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この「統一中間フォーマット」とやらですが
>>海外のデファクト標準との変換に関わる技術要件も検討の上
……ガラパゴス化することが、そもそもの前提ですが。無能で利己的なのは文化庁著作権課だけかと思っていたけど、3省合同でも結局同じレベルなのね。
んー。携帯コミックや電子辞書のように、キャリアや端末ごとにフォーマットがばらばらなのが困る、というところからの話だからなあ > 統一中間フォーマット取り組みの方向性としては悪くないと思うし、外国に日本の版組がどこまで理解されるかということを考えると、日本国内で閉じた団体を作るというのも一理くらいはある。
つまりは、その「海外のデファクト標準」とやらが、日本語に固有の版組をきっちり処理してくれればいいんですけどね。和欧のフォントの混在時のカーニングとか、ベースラインの調整とか。そこに不安がないのか、日本語固有の版組など不要だと思っているのか。
>キャリアや端末ごとにフォーマットがばらばらなのが困る、というところからの話だからなあそういう理由で、中間フォーマットの規格を策定している、はず。独自規格立てて、取り残されるくらいなら、統一規格に乗った方がリスクが少ないし、というのが参加してる出版社や印刷会社の思惑(という印象が強いなぁ。ハタから見てると)。ただ、やっぱりお役所云々、というより船頭多くして、、、というとこがかなりあったりする。お役人は縄張りさえ守れればいいや、って態度に見えるし。
>「海外のデファクト標準」とやらが、日本語に固有の版組をきっちり処理してくれればいいんですけどね。それが、、、例えばルビとか禁則処理とか、海外のデファクト標準にはないものがあるんで、日本固有、というか日本語に合った規格を作成しなきゃならないんですよ。
ガラパゴス=悪ってイメージで語られることが多いけど、日本語に即した規格がガラパゴス化として叩かれて、日本語処理がきちんとできない海外規格を無理矢理入れようとする方が無理があると思う。
#日本語onlyのガラパゴス化って言ってるけど、実際のとこCJKVで考えてるとこもあったりする。2バイト文字の処理ってことで。#ほんの少しだけ中の人。
ルビはともかく、禁則処理はビューワー側の設定でやるべきでは?フォーマット側に含めるべき要素でしょうか?
小説なんかで、普通に読んでて続いていると思ってページをめくるとガラッと展開が変わるパターンがありますよね。そういうのは、ビューワーで禁則処理をするとビューワーごとでずれてしまいますね・・・改ページとかで似たようなことが出来るけど、不自然な空白が出来る可能性があるし。#それ以前にビューワーによって行数/ページや文字数/行が違うのかな・・・
> #それ以前にビューワーによって行数/ページや文字数/行が違うのかな・・・
当然違うべきでしょうね。3.5インチと20インチ以上のディスプレイとでは、最適な表示は異なりますから。
それ以外にも、自分の視力に合わせて文字の大きさを調節できたりするのも電子書籍の利点だと思うので、データ側で必要以上に見栄えを指定するのは読者の不便に繋がると思います。
演出上の必然性というのも理解できますが、(私も上記のようなやり方では絶対に再現できない作品をいくつか知ってます)たとえば手書きが活字に、手紙がEメールに移行する過程でもいろいろなものが失われたと思います。そういうものは、無理に電子化せずに今のままの形で後世に伝えるのも悪くないのではないでしょうか。電子書籍には電子書籍なりの新しい表現も生まれるでしょう。
日本語組版処理の要件(日本語版)http://www.w3.org/TR/2008/WD-jlreq-20081015/ja/ [w3.org]
これじゃ不満?
