著作権利者団体が「Culture First」宣言、私的録音録画補償金の拡大目指す 230
ストーリー by mhatta
誰も犠牲になれとは言ってないような気がするんだが 部門より
誰も犠牲になれとは言ってないような気がするんだが 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
ITmediaの記事では87団体となっている。文化が経済至上主義の犠牲になっているとする一方、文化の担い手に対する経済的な見返りを要求するとのこと。補償金のせいでコンテンツの流通量が減っているという主張に対しては、「補償金がある国もない国もコンテンツの流通量は変わらない」と主張するそうだ。INTERNET Watchの記事が詳しいが、 音楽や映像などに関する28の権利者団体で構成される「デジタル私的録画問題に関する権利者会議」が、 「Culture First〜はじめに文化ありき」の理念のもとに行動することを宣言したそうだ。
これはCISAC(著作権協会国際連合)が2006年、ヨーロッパで補償金制度見直しに抵抗して組織した活動に範を取ったもので、文化の振興が真の知財立国の実現につながること、経済の発展や情報社会の拡大で文化の担い手が犠牲にならないようにすること、知財先進国の経済発展を支えるのは市場を賑わす種々の製品だけでなく、作品やコンテンツの豊かさと多様性でもあることを強調していくそうである。これらの目標達成のため、具体的には補償金制度の範囲を拡大してiPodをはじめとする携帯音楽プレーヤーやPC、携帯電話、カーナビ、次世代DVDレコーダー・メディアなどをも補償金対象とすべきと主張しているようだ。ようは文化保護を名目に私的録音録画補償金制度の拡大を求める一大キャンペーンのようである。
Compensation First〜はじめに補償金ありき (スコア:5, すばらしい洞察)
"Culture First"ってお題目なのに (スコア:5, すばらしい洞察)
自由な利用を広げて、クリエイターを発掘するのかと思ったよ。
Re:"Culture First"ってお題目なのに (スコア:2, すばらしい洞察)
彼らは彼らの畑を開墾しているつもりなのですよ。
Re:"Culture First"ってお題目なのに (スコア:3, おもしろおかしい)
「狩猟・採集」民族に思えてならない
Re:"Culture First"ってお題目なのに (スコア:2, 参考になる)
どこそこの土地は焼いてはいけないとかいう掟があったらしいです。
もっとも、後にはそういうのが軽視されるようになって土地が荒廃し、
結局は自分たちが苦しむことになってるわけですが。
あれ、どっかと同じだ?
課金第一 (スコア:5, すばらしい洞察)
Re:課金第一 (スコア:1)
そのための理由をどうするか。
ロビー活動をどうするか。
やっぱりCharge Firstのほうが正しいように思う。
Re:正直に金払えって言えば (スコア:2, すばらしい洞察)
そうなると今度は「じゃあ、再販規制は必要ないよね?」と突っ込まれるのを自覚しているのでしょう。
この時点で完全に破綻した、二枚舌を使っているって自覚があるんじゃないですか?
一方、江戸時代には (スコア:5, おもしろおかしい)
Re:一方、江戸時代には (スコア:1)
元は「ぶんぶ」だよね。
# 山田君、座布団2枚差し上げて。
文化と経済って (スコア:3, すばらしい洞察)
私は支えあうものだと思ってましたが。
『文化で金を稼ごうとする』から衝突するんじゃないの?
作り手の衣食住事足りてれば文化は維持できるでしょう。
大金が入って子々孫々まで食わしてくれないと文化しないなんてのはそもそも文化人じゃないし。
それって商人だろ。
# まぁ経済側にも非が無いとは思わないが。
# 稼いだ金は文化の維持振興にまわしてやらないと、この手の『あきんど文化人』が増える。
Re:文化と経済って (スコア:2, 興味深い)
そういうパトロンが芸術家を食わせていたから文化活動が出来ていたという面はあると思います。
文化や芸術に理解があってかつ莫大な資産を動かすことのできる、本当の「上流階級」や「知識人」が少なくなったのも問題の一つなのかも知れません。
そうなってくると、表現者が生き残るにはパトロンを育てることも重要なわけで、権利、補償と声高に叫んで利用者や視聴者を牽制するのは必ずしも賢い方法だとも思えないんですがね。
#まぁ、仕方ない面もありましょうが。
権利を主張するのはいいが、やることはやってくれ (スコア:3, すばらしい洞察)
JASRAC等の業務として著作権処理を行っているところはネット配信への対応をずいぶんと前から行っている。にもかかわらず、著作隣接権の処理窓口がないがためにネット配信をする番組ではTV番組のように素材として使うことができない。著作隣接権の委託管理は法律上は許可されているので、管理会社を立ち上げれば対応できるはずなのにそういう話はまったく聞かれない。
権利処理をする窓口が一本化していれば、警察と連携して違法配信を摘発するのも容易になるし、最後の手段の民事損害賠償請求もやりやすくなる。
補償金制度のような大雑把で不公平な仕組みを推進する前に、権利団体としてやるべきことをまずすべきなのではないだろうか。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:権利を主張するのはいいが、やることはやってくれ (スコア:2, 興味深い)
ところが、CPRAのQ&A [www.cpra.jp]を見ると
