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文筆も漫画やイラストでも、紙は使わず2Dデータを作成している作家さんが増えてるんでしょうけど、そちらはどうにもならないかな。copyも改変も容易だし。
実体がないと財産にもなりにくそう。
>実体がないと財産にもなりにくそう。
いつからそうなりました?
そうですか?このストーリーで問題にされているのは、出版権とか著作権とかとは切り離しても、なお残ってしまう「生原稿のモノとしての価値」なんじゃないかと。
生原稿の譲渡は、「生原稿を渡すけど、コピーして配布したりスキャンして出版したりは禁止。眺めて楽しんだり飾ったりはOK」ってな契約にして、著作権が切れるまでは、遺族が著作権収入を受け取り続けるというのも、可能でしょう。
で、生原稿・デジタルデータを問わずに発生する、著作権の相続に関しては、出版の権利を出版社に売り渡して相続税を払うなりすれば済むことで。どう処理すると最大限の収入に繋がるかは色々考えなきゃならなさそうですが、まあ、「儲かって困るわぁ」という話なのでどうでもよろしい。
問題は生原稿そのもののことで、それなりに大量に書かれた「著名人のサイン色紙」でも、売り買いされるぐらいには価値があるんですし、それが一つしか無い本物の原稿の現物となれば、「コピーして売り捌いて大儲けできるやつ」という属性が付いてなくても結構な値段になるでしょう。
「あとで売ってボロ儲けしたれ」という発想で生原稿を相続するなら、これもまた、相続税を払っとけや、と言う話になりますが、「棄ててしまうには忍びなさすぎる遺品」であって、ただその理由だけで手元に残したい、という遺族らにとっては、あとで売ったりする気もないのに無駄に価値が高すぎて腹が立つ遺品、というのがこの問題なんじゃないかと。
まあ、そのつもりで相続しても、後で気が変わって売り払っちゃったとか、優秀な子孫に恵まれず、財産を使い果たした曾孫ぐらいが100年後ぐらいに全部売っちゃうって可能性もあるので、「気の毒だから相続税無しで」というわけにも行きませんが。
いつでも再版可能な状態の高精度スキャンデータとは別に、それなりに残ってて欲しい文化財でもありますし、超大儲けしたマンガ家勢で、生原稿を収蔵、展示する、博物館を作って、どんどん引き取る、ぐらいが良いんじゃないかなと。
その場合、パソコン(HDD)に価値が付いちゃうんじゃ。そういや先日、海外の有名小説家が亡くなった際に関係者がHDD壊してたな。
SF作家の未発表作品が入ったHDDが遺言に従ってスチームローラーで破壊されるhttp://gigazine.net/news/20170904-terry-pratchett-hdd-crushed/ [gigazine.net]
こういうケースだとどうなるんどろう。未発表作品だから市場価値なしの扱いなんだろうか。
本当に消したかったのは××なデータだった。
#未発表作品のデータと言っておいた方が世間体もいいし。
どこかの御大のカギのかかった机の引き出しに仕舞われていた、ケモい落書きの事ですねわかります。そうかあれも資産価値としては莫大だよな…
データの場合は著作権を相続 [nta.go.jp]することになるよね。
書籍、音楽、動画、ゲームとかのコンテンツを利用できる権利(?)は個人での契約だから流石に相続は無理か。相続どころか、提供者次第で無効化されるくらいだし。
#SONYの電子書籍が雲散霧消したのは悪い夢
この場合、データそのもののことではなく、「オリジナルデータが入ってるモノ」の価値はどうなるか、という話かと。模式的には「オリジナルのHDDにあるデータ」と「それをCD-Rに焼いたもの」と「公式ページにアップロードされ公開されたデータ」は著作権的には区別の必要がありませんが(同じデータならね)、「オリジナルのHDD」や「最初のCD-R」はコレクター市場では何らかのプレミア価格が付く、かもしれない。
「ダヴィンチのデッサン」に値がつく、みたいな話が、小説家や漫画家の使用ツールに及ぶのか、みたいな。……そんなのいちいち査定されたら、人気芸能人が死んだとたんに家も土地もまるごとお宝になっちまいますな。どこかで線引きされてるんだろうけど。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
データ (スコア:1)
文筆も漫画やイラストでも、紙は使わず2Dデータを作成している作家さんが増えてるんでしょうけど、そちらはどうにもならないかな。
copyも改変も容易だし。
実体がないと財産にもなりにくそう。
Re: (スコア:0)
>実体がないと財産にもなりにくそう。
いつからそうなりました?
