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クロヨン(9・6・4) [wikipedia.org]という言葉がありまして、本来課税されるべき所得のうち、
しか税務署が把握しておらず、自営業者(個人事業主)の多く(大半?)が脱税しているのが日本の現状です。社会制度も、自営業者は脱税することが前提となっているようで、大学の奨学金(学生支援機構を含む)の制度は最悪で、親が自営業者の場合、所得制限がサラリーマンと比べて異常に厳しくなっており、自営業者の親が正しく所得を申告して納税している場合、子供が奨学金を借りるのが困難となっています。これは、明らかに
「自営業に対する不当な差別」は、「私物をなんでも経費で落とせる」などといった誤解によるところが大きく、「トーゴーサン」「クロヨン」といった、一種の「脱税神話」こそがその「差別」を助長してきたということを指摘しなければならないでしょう。
「クロヨン」なんてことが言われだしたのは1960年代だとされます。何十年前のことでしょう。青色申告、複式簿記が当たり前の今の時代に、所得捕捉率の変わらないわけがありません。具体的に捕捉率がどのように変わっていったのかについては、様々な分析がありますが、総じて「その差は縮まりつつある」という評価になっているようです。
ご指摘ありがとうございます。
確かに「クロヨン」については、データの信憑性に問題がありました。所得捕捉率は高くなってきているようでした。すみません。
青色申告、複式簿記が当たり前の今の時代に、所得捕捉率の変わらないわけがありません。
それについては、個人経営の飲食店では「白色申告」が当たり前に行われています。自分の知り合いがやっている飲食店も白色申告です。
今でも、小さな個人経営の飲食店では、会計の時にレジを使わずにレシートを渡さずお釣りを返して終わりで、計算は電卓を使い、ランチタイムなんかは次々と客が流れて行っていますが個別
私 は Google AdSense などの収入を青色申告していますが、ネット収入というのは銀行振り込みによるものなので誤魔化しようがありません。一方、飲食店などは売上をごまかしし放題なのですから、明らかに不公平で腹立たしいです。
あ~あ、残念。この最後の言葉で「あいつらはインチキしてるけど、俺はインチキできない。ずるい」と言ってるような印象になってしまいました。これでは「インチキするやつらがいるのは不公平だ」と言ってるだけですね。
青色申告と白色申告では、青色申告のほうが圧倒的にお得です。白色申告より青色申告のほうが面倒なのですが、その面倒な手間を考えても大きく節税できます。
まず、青色申告は、申告するだけで簿記形式によっては10万円か65万円を所得から控除できます。また自営業として家族でやってることも多いでしょうが、青色申告は家族の給料も経費にできる一方、白色申告だと控除できるのは固定額ですし、少額です。
青色申告の場合、貸倒引当金が設定できます。売掛金などが決算日までに回収できない場合、その分の所得を減らせますが、白色申告の場合は回収できないのが確実な場合のみしか設定できません。飲食店でお得意さんが「給料日に払うからツケといて」といってドロンしちゃった場合、控除できないのでお金をもらってないのに所得になってしまいます。
それに、個人事業主では最大のメリットかもしれませんが、青色申告は赤字を次年度に繰り越しできるんです。申告年度の赤字を、次年度の所得から控除できるんです。白色申告は赤字は繰り越せないので、その年に大きな赤字になっても、次の年に利益が出たらそのまま課税されます。
白色申告はいい加減な勘定で課税されるので控除額もいい加減です。また明らかに収入と申告額がかけ離れていると、税務署から推計課税されることがあります。
「白色申告事業者はインチキできるからずるい」というのは間違いで、「白色申告でインチキして脱税するより、青色申告でちゃんとやって節税したほうが全然得なのに、アホだな」って考えておくべきところでしょう。
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脱税防止にもなるし、IDカード常時携帯義務化への伏線にもなる (スコア:3, 興味深い)
クロヨン(9・6・4) [wikipedia.org]という言葉がありまして、本来課税されるべき所得のうち、
しか税務署が把握しておらず、自営業者(個人事業主)の多く(大半?)が脱税しているのが日本の現状です。社会制度も、自営業者は脱税することが前提となっているようで、大学の奨学金(学生支援機構を含む)の制度は最悪で、親が自営業者の場合、所得制限がサラリーマンと比べて異常に厳しくなっており、自営業者の親が正しく所得を申告して納税している場合、子供が奨学金を借りるのが困難となっています。これは、明らかに
クロヨン神話は未だ消えず (スコア:5, 参考になる)
「自営業に対する不当な差別」は、「私物をなんでも経費で落とせる」などといった誤解によるところが大きく、
「トーゴーサン」「クロヨン」といった、一種の「脱税神話」こそが
その「差別」を助長してきたということを指摘しなければならないでしょう。
「クロヨン」なんてことが言われだしたのは1960年代だとされます。何十年前のことでしょう。
青色申告、複式簿記が当たり前の今の時代に、所得捕捉率の変わらないわけがありません。
具体的に捕捉率がどのように変わっていったのかについては、様々な分析がありますが、
総じて「その差は縮まりつつある」という評価になっているようです。
Re: (スコア:1)
ご指摘ありがとうございます。
確かに「クロヨン」については、データの信憑性に問題がありました。所得捕捉率は高くなってきているようでした。すみません。
それについては、個人経営の飲食店では「白色申告」が当たり前に行われています。自分の知り合いがやっている飲食店も白色申告です。
今でも、小さな個人経営の飲食店では、会計の時にレジを使わずにレシートを渡さずお釣りを返して終わりで、計算は電卓を使い、ランチタイムなんかは次々と客が流れて行っていますが個別
Re:クロヨン神話は未だ消えず (スコア:0)
あ~あ、残念。
この最後の言葉で「あいつらはインチキしてるけど、俺はインチキできない。ずるい」と言ってるような印象になってしまいました。
これでは「インチキするやつらがいるのは不公平だ」と言ってるだけですね。
青色申告と白色申告では、青色申告のほうが圧倒的にお得です。
白色申告より青色申告のほうが面倒なのですが、その面倒な手間を考えても大きく節税できます。
まず、青色申告は、申告するだけで簿記形式によっては10万円か65万円を所得から控除できます。
また自営業として家族でやってることも多いでしょうが、青色申告は家族の給料も経費にできる一方、白色申告だと控除できるのは固定額ですし、少額です。
青色申告の場合、貸倒引当金が設定できます。
売掛金などが決算日までに回収できない場合、その分の所得を減らせますが、白色申告の場合は回収できないのが確実な場合のみしか設定できません。
飲食店でお得意さんが「給料日に払うからツケといて」といってドロンしちゃった場合、控除できないのでお金をもらってないのに所得になってしまいます。
それに、個人事業主では最大のメリットかもしれませんが、青色申告は赤字を次年度に繰り越しできるんです。
申告年度の赤字を、次年度の所得から控除できるんです。
白色申告は赤字は繰り越せないので、その年に大きな赤字になっても、次の年に利益が出たらそのまま課税されます。
白色申告はいい加減な勘定で課税されるので控除額もいい加減です。
また明らかに収入と申告額がかけ離れていると、税務署から推計課税されることがあります。
「白色申告事業者はインチキできるからずるい」というのは間違いで、「白色申告でインチキして脱税するより、青色申告でちゃんとやって節税したほうが全然得なのに、アホだな」って考えておくべきところでしょう。