とか書いてある。
使用料規定とかを見た限りだと、テレビで放送した番組をそのまま配信するケースしか想定してないっぽい。さらに、支払い方法がWebページにも料金規定にも記載されていない。つまり、放送における二次使用料徴収代理の延長でしかなくて、外部への窓口になる気はないわけです。
RIAJにしてもCPRAにしても著作権管理事業のために作られた組織ではないので、外部窓口を作る理由もノウハウもないんでしょうが、それでも別に管理専門の会社立ち上げるとか、できることはあるはず。
文化振興をお題目にするならこのあたりのこともちゃんとやらないと説得力がないよって話ですね。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
要点 (スコア:3, 参考になる)
著作権法の第30条は、私的複製のうち権利者が不利益を被らないものは、例外として許諾無しで複製可能としたものです。
デジタルでの複製は、許可を得る必要があるほど大きな不利益ではないが、無条件で複製を許可するほど影響が少ないものでもない。
って事で、さらに例外をもうけ、補償金という形で対価を払う事になった。
もし、ここで、今の社会では「デジタルでの複製で不利益は生じてない」という事になれば、補償金の制度そのものがいらなくなる。
今のところ、この点を問題にしてる人は、殆どいない。
次の要点は、権利者に不利益が生じているなら、どのように解消すべきかという点。
デジタルでの複製を、無条件で許す事にすれば、一方的に権利者が損をする事になり不当。
デジタルでの複製を、許可を必要とする事にすれば、消費者に不利益が生じる。
だから、補償金という、両者が妥協した手段が取られた。
しかし、今なら、DRM等、個別に複製の許可を与える事も不可能ではない。
最後の要点は、補償金という制度を使う場合の、権利者と消費者の利益のバランスの取り方。
iPod等、補償金をかけても不利益を被る消費者が少ない物もあれば、
PCやHDD等、不利益を被る消費者が多いと思われる物もある。
また、補償金の額も考慮すべきだと思う。
iPodやPC等では、補償金の比率も違ってて良いと思う。
レコーダー毎日を売りさばいてる人の意見 (スコア:3, 参考になる)
メディアはすぐ必要でない方がほとんどなのと、専門のフロアが別にあるという理由で稀にしか売りませんがね。
で、今更こんな下の方に何か書き散らしても誰も見てくれないのではないかと思うのですが、ユーザーに一番近い非ユーザー(テレビはほとんど観ません、レコーダーも持ってません)の視点で意見できるので書いておきます。
◆デジタル放送とデジタル録画の抱える矛盾
ハイビジョンレコーダーを販売する際のキラーフレーズは「放送を生で見るのと、録画して後日見るのと、画質や音質に差がありません」です。
実際問題、早送りやチャプタ編集まで含めると録画した方が利便性が高いのですし、そこで飛ばされてしまうコンテンツの内訳はCMがほとんどを締めるでしょう。
この時点で、広告ありきの無料放送とは同じものではなくなっていますので他に収入を求めたくなる気持ちは分からなくもないですね。
◆実は一般レベルでは、DRMはそれほど問題になってません
これが一番の問題だと個人的には思うのですが、コピーワンスにしろCPRMにしろ、「家電の仕様」として認識されており「そういう風になっています」という説明に「へぇ~」と感嘆はすれど異論は唱えられないですね。
まぁ、イチ販売員に苦情をいわれてもどうしようもないわけですが、そう思って諦めている節すら感じません。
天から下りてきたルールに対し、何の疑問もなく受け入れてしまっているという風ですね。
今のところ機会がありませんが、保証金制度などについて聞かれると、明確に説明は出来ないと思います。
分かりやすく説明をすると権利者側の矛盾が明らかになってしまいますので、購買意欲を削ぐことになるでしょう。
◆おかげさまで売りづらいです
著作権保護なんて技術的な観点からいえば「高度な技術を駆使してより不便にすること」以外の何者でもありませんね。
だいたいにおいて、お客様の要望が叶わないのは技術の低さが問題なのではなく「高度すぎる技術による規制」の問題です。
ソニータイマーのジョークは皮肉をベースにした陰謀論だから笑えるわけですが、ことDRMに関しては本当に実践しているところがタチが悪いと思います。
「なんでコレできないの?」なんて聞かれた日には「業界からの要請です」とメーカーが矢面に立たないようにしています。
仕様の変更とかマヂでやめて欲しいです。ダビング10とかニュースになったあたりは露骨に買い控えられました。
「今のレコーダーではダメ」と世間に思われてしまいました。
実際にダビング10を批判するにあたって何の根拠もなく「全ての現行レコーダーは買い換えが必要」と大きな声で言いふらした人がいたせいなんだと思います。
#CPRMの導入時には実際ほぼそれに近いことが起こりましたけど、CPRMの仕様からそれは予測できますよね。
で、現状どのように説明するかというと
「ダビング10は協議中の案件です。ダビング10対応と謳うレコーダーがあっても放送自体がコピーワンスの間はコピーワンスでしかありません。現在の放送を録画したものが将来ダビング可能になるわけでもありません。」となります。
代案としてダブルチューナー搭載タイプのレコーダーで1番組二重録画の提案をすると納得していただけますので、実はダビングは一回可能で十分実用レベルです。
それを9回にするとか言うと、1より9の方が優れていると感じてしまうんですね。
◆DVDへの課金は公正か?