最近はEPUBが主流になりつつあるからじゃないの?あれって中身はたんなるXHTMLだろ。
電子書籍フォーマットの話するんだから、官庁主導じゃなくて印刷屋とか出版屋がメインですすめて欲しいなあ。# 書籍も雑誌も写植も、日本は独自の成熟した文化があるんだし、そういうサブセット定義を国内でやって取り込んでもらうってのは良いことだと思う。
># 書籍も雑誌も写植も、日本は独自の成熟した文化があるんだし、そういうサブセット定義を国内でやって取り込んでもらうってのは良いことだと思う。
HAHAHA、そんな市場の狭いローカルフォーマットなんて対応する気 is nothing です。
それと電子書籍の間の話。まあ、そっちを拡張して電子書籍への変換を考えた拡張をしても良いとは思うが、どっちにしろ基準の策定がないと業界的に動き辛いだろ。場合に依っては共通ソースから組版もコンバート対象と考える可能性もあるだろうし。
割と最近までガラパゴスって褒めてるのかと思ってた上コメと何の関係も無いけど
独自の進化がガラパゴスなんで、本来褒めもけなしもしてない、あるがままの状態を表現しただけ言葉のはずなんだけど。
ガラパゴスで最後までいって勝利するってのがあれば、ガラパゴスもよいのだけどね。携帯で色々各国から叩かれているけど、叩かれている理由がガラパゴスが強固だからでしょ?でも、電子書籍の場合、結果がみえていそうな気がするんだな。電話は電話でつなぎ先限定できるけど、ネットだとちょっとアレかもしれない。でもって、携帯で実装しちゃうと、携帯ガラパゴスごと吹っ飛ばされるかもしれないな..とか思うよ。
確かに結果は見えている。日本人のほとんどは日本語の著作しか読まず、逆も然り。つまり、コンテンツとしては完全に「ガラパゴスで問題が無い」。世界で流通させる必要が無いわけだから。
あとは、デバイス開発側とかコンテンツ制作のコストの絡みで他人のに乗っかるか独自で中間を作るか決めるだけ。
# 日本語書籍は、コンテンツとしての世界競争って有り得ないんだよ・・・。
違うでしょ、閉じた環境が多様性を失わせ、結果進化の袋小路に陥ることや、閉じた環境で食物連鎖の頂点に立ったとしても、その外側の多様な状況に対する耐性の概念がないから対応できず簡単に駆逐されてしまう可能性が高い、脆く危うい状況を含んだ状態を「ガラパゴス」という言葉で呼ぶのだと思いますが。
# 本当に優れていれば「ガラパゴス」発祥が、グローバルで勝つ可能性もないわけじゃ# ないけど、ガラパゴスじゃなくて優秀でも"デファクトスタンダード"には大抵勝てな# いわけで。
そもそも、日本語・縦書き前提の出版業界でガラパゴスもへったくれも無いでしょ海外の電子書籍専用端末で縦書きのPDFを読もうとするとえらい苦労をするぞw
まず隗より始めよ
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
そして次なるガラパゴス (スコア:1)
この「統一中間フォーマット」とやらですが
>>海外のデファクト標準との変換に関わる技術要件も検討の上
……ガラパゴス化することが、そもそもの前提ですが。
無能で利己的なのは文化庁著作権課だけかと思っていたけど、3省合同でも結局同じレベルなのね。
Re:そして次なるガラパゴス (スコア:2, 興味深い)
んー。
携帯コミックや電子辞書のように、キャリアや端末ごとにフォーマットがばらばらなのが困る、というところからの話だからなあ > 統一中間フォーマット
取り組みの方向性としては悪くないと思うし、外国に日本の版組がどこまで理解されるかということを考えると、日本国内で閉じた団体を作るというのも一理くらいはある。
つまりは、その「海外のデファクト標準」とやらが、日本語に固有の版組をきっちり処理してくれればいいんですけどね。
和欧のフォントの混在時のカーニングとか、ベースラインの調整とか。
そこに不安がないのか、日本語固有の版組など不要だと思っているのか。
Re:そして次なるガラパゴス (スコア:2, 参考になる)
>キャリアや端末ごとにフォーマットがばらばらなのが困る、というところからの話だからなあ
そういう理由で、中間フォーマットの規格を策定している、はず。
独自規格立てて、取り残されるくらいなら、統一規格に乗った方がリスクが少ないし、
というのが参加してる出版社や印刷会社の思惑(という印象が強いなぁ。ハタから見てると)。
ただ、やっぱりお役所云々、というより船頭多くして、、、というとこがかなりあったりする。
お役人は縄張りさえ守れればいいや、って態度に見えるし。
>「海外のデファクト標準」とやらが、日本語に固有の版組をきっちり処理してくれればいいんですけどね。
それが、、、例えばルビとか禁則処理とか、海外のデファクト標準にはないものがあるんで、
日本固有、というか日本語に合った規格を作成しなきゃならないんですよ。
ガラパゴス=悪ってイメージで語られることが多いけど、
日本語に即した規格がガラパゴス化として叩かれて、日本語処理がきちんとできない海外規格を無理矢理入れようとする方が無理があると思う。
#日本語onlyのガラパゴス化って言ってるけど、実際のとこCJKVで考えてるとこもあったりする。2バイト文字の処理ってことで。
#ほんの少しだけ中の人。
Re: (スコア:0)
ルビはともかく、禁則処理はビューワー側の設定でやるべきでは?
フォーマット側に含めるべき要素でしょうか?
