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今回の検討に意味があるかは置いておくとして、「平等」の目指し方に大きく2種類の方針があるのを知っておくのは無駄でないと思います。
平等でない(あえて高低差で例えますが)低い状態の人たちが居て、それをなくそうと言うのが「平等」を掲げる際の前提です。この目指し方には2通りあって
1.完全に同じ機会(チャンス)を与えれば、(時間はかかるかも知れないが)自然に是正される2.今現在低い状態なのだから、そちらを優遇する(ゲタを履かせる)ことで無理矢理同じ状態に持って行く
判りやすい平等問題に、有色人種問題(アメリカだとほぼ黒人差別の問題ですな)があります。例えばハリウッドには有色人種を必ず起用するというルールがあったそうですし、黒人優遇政策も多数打たれています。これは、「平等にするためには、優遇するしか方法がない」という思想によるモノです。もちろんこれにも、反対意見はあり例えばライス元国務長官(女性且つ黒人)なんかは「効果もないし悪影響がある」と反対しています。# Affirmative action なんかでググると結構検討されています。Affirmative actionでも逆差別が大きな問題となっています。
重要なことは「こうしたら良くなるはずだ!」という思想があって、その思想の基に行動している人が居るということです。『男女共同参画』は、(実情はどうあれ)2番の方針で進んでいるわけです。
その前提で「2番の方針では男女平等の社会にはならない、1番を目指すべきだ」という話をしなければならないわけです。# 「男女平等なら1番しかありえないだろ」と言うのは、根拠のない感想になってしまいます。
つまり、
世の中の男女比が半々に近いのだから、企業の男女構成比も半々にしろ。というのならば、主婦を迫害して職に付かせるのが手っ取り早い。寿退社も妊娠退社も無し。つまり、『男女共同参画』の世の中では必ずしも女性が幸せになれるわけでは無い。
という意見は、1番の「機会を均等にすることが男女平等な社会である」という前提が暗にあるわけです。そして(おそらくは)『男女共同参画』は2番の「退社しなくて良いように、出産にまつわる優遇をしてしかるべきである」という立場をとるでしょう。
女性専用車両の話であっても、こうした「機会を均等にすることが平等に繋がる」「低い状態の人にゲタを履かせることが平等に繋がる」という思想があるというのを認めた上で話をするのが良いと思います。# 他人の思想に敬意を払わず、単に「オレの思想こそが正義」というのが、個人的には良くないと思う。(もちろんそう思わない人の思想にも敬意は払う:-P)
男女共同参画とかけまして、同和対策事業と解きます。その心は?いつまで経っても