HD画質で現状(粗悪なメディアがまだ無いという意味で)ほぼ安全にムーブできるブルーレイへの課金は一定の理解を示します。
完全なオリジナルのコピーにして携帯可能なサイズ・重量として形を為しているのですからね。
MPEG4AVCに再エンコードすればオリジナルとは異なりますが、それでも翻訳でいえば方言の揺らぎ程度しかありませんから、メディア自体への課金は十分説得力があると。
対して、DVDへのムーブには大きな問題点が二つあります。
ひとつはムーブに際して明らかに画質が落ちる(HD→SDですから)こと、もう一つは安全なムーブが全く保証されてないこと。
前者は主観が絡むのであえて取り上げないですけど、後者はものすごく問題だと思いますねぇ。
なんと「コピーワンスからの要請でディスクのベリファイ用のキャッシュすら作れない」というのが根本の原因なのです。
粗悪なメディアを使うとCRPM対応にもかかわらずムーブに失敗したりします。
つまり保証金のムダ払いがいくらでも発生する仕組みになっているのです。
「キチンとムーブできた分だけあとから徴収」は非現実的なことぐらい誰にだって予見できるのですから、
どうせならその保証金でメディアの認定の予算を採り、安全なムーブが出来ると確認が取れたメディアにしか「CRPM対応」と謳わせないようにしたら良かったのです。
で、そうしてくれなかったので月に一度ぐらいは替わりに謝る羽目になるわけですが、その対価はメーカーが支払っている(目-カー販売員ですから)のです。
おかしいですよね?何を保証するお金なのですか?
◆アナログメディアへのコピーは不可が原則だが、諦めちゃえ!
画質がかなり落ちる課金してないメディアはコピーフリーで、画質がそこそこ落ちる課金してるメディアはムーブのみって・・・・ダメ過ぎだろう。
あくまで課金が前提ならば、その有無をコピーの可否の基準に統一すべきです。
アナログコピーは本来不可が妥当でしょう。
しかしレガシーな機器では録画できなくするような機構に予算を割くくらいなら仕方なく放置が現実的なラインだろうと、僕も思います。
とにかく、ややこしい制約を加えて許可する労力と見返りを考えたほうが良いですよ。経済の問題なんだから。
誰かの言うとおり、Charge Firstですね。
権利者の利益は保証しても、それ以外の何も保証しない制度なんですから。
Youthの半分はバファリンでできています。
二重取りってアリなの? (スコア:2, 興味深い)
iPodは百歩譲って頷くしかないとしても、次世代レコーダーやメディアってどうなの?
強力なプロテクトで保護されているからコピーはできないし、移動しかできないのにどうやって侵害するんだろう
追記不可能なメディアに書いたらそこでコンテンツの寿命を終えないとならないわけじゃない。
しかも、レコーダーからメディアにコピーしたのではなく移動しただけでも、機械とメディアで二重取りしたいってことだよね。
Re:二重取りってアリなの? (スコア:4, おもしろおかしい)
その理由はと言えば「堂々と不労所得を徴収できるから」なんだよなー、と言うのを実感するニュースでございますね。
Re:二重取りってアリなの? (スコア:3, おもしろおかしい)
将来的にプロテクトが外されてしまう可能性があるためダメです
Hahaha!
