大学の図書館から取り寄せて借りることができたりしますが。
Re:貸本屋 (スコア:1)
より多くの市民の要求に応えるサービスを提供するのが正しい、みたいなことを叫ぶ市長が誕生してますからねぇ。
自分の頭の中の理想の図書館にこだわってるだけの人以外は、ちゃんと現在の図書館を利用してる人は、要望の多い人気作に予算を優先的に回している現状を理解していると思います。
ネットから貸出や予約のランキングや各タイトルの蔵書数が確認できる図書館もあるので、そういう現状は図書館に行かない人でも知ることができます。
調べ物 (スコア:2)
>より多くの市民の要求に応えるサービスを提供するのが正しい、みたいなことを叫ぶ市長が誕生してますからねぇ。
これは正しいのだけど、声を上げて、具体的にリクエストされる本だけを置いていればいいわけじゃない。
「~について知りたいのだけど、適当な本はありますか?」と司書に尋ねたとき、出てくるような本は、リクエストされるような本ではない確率が高いでしょう。
平凡社大百科事典とか、日本国語大辞典、諸橋大漢和なんかを買ってくれとリクエストする利用者は極少ないと思われるけど、ちょっとした調べ物には有用でしょう。
Re:貸本屋 (スコア:1)
> 無料の貸本屋という表現はある意味正しくて、営利目的なら回転率の悪い本は在庫しないけど、図書館は回転率の悪い本、たとえば高価で場所を取る大きな辞典・事典や学術書も置いているし、学生が長居して勉強しても良い。無料=利益を目的としないことが前提だからできること。
いや、CCCが考えているエコシステムでは、本、場所、時間の提供に関しては、ある程度、無料でも良いと思っているのではないかな。
無料だから利益を目的としてないなんていうのは、ある意味ではかなり前時代的な発想だと思う。
そこでお金を取るよりも、そこに人が集まるような仕組みとしての図書館を考えているのだと思う。
代官山の蔦谷書店なんて、ある意味、趣味で作ったとしか思えないし、スタバもいつも通り、ノマドワーカーとか学生であふれかえっていて、とてもそれだけで収益を確保できているようには見えないけど、全体としては地域活性も含めてペイできる仕組みを構築できるという目論見があるのではないかと思うわけです。
Re:貸本屋 (スコア:2)
>無料だから利益を目的としてないなんていうのは、ある意味ではかなり前時代的な発想だと思う。
恣意的に前提を無視されても。税金で無料で提供されているということ。
>代官山の蔦谷書店なんて、ある意味、趣味で作ったとしか思えないし、スタバもいつも通り、ノマドワーカーとか学生であふれかえっていて、とてもそれだけで収益を確保できているようには見えないけど、全体としては地域活性も含めてペイできる仕組みを構築できるという目論見があるのではないかと思うわけです。
別に個人や企業が営利を目的としない活動をしてもそれは自由ですから。
でも、それと自治体が税金を投入して住民に提供するサービスは目的が違いますから。例え、人口が減る一方の山間部や離島の町村でも図書館を運営しているのは、代官山に引っ越さなくても、何人(なんびと)でも極力平等に、知識にアクセスできる環境を提供する意義を見いだしているからです。
民間委託=問題ではないが (スコア:3, すばらしい洞察)
TSUTAYAがやるのもTポイントも(個人的には好きではないが)まあ判らないこともないし、
Tポイントカードにしたからといって履歴がTSUTAYA側に個人が特定可能な形で伝わるとも限らない
(というかこう初っ端から高木先生に目を付けられた以上、まともなIT企業であれば、まだ1年も時間があるんだし対処するでしょうw)が、
市長だけは空気が読めてない感じで危険っぽい。図書館の存在理念とかもあれだけど、それ以前にどうみても高木先生に喧嘩売ってます。いやあ怖くてできないわw
Re:民間委託=問題ではないが (スコア:2)
>Tポイントカードにしたからといって履歴がTSUTAYA側に個人が特定可能な形で伝わるとも限らない
履歴が伝わらないのならTSUTAYAを経営するCCC(カルチャー・コンビニエンス・クラブ)社がやる意味がないでしょ。
慈善事業で現金に等しいTポイントをばらまく訳がないんだから。
各個人の貸し出し履歴から趣味嗜好を割り出して最適な商品をオススメするんでしょ。
その過程で儲かるから、Tポイントなんてエサをばらまいてもペイできる。
Re:民間委託=問題ではないが (スコア:1)
本のタイトルがCCCに伝わらない形でシステムを構築することは可能だと思いますし、
そうせざる得なくなると思います。
でも、今回は、本の貸し出しに対してポイントをつけるという話なので、
最低でも「何野誰兵衛は○○年×月△日×時△分に本をX冊借りた」というの情報はCCCに伝わりますよね。
そうしないと、リアルタイムに冊数分のポイントがつけられないので。
それだけの情報でも、その気になれば、ターゲット広告は可能です。
行動がはっきり見えるので、イヤな人はイヤではないかと思います。
民間企業がやることなら良いのかも知れませんが、地方自治体がやる事業で、
しかも、本を借りるために他の選択肢が用意されないのはどうかと思います。
#結局、Tカード以外の貸し出しカードも用意せざる得なくなるんじゃないのかな。
まったくもって同意。
最近、高木先生、図書館と縁があるなぁ…。
Re:民間委託=問題ではないが (スコア:2)
> 利用者の名前
コンビニとかだと利用者の名前は確認せずに
店員が見た目で性別と年齢判断して入力した
データをマーケティングに使ってるね。
なんで図書館だと利用者の名前まで把握しないと
マーケティング資料としての価値がゼロになるの?
Re:民間委託=問題ではないが (スコア:2)
> だから正確なマーケティングデータを得るためにTポイント会員は優遇(10円引きとか)するコンビニがあるんだろ
こんなこと訊きたくて質問してるわけじゃないよ。
すっこんでろ。
Re:貸本屋 (スコア:1)
同意できないな。図書館は図書館だよ。
市政、市民ともに貸本屋だという考えだとしても、それなら図書館ではなく貸本屋そのものにしてしまえばよいのだし。
Re:ポイント貰えるの? (スコア:2)
ポイント付与も検討中だそうですよ。
市が支出すると委託の最大の目的である節税に矛盾するけど、市から有償で委託を受けるCCCがポイントを付与する可能性はあるだろうね。率は悪いだろうけど。
Re:武雄市立図書館のウェブサイト (スコア:1)
そっちですか。。。
てっきり行政能力の実装が正しいかどうかを議論するのではないかと期待していましたが、間違っていました。
でも、おかしな流れになりましたね (スコア:2)
まさか市長の立場で職場に政治的圧力をかけてやるとされては、さすがの高木先生でも溜まったもんじゃないでしょう。
論理ではなく政治力で関係各所に嫌がらせしてやるといっているようなものです。
相手は技術屋でも経営者でもなく政治家だったというわけで。