Re: (スコア:0)
小説なんかで、普通に読んでて続いていると思ってページをめくるとガラッと展開が変わるパターンがありますよね。
そういうのは、ビューワーで禁則処理をするとビューワーごとでずれてしまいますね・・・
改ページとかで似たようなことが出来るけど、不自然な空白が出来る可能性があるし。
#それ以前にビューワーによって行数/ページや文字数/行が違うのかな・・・
Re:そして次なるガラパゴス (スコア:1, 参考になる)
> #それ以前にビューワーによって行数/ページや文字数/行が違うのかな・・・
当然違うべきでしょうね。
3.5インチと20インチ以上のディスプレイとでは、
最適な表示は異なりますから。
それ以外にも、自分の視力に合わせて文字の大きさを調節できたりするのも
電子書籍の利点だと思うので、データ側で必要以上に見栄えを指定するのは
読者の不便に繋がると思います。
演出上の必然性というのも理解できますが、
(私も上記のようなやり方では絶対に再現できない作品をいくつか知ってます)
たとえば手書きが活字に、手紙がEメールに移行する過程でも
いろいろなものが失われたと思います。
そういうものは、無理に電子化せずに
今のままの形で後世に伝えるのも
悪くないのではないでしょうか。
電子書籍には電子書籍なりの新しい表現も生まれるでしょう。
Re: (スコア:0)
日本語組版処理の要件(日本語版)
http://www.w3.org/TR/2008/WD-jlreq-20081015/ja/ [w3.org]
これじゃ不満?
Re: (スコア:0)
Re:そして次なるガラパゴス (スコア:2, 興味深い)
最近はEPUBが主流になりつつあるからじゃないの?
あれって中身はたんなるXHTMLだろ。
電子書籍フォーマットの話するんだから、官庁主導じゃなくて印刷屋とか出版屋がメインですすめて欲しいなあ。
# 書籍も雑誌も写植も、日本は独自の成熟した文化があるんだし、そういうサブセット定義を国内でやって取り込んでもらうってのは良いことだと思う。
Re: (スコア:0)
># 書籍も雑誌も写植も、日本は独自の成熟した文化があるんだし、そういうサブセット定義を国内でやって取り込んでもらうってのは良いことだと思う。
HAHAHA、そんな市場の狭いローカルフォーマットなんて対応する気 is nothing です。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
それと電子書籍の間の話。
まあ、そっちを拡張して電子書籍への変換を考えた拡張をしても良いとは思うが、どっちにしろ基準の策定がないと業界的に動き辛いだろ。
場合に依っては共通ソースから組版もコンバート対象と考える可能性もあるだろうし。
Re: (スコア:0)
割と最近までガラパゴスって褒めてるのかと思ってた
上コメと何の関係も無いけど
Re:そして次なるガラパゴス (スコア:1, すばらしい洞察)
独自の進化がガラパゴスなんで、本来褒めもけなしもしてない、あるがままの状態を表現しただけ言葉のはずなんだけど。
Re:そして次なるガラパゴス (スコア:1)
ガラパゴスで最後までいって勝利するってのがあれば、ガラパゴスもよいのだけどね。
携帯で色々各国から叩かれているけど、叩かれている理由がガラパゴスが強固だからでしょ?
でも、電子書籍の場合、結果がみえていそうな気がするんだな。
電話は電話でつなぎ先限定できるけど、ネットだとちょっとアレかもしれない。
でもって、携帯で実装しちゃうと、携帯ガラパゴスごと吹っ飛ばされるかもしれないな..とか思うよ。
Re:そして次なるガラパゴス (スコア:2, すばらしい洞察)
確かに結果は見えている。
日本人のほとんどは日本語の著作しか読まず、逆も然り。
つまり、コンテンツとしては完全に「ガラパゴスで問題が無い」。
世界で流通させる必要が無いわけだから。
あとは、デバイス開発側とかコンテンツ制作のコストの絡みで
他人のに乗っかるか独自で中間を作るか決めるだけ。
# 日本語書籍は、コンテンツとしての世界競争って有り得ないんだよ・・・。
Re:そして次なるガラパゴス (スコア:1)
違うでしょ、閉じた環境が多様性を失わせ、結果進化の袋小路に陥ることや、閉じた環境で食物連鎖の頂点に立ったとしても、その外側の多様な状況に対する耐性の概念がないから対応できず簡単に駆逐されてしまう可能性が高い、脆く危うい状況を含んだ状態を「ガラパゴス」という言葉で呼ぶのだと思いますが。
# 本当に優れていれば「ガラパゴス」発祥が、グローバルで勝つ可能性もないわけじゃ
# ないけど、ガラパゴスじゃなくて優秀でも"デファクトスタンダード"には大抵勝てな
# いわけで。
Re: (スコア:0)
そもそも、日本語・縦書き前提の出版業界でガラパゴスもへったくれも無いでしょ
海外の電子書籍専用端末で縦書きのPDFを読もうとするとえらい苦労をするぞw
Re: (スコア:0)
まず隗より始めよ