Re:二重取りってアリなの? (スコア:3, 興味深い)
通常の人間には破れないレベルの保護を与えることは可能でしょう。
世の中のプレイヤをセキュアプレイヤとフリープレイヤに分けて、フリープレイヤにだけ補償金 みたいな仕組みにすれば
2重取りはそれなりに防げると思います。
セキュアプレイヤ : 携帯電話やHDDレコーダ、PS3等
- DRMをハードウェア的な手法で尊重するように強制する物
- DRMの情報を含むコンテンツのみ再生可能
- コンテンツの移動はセキュアプレイヤ間でのみ、DRMでの制限を尊重した上で可能
フリープレイヤ : PC等
- DRMをソフトウェア的な手法または人間の目視で尊重する物 → クラック可能性は有るがハードウェアのコストはいくらか下げられる
- 標準規格のコンテンツを再生可能
で、コンテンツの提供側はDRMを掛けた上で販売し、DRMをフリープレイヤで扱うソフトウェアに課金する。と。
もっとも、HD品質の映画すらこの定義のフリープレイヤで再生できることが要求されている世の中なんで、
よっぽどプレミアムなコンテンツでないと消費者には受け入れられない気がしますが。。
視点として共有しているのは「いかに課金処理を無意識のうちに行わせるか」という点で、
これを達成する方法はけっこう色々あるでしょう。現状のシステムでは課金が面倒すぎます。
究極的にはtumblrでreblogするとかニコ動でマイリストに入れる程度の簡単さで課金処理が行われ、
利益が各所に「伝播」すべきだと思います。これを電子的に/システマチックに行うための努力を怠っているのは良くなくて、
そういう努力を怠っているからこそ、機器単位で課金みたいな安易な方法に流れてしまうんだと思います。
Re:二重取りってアリなの? (スコア:1, 興味深い)
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0410/06/news077.html [itmedia.co.jp]
Re:二重取りってアリなの? (スコア:1, すばらしい洞察)
(テレビ局等が)公式なサポートを表明したことはないと思いますよ?
リアルタイムに放送されているものが本物であって、いくら勝手に録画したとしてもそれはコピーでしょう。
そもそも、まったく録画できないテレビ番組って何が問題なのでしょうか・・・作品は我々のモノなのです。
利用することについてはこちらの一存で決められないのですか?ソフトウェアのように。
#デジタル化によって、ようやくある程度、作品頒布後のコントロールが可能になってきた。
#アナログ時代は自由すぎたと思います。
テレビの録画/Re:二重取りってアリなの? (スコア:5, 興味深い)
>(テレビ局等が)公式なサポートを表明したことはないと思いますよ?
ときどき「永久保存版!」と銘打った番組が流れていますが、あれはどういう意味ですか。
あと、テレビ録画機のCMが大量に流れていることは、苦々しく思っているのでしょうか。
WOWOWのサイトのFAQ よくある質問 [wowow.co.jp]には
「WOWOWを録画したい」というカテゴリがあって
・Gコードを利用した録画方法は?
・デジタルWOWOWをVTRで録画する方法
・デジタルWOWOWをDVDで録画する方法
・デジタルWOWOWの予約録画方法
・音声多重番組を録画した際の音声切換え方法
・WOWOWの音声をMDにデジタル録音したい
・アナログ契約からデジタル契約に変更したらWOWOWの録画が出来ない
といった項目が立っており、それぞれ詳細な解説がありますが、これは何ですか。
Re:テレビの録画/Re:二重取りってアリなの? (スコア:1)
Re:テレビの録画/Re:二重取りってアリなの? (スコア:3, すばらしい洞察)
それは視聴者が飛ばさずに見たいと思うようなCMを作り出せない広告代理店の怠慢だと個人的には思う。
CMの価値/Re:テレビの録画/Re:二重取りってアリなの? (スコア:2, 興味深い)
CMに価値があると思うかどうかは、見る側の自由でしょ。
新聞の折込チラシを読まずに捨てるなんてけしからん!とか怒ってもしょうがない。
本日限定の特売のチラシを夜になってから見て「しまった!」と思った人は、翌日からは朝のうちにチラシも読むかもしれない。テレビのCMだって、全体として、傾向として、確率として、視聴者が「見た方がいいな」と思っていれば、スキップ機能なんか使わないで見るでしょう。
わし個人としては、広告抜きの新聞なんか、購読する気は起きません。新聞広告や折込チラシは、有用なコンテンツとして確固たる地位を築いてきた。
テレビなら、一度見て「二度と見たくないな」と思ったCMをリモコン一発でフィルタできたり、気に入ったCMのリピート率が上がるならCM大歓迎。そのCMフィルタのデータを提供してもいいよ。
Re:二重取りってアリなの? (スコア:5, 興味深い)
> 利用することについてはこちらの一存で決められないのですか?ソフトウェアのように。
だったら国民の財産である電波にのせて垂れ流すんじゃない。
っていうか我々って?モノによるけど、会社人でもフリーでも仕事としてTV局や製作会社にコンテンツ納品したらTV局や発注元のものになるだけでしょう?そのコンテンツにどれほどオリジナリティーがあろうと、誰がどんな技術でどんな創造性を持って作ったのかなんて関係なく買い取りが大半ですよね?
> リアルタイムに放送されているものが本物であって、いくら勝手に録画したとしてもそれはコピーでしょう。
意味が良く分からんが、勝手に各家庭まで垂れ流されてるものを記録するなってこと?
そんな契約を結んだ覚えはないが?契約って双方の同意がなければ成り立たないってぐらいの常識ないの?
それとも著作権法で私的複製が許されてて、権利者の権利が制限され利用者の権利が保護されていることが間違いで文化の発展にとって障害であるって話かい?
> #デジタル化によって、ようやくある程度、作品頒布後のコントロールが可能になってきた。
> #アナログ時代は自由すぎたと思います。
だから勝手に無償頒布して法律で許されてる私的複製と私的利用に対して金よこせって、どう考えてもヤクザ以上にタチ悪い。ってか現時点では下手すりゃそれ自体違法スレスレでしょ。あんたらはその非民主的かつ合法的なインテリヤクザまがいの方法で(これまでも、これからも)法律を曲げてくのでしょうが。
とりあえず、そういう前提なら頒布しないでください。本当に。押し売りってレベルじゃありません。
たとえそれが誰かにとってどんなに素晴らしい作品であっても要りません。
コントロールもクソもない頒布するな。要らないです。大切に金庫の奥にしまっておいて決して人目に触れないようにしてください。迷惑この上ないです。そんな業界も潰れてください。要りません。
以上。
# このコメントへのコメントに返信するつもりはないのでAC
Re:二重取りってアリなの? (スコア:4, すばらしい洞察)
あなたがたが権利を主張することでテレビの見方、つまり視聴者の生活を制限するからこそ抵抗されているんだと思います。
個人的にはですが、DRM?保護?好きにすればいいと思います。Sonyみたいに自社製品ですら再生できないDVDを出すのも自由です。しかし、ならばこそそれを乗り越える自由、例えばCCCDが自宅のプレーヤーで再生できないのでPCで取り込んでCD-Rに焼いて聞く自由やDVDがプレーヤーで見られないのでPCで取り込んでオーサリングしてDVD-Rに焼く自由があってもいいんじゃないでしょうか?
貴方は「視聴者による録画は保証されてない」という。しかし、それじゃあ貴方はその番組が視聴できることを保証してくれているのか?と。それが保証されてないからこそ録画が必要というだけの話では?
自身のメディアにそれだけ誇りを持つなら、その前にあなた方の提供手法が完璧でないことに対するフォローを消費者に行わせてるのを恥じてもいいのでは?
とまぁ、自分はそんな風に思います。
個人的には利用者の権利を明示し、それに対する税金のような形で補償金があるのなら許容可能だと考えていますが、最終的に私的利用を出来なくしようと考えているのに、それで補償金を取ろうというのは理解できません。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re:二重取りってアリなの? (スコア:3, 興味深い)
いくつかの突込みがあるようですので、まとめてここで。
続くエントリでも言われていますが、WOWOWは有料放送であり一律な比較は難しいと思います。
日本国内の無償提供(完全スポンサード)放送で録画のサポートを表明しているという話は聞いたことがありません。
公共の電波ではありますが、きちんと認可された免許下で事業が行われているのです。監督責任が国にあるならば、
より強力なフリー化志向の指導がなされるでしょう。さもなければ、そういった指導を行えない国・省庁や、
発言力のなきに等しい自らの立場というものを知ってください。
現在の電波行政下では、公共の電波に乗っているから録画OKというには、根拠として少し弱すぎると思いますが。
耳に痛い言葉です。他社のものも含めてご満足いただけなかったようで残念ですが、
しかし、あらゆるメディアが玉石混交であるように、番組という形態であっても同じなのだと考えてみるとどうでしょう。
その多くの無駄なものから、ある程度洗練されたものが出てこられれば成功といってよいのではないでしょうか。
そもそも、商品として見てお金が入れば、それはある程度成功しているかと思います。形態は歪かもしれないですがね。
その対抗措置がDRMやコピーコントロールや法律というわけです。
納得いただけますか?