Re:データ (スコア:1)
そうですか?
このストーリーで問題にされているのは、出版権とか著作権とかとは切り離しても、なお残ってしまう「生原稿のモノとしての価値」なんじゃないかと。
生原稿の譲渡は、「生原稿を渡すけど、コピーして配布したりスキャンして出版したりは禁止。眺めて楽しんだり飾ったりはOK」ってな契約にして、
著作権が切れるまでは、遺族が著作権収入を受け取り続けるというのも、可能でしょう。
で、生原稿・デジタルデータを問わずに発生する、著作権の相続に関しては、出版の権利を出版社に売り渡して相続税を払うなりすれば済むことで。
どう処理すると最大限の収入に繋がるかは色々考えなきゃならなさそうですが、まあ、「儲かって困るわぁ」という話なのでどうでもよろしい。
問題は生原稿そのもののことで、それなりに大量に書かれた「著名人のサイン色紙」でも、売り買いされるぐらいには価値があるんですし、
それが一つしか無い本物の原稿の現物となれば、「コピーして売り捌いて大儲けできるやつ」という属性が付いてなくても結構な値段になるでしょう。
「あとで売ってボロ儲けしたれ」という発想で生原稿を相続するなら、これもまた、相続税を払っとけや、と言う話になりますが、
「棄ててしまうには忍びなさすぎる遺品」であって、ただその理由だけで手元に残したい、という遺族らにとっては、
あとで売ったりする気もないのに無駄に価値が高すぎて腹が立つ遺品、というのがこの問題なんじゃないかと。
まあ、そのつもりで相続しても、後で気が変わって売り払っちゃったとか、優秀な子孫に恵まれず、
財産を使い果たした曾孫ぐらいが100年後ぐらいに全部売っちゃうって可能性もあるので、
「気の毒だから相続税無しで」というわけにも行きませんが。
いつでも再版可能な状態の高精度スキャンデータとは別に、それなりに残ってて欲しい文化財でもありますし、
超大儲けしたマンガ家勢で、生原稿を収蔵、展示する、博物館を作って、どんどん引き取る、ぐらいが良いんじゃないかなと。
Re: (スコア:0)
その場合、パソコン(HDD)に価値が付いちゃうんじゃ。
そういや先日、海外の有名小説家が亡くなった際に
関係者がHDD壊してたな。
SF作家の未発表作品が入ったHDDが遺言に従ってスチームローラーで破壊される
http://gigazine.net/news/20170904-terry-pratchett-hdd-crushed/ [gigazine.net]
こういうケースだとどうなるんどろう。
未発表作品だから市場価値なしの扱いなんだろうか。
敵は本能寺 (スコア:1)
本当に消したかったのは××なデータだった。
#未発表作品のデータと言っておいた方が世間体もいいし。
Re: (スコア:0)
どこかの御大のカギのかかった机の引き出しに仕舞われていた、ケモい落書きの事ですねわかります。
そうかあれも資産価値としては莫大だよな…
Re: (スコア:0)
データの場合は著作権を相続 [nta.go.jp]することになるよね。
Re:データ (スコア:1)
書籍、音楽、動画、ゲームとかのコンテンツを利用できる権利(?)は個人での契約だから流石に相続は無理か。
相続どころか、提供者次第で無効化されるくらいだし。
#SONYの電子書籍が雲散霧消したのは悪い夢
Re: (スコア:0)
この場合、データそのもののことではなく、「オリジナルデータが入ってるモノ」の価値はどうなるか、という話かと。
模式的には「オリジナルのHDDにあるデータ」と「それをCD-Rに焼いたもの」と「公式ページにアップロードされ公開されたデータ」は著作権的には区別の必要がありませんが(同じデータならね)、
「オリジナルのHDD」や「最初のCD-R」はコレクター市場では何らかのプレミア価格が付く、かもしれない。
「ダヴィンチのデッサン」に値がつく、みたいな話が、小説家や漫画家の使用ツールに及ぶのか、みたいな。
……そんなのいちいち査定されたら、人気芸能人が死んだとたんに家も土地もまるごとお宝になっちまいますな。どこかで線引きされてるんだろうけど。