「消費者庁 糖質カット炊飯器の販売事業者4社に対する景品表示法に基づく措置命令」記事へのコメント

米はほぼ糖質と水分なので当たり前

[Anonymous Coward]

米100gあたり、糖質が77.6gで水分が14.9g。併せて92.5gで、他の成分は7.5gしかない。

https://www.kamedaseika.co.jp/cs/knowledge/knowledgeRice/okomeCountry.html [kamedaseika.co.jp]

この食品で糖質を減らすなら、水分を増やすしかない。

Re:米はほぼ糖質と水分なので当たり前

[Anonymous Coward]

もし食感を保ったまま水分率を増やすことができれば（できればですが）、使用するコメの量が減るので実質的な糖質カットと言えるのでは。
例えばアイリスオーヤマのは [irisohyama.co.jp]一応それを謳ってるわけで（本当かどうかは知りませんが）、
官能テスト次第では「水分量の増加により総重量が増加して糖質削減率が低く見えるだけで、実質的な削減はないと指摘された」などといわず
認めてあげてもいいのではないかな。

Re:米はほぼ糖質と水分なので当たり前

[taka2 (14791)]

宣伝文句通りの糖質カットができてないから、今回の措置命令なんですよ。

最初の調査報告 [kokusen.go.jp]では、「炊き上がったご飯の重量当たりの糖質量」もちゃんと測定してます。その結果ですが、

取扱説明書に従って「通常炊飯」と「糖質カット炊飯」で炊飯したごはん 100g 当たりに含まれる水分の量を比較
(略)
すべての銘柄で、「通常炊飯」より「糖質カット炊飯」のごはんの方が糖質の割合は低かったものの、５銘柄中４銘柄で、広告等でうたわれていた糖質の低減率を満たさないと考えられ、これらは景品表示法上問題となるおそれがあると考えられました

という結果になっていて、この唯一低減率を満たしてたのがアイリスオーヤマの製品です。アイリスオーヤマは今回の措置対象に入ってません。

食感についても

すべての銘柄で、「通常炊飯」より「糖質カット炊飯」のごはんの方が柔らかく感じられました

ってことで、アイリスオーヤマ含めてどれも食感を保つことはできてませんし、

実質削減されてないと指摘するのは、

「通常炊飯」と「糖質カット炊飯」で炊いたごはんでは、同じ重量当たりのごはんでは糖質（でん粉）の量が少なかったものの、同じ量の炊飯前の米に対しては、炊いたごはんに含まれる糖質（でん粉）の総量に大きな差はみられませんでした。そのため、そのような説明がない場合は、消費者の誤認を招くおそれがあり、不当景品類及び不当表示防止法（以下、「景品表示法」とします。）上問題となるおそれがあると考えられました。

という、説明不足の問題があるから。

Re:

[Anonymous Coward]

検証すべきなのは「糖質がカットできる」って部分では？
これらの製品はファミリー層向けでなく個人向けのもので、それなら、合単位コメを喰うはず。
炊飯後のごはん重量単位でなく、生米の重量単位でカロリーカットできるか考えるのが常識では？

Re:

[Anonymous Coward]

だからごはん重量単位だと説明していない場合は景品表示法上問題となりうるって言ってるじゃん

Re:

[Anonymous Coward]

生米の量が問題なら、炊きあがった後に米粒を捨てれば糖質カットだろ。実際に米粒の成分はほとんどが糖質なんだから。