フツーの民放局の録画サポート/Re:二重取りってアリなの? (スコア:3, 参考になる)
>表明しているという話は聞いたことがありません。
そうですかー。あなた、それは変ですね。
Dpa(社団法人デジタル放送推進協会)のサイト [dpa.or.jp]には、地デジのメリットとして「録画予約も簡単に行えます!」「放送時刻の変更があっても予約録画にすぐ対応します」とあります。
ジェムスターが開発し、テレビ各局から提供されているGガイド [ipg.co.jp]や、テレビ朝日系列で提供されているアナログ波EPGのADAMS [www.tadv.jp]も「簡単録画予約」を謳っています。
Re:二重取りってアリなの? (スコア:2, 興味深い)
「視聴者及から金を取る有料放送」
「視聴者及びスポンサーから金を取る有料放送」
「スポンサーからのみ金をとる無料放送」
の点しか差がないでしょう、それを持って比較できないとするのは変でしょうね
放送するのにどこからもお金をもらってないのであれば、比較できないと言うのは
納得出来ますが、そうじゃないでしょう
放映に使っている著作物の著作権使用料が安すぎるって話なら
放送局や制作会社にする話であり、放送受信者にする話では無いでしょう
保証金と言うのはDRMを強制している以上あり得ない話でしょうね
どんな形にしろ権利者がコピーを許可して放送してるのでしょうから
Re:二重取りってアリなの? (スコア:3, すばらしい洞察)
DRMはコピー回数も制御可能である故にコピーされたくなければ
そのように設定して出せばいい
コピーさせないと言う制御が権利者の都合により可能なのだからDRMに関しては
複製による権利の侵害が新たに発生するとは言えない(コピーを許可しているのは権利者だから)
無論複数回/無制限で許可するのも可能だが、それはあくまで権利者が承諾して
配信している訳であり、それを持って複製されたとしても
複製されたことによる不利益が新たに発生しているとは言えない
非DRMの場合はこのあたりの制御が出来ないから
コピー=権利者の不利益が発生するため保証金って話でしたが
制御できれば不要になるのは当然でしょうね
Re:二重取りってアリなの? (スコア:2, 参考になる)
日本法にはフェアユース規定はなく、むしろ逆に複写権というものがあって、法的にはコピーに際し権利者の許諾を得る必要があります。
しかし逐一の許諾は手間が大きいので、コピー機等においては包括契約による「複写使用料」というものを徴收していまして、日本複写権センター [jrrc.or.jp]を通じて関連著作権団体へと分配されています。
# その分配が妥当かどうかは、それこそ神のみぞ知るでしょうが。
Nullius addictus iurare in verba magistri
Re:二重取りってアリなの? (スコア:2, すばらしい洞察)
公共の電波を使わなければ決められるんじゃないでしょうか。ソフトウェアのように。
優良な顧客からさらに絞り取る (スコア:1, すばらしい洞察)
iPod(特にclassic)ユーザのセグメントって、強度の音楽中毒で、多量のCDを保有しているユーザの率がもっとも高いセグメントだと思うのだ。
そういう優良な顧客(= 文化の支え手)を泥棒扱いすることには到底頷くことはできないなぁ。
適用範囲 (スコア:2, すばらしい洞察)
>携帯電話、カーナビ、次世代DVDレコーダー・メディアなどをも補償金対象とすべきと
>主張しているようだ。
携帯音楽プレイヤーやDVDプレイヤーはともかく、著作物がコピーされていない携帯電話や
カーナビやPCは山ほどあると思うのだが。
そこまで無茶を通すのなら、いっそ耳や目に課金したらいい(嫌味的な意味で
揚げ足取り(フレームの元-1) (スコア:1, すばらしい洞察)
それとも、「お前らもっと金払え」と読み替えた方が良いですか?
#自分で墓の穴を掘り進めよう
消費者からの対価 (スコア:1, 興味深い)
存在していることをほとんど意識しないですむような、ウォークマンでもiPodでもWindowsMediaPlayerでも使えて、所有している機器間での移動もスムーズに行える、そんなDRMが出てくる見込みは、現時点でほとんど無いので、補償金は消極的解決法として認めてもいいのかなと思います。
投げ銭のような仕掛けでは、適切な還元が行われないのは、やらなくたって判りますしね。著作権侵害による被害が縮小しない以上、彼に対価を落とすにはもっとメタなレベルで対応するしかないと思います。
また、実際にCDやMDの売り上げが低下し、ネットワークでの売り上げが急増している状況で、権利者団体がそれらの機器に補償範囲を広げようと活動するのは、まあそんなに非難されることでもないでしょう。
問題は、自分たちの創造物を売って食っている連中が、「経済活動の結果、文化がダメージを受けている」などと、自己否定にも似た詭弁を弄する点で、彼らのまず文化ありきという物言いは、文化の担い手が大衆であるという点を忘れた、極めて傲岸不遜なものだと感じてしまいます。
しかも、旧態依然とした中間搾取層が存在しているおかげで、われわれ大衆は不当に高い対価を支払わされているという状況を、彼らはあえて見ない様にしています。
この戦いは、権利者側から見れば消費者との対決構図にしか見えないのかもしれませんが、消費者から見れば、むしろ中間搾取層との戦いです。
大半の人はレコード・映画会社を裕福にするために金払おうなんて考えておらず、気に入った曲なり映画なりを作った人たちに、お金を払いたい、と思っている。
しかし、技術の進歩によってディストリビューションに関わる搾取構造から抜け出せる機会が、すでに訪れているのにもかかわらず、権利者たちはいまだにレコード会社にしがみついている。
それじゃあ、大衆はどんどん買わなくなるし、権利者は搾取されっぱなし。彼らは永遠に消費者からのダイレクトな対価を得ることが出来ない。
そんな状況が続く以上、この不毛な、文化の衰退、権利者の敗北、という結果の見えた戦いは、終わらないんだろうな、と思います。
ガラパゴス (スコア:1, 参考になる)
文化は作り手と受け手がいてこそ (スコア:5, すばらしい洞察)
受け手がいない“文化”はむなしいだけ、滅びるしかない。
それと、彼らは文化文化というけど、自分たち以外の文化を認めてないように見える。
Re:何度も何度も何度も指摘されてますが (スコア:2, 興味深い)
DRMが機能していて、「hoge日経ったら消去」のようなルールを強制できるからです。
しかし、そのような目的(粒度の高い再生回数制限)のためにDRMを利用すると「誰がいつ何を見た」を誰かが管理することになるので
プライバシーの侵害に当たる だから補償金という一律負担が必要という論理を唱えるような人が居るかも知れません。
旧来のメディアでは人間と約束するという方法を取っていました。
「レンタルビデオは3日借りたら返す」というルールを人間が守るからこそレンタルビデオ屋はやっていけるわけです。
方法論はともかく、そのような制限は(技術的には)可能ですが、たぶん消費者には受け入れられないでしょう。
イベントなり何なりの公共パフォーマンスでは再生回数に応じた課金を受け入れていますが、
一般消費者にはそういう習慣は(放送を除けば)無いからです。「放送やライブ」と「再生」は別物。
Re:何度も何度も何度も指摘されてますが (スコア:2, 興味深い)
ただDRMとプライバシーは微妙な問題だとは思っています。レンタルビデオと違って非常に普遍的に存在することになるからです。
例えばSuicaみたいなICカード切符の類は誰でも特に認証とかをせずに(リーダさえ密着させれば)乗車履歴が読み出せるようになってますが、
そういうデザイン上の不備(ともとれる仕様)をいかに無くしていくかは課題になるでしょう。
# Suicaはサイフの奥深くに入れておけば知らない間に読まれることはほぼ無いとは思いますが。。
たとえば、1回再生ごとにネットワーク認証するのと3日とかおきにネットワーク認証するのでは
結構な違いが有るんじゃないかとも思います。
たとえば再生回数データを(mixiミュージックみたいに)集めれば、Amazonのように別の商品を効率的に推薦したり
できるんじゃないかな とか。
もちろんそういうデータを隠蔽するように、たとえば、iPodならPCと同期するたびに再生回数を転送して課金 のような
スタイルだって考えられます。
まぁ考えることは色々あるよということで。。
Re:何度も何度も何度も指摘されてますが (スコア:3, 参考になる)
既存の記録メディアに有ることには反対していない
ただしDRMは権利保持者がコピー自体を制御して配布することが可能なので
コピーされたとしても新たに不利益を与えたとは言えない
よってDRM関連機器まで補償金かけるのは変じゃね?って話
ちなみにipodに現状補償金がかからないのは30条の2の補償金規程に以下記述があるため
第三十条
2.私的使用を目的として、デジタル方式の録音又は録画の機能を有する機器
(放送の業務のための特別の性能その他の私的使用に通常供されない特別の性能を有するもの及び録音機能付きの電話機その他の本来の機能に附属する機能として録音又は録画の機能を有するものを除く。)であつて政令で定めるものにより該機器によるデジタル方式の録音又は録画の用に供される記録媒体であつて政令で定めるものに録音又は録画を行う者は、相当な額の補償金を著作権者に支払わなければならない。
装置の場合録画及び録音する機能が付いて居ることが条件で、さらに録画自体が本来の機能として
付随してないといけないらしい
装置としてipodは記録機能が無く再生専用のため付けられない、それ自体を記録媒体とするのも難しいって所でしょう
分配できないからこそ (スコア:3, 興味深い)
私的録音録画補償金は、元より個々人の権利者への分配が可能な性格のものではありませんからね。分配比率の決め方もいい加減なものだし、団体未加盟の著作権者にはどうやってもお金は回らない。だから「共通目的事業」とか作ってお茶濁してるわけですけど。
私としては補償金制度を継続させるならば、現行の指定管理団体(sarah [sarah.or.jp]、sarvh [sarvh.or.jp])による分配を廃止し、補償金は目的税として全て国庫へ納め、著作権事業特別会計として国会で予算審議をした上で使途を定める方が良いのではないかと思います。それならば、ここの著作権者に幾ら分配するなどということを考えず、広く文化の振興のためにそのお金を使うことができますからね。
おっと、忘れずに複写権センター [jrrc.or.jp]も解体しましょう。
Nullius addictus iurare in verba magistri
Re:土台 (スコア:2, 興味深い)
特許使用料に関しては最終的には製品単価等に転嫁されて消費者が支払うことになる。
が、クロスライセンス等の企業努力で製品単価を下げることを進め、その結果消費者はその恩恵を受けることになる。
で、ここで国内の著作権関係については、この企業努力らしきものが見えないってのが、反感を買う一番の根源なんじゃないかという気がする。
つまり消費者に対して還元する気は一切ありませんという態度が反感を買っている、ということ。
洋画のDVDが安くなったりして出てくるってのは、この企業努力と言えるものだと思うんだけど、どうだろうか?
Re:なんでコンテンツに上乗せしないの? (スコア:2, 興味深い)
事実、レコード会社の横暴を騒ぎ立てる人はほとんどいないでしょう?
JASRAC自身がYoutubeに対する削除申請の件で「叩かれ慣れてるから表に立った」とコメントしているくらいでして。
JASRACや補償金に問題があるのは事実ですが、それが全てではない。
Culture First = Copy First (スコア:2, 興味深い)
頑張ってまじめに考えてみた。
ジェイムズ・ジョイスがホメロスを真似たように、小沢健二がアズテック・カメラを真似たように、あるいは落語家が師匠と真向かいで噺を教わるように、文化とは絶え間ない複製の現象です。文化の生産だけでなく、権利者団体がいうように、消費もまた複製です。好きな曲を口ずさんだり、その素敵さを友達に熱弁したり、CD-Rに焼いて渡しちゃったりとか。生産も消費も同じように複製なのだから、文化には根本的には生産と消費の別はないわけです。好きなレコードをただ掛けてるだけじゃ面白くなくって、あっちこっちいじくって引っくり返して遊んでる内にできたのがスカであり、ヒップホップであり、ポンチャックです。同人二次創作もそんな感じだ。
したがって文化とは遍在する複製現象である。複製が遍在するんだから課金が遍在したっていいじゃねえか、とか。どんなもんでしょうか。複製に足かせがはめられないのであれば、課金は実際許容できるかもしれない。
Re:本音 (スコア:3, すばらしい洞察)
補償金からの収入が2005年を境に減ってるけど取りこぼしてるだけだからもっと金を徴収しようとか書いてありましたね。
いや、私は2005年を境にどころかここ10年近く連中が主張しているコピーの量なんて変えてません(音楽は聴かないし、録画もビデオデッキ→パソコンと変化はしたものの総量は変化なし)ので、どこからコピー総量が増えたというデータを持ってきたのか理解できなかったりしますが、何もしてないのに、お前は悪いことしてるはずだから金払えとか決めつけられるのは不愉快ですよね。っていうか、基本はコピーネバーとか言ってる割に、あんたらの推進しようとしてる補償金制度って複製前提の前払いなわけで、徴収される身としては、
コピーしなきゃ損
じゃないですか。特にパソコンみたいに本来複製用途じゃないモノにまで課金されるとなると、まともな人なら複製用途に無理矢理使い始めるでしょう。どうせ既に取られちゃってるんですしね。
君ら実はコピーして欲しいんだろ?
正直に言えよと。こんな制度を固持しつつコピーネバーとか言われても、権利者ってのは余程の馬鹿か悪知恵の働く悪党なんじゃないかとしか思えませんよね。勿論業界の代表者なんですから馬鹿ってことは有り得ないわけで、まぁ…なんですか。
矛盾といえば、他の方も書いてますが経済至上主義がどーのと批判しながら結局は金が欲しいという結論だし。著作権者が金儲けに邁進するのは別に悪いことだとは思わないのですが、何でこう勿体ぶった理由をつけた挙げ句不誠実なやり方で徴収しようとするんでしょうかね。金儲けに疎い著作者の代わりに商売にしてお金に換えるのが仕事なんじゃないんですかね(私の理解が間違ってる?)。利用者が気持ちよく金を払うような方法を生み出せないんじゃ、中間搾取に見合った仕事をしてるとは言えないと思いますが。時代に見合った新しいシステムを作るのには金がかかるのかもしれませんけど、私的複製で発生しているとか主張している損害額の半分でも突っ込めば結構良いものができるんじゃないですかねぇ。
Re:おいしいとこどりは既定路線 (スコア:2, 参考になる)
>これ、「DRMが施されているものは私的複製の範疇から外す」という議論を完全に無力化しかねない理屈だな。
なぜ、補償金の範囲からはずすかというと、「既に複製の許可を得ているから」です。
iTunesやMoraで買った音楽は、権利者からの複製の許可があり、購入代金にその対価が含まれていて、補償金との二重取りになるという考え方です。
一方、無料の放送の場合、複製を行う消費者は許可も無ければ対価も払っていません。
従って、ダビング10等がかかっていても、補償金の対象になるという訳ですね。
>「権利者の要請に基づくルールではない」ため
これは、もしも、ダビング10が権利者側からの要請なら、権利者が消費者に対して明示的に複製への許可を出したと考える事ができます。
その場合、許可があるのに、補償金を取れば二重取りになると言う訳ですね。
でも、実際は、権利者側からの要請ではなかったので、複製の許可があるとは言えないという考え方でしょう。
Re:おいしいとこどりは既定路線 (スコア:2, すばらしい洞察)
>という論法が可能になってしまうでしょう。
なら無いと思います。
iTunesやMoraと消費者の間には、契約があります。
そこに、複製の許可が含まれているのです。
従って、許可を与えた覚えは無い等という事は言えません。
現状の無料の放送の場合、視聴者と権利者の間には何の契約も存在してません。
だから、今のコピーワンスやダビング10が、誰の要請によって導入されたかが重要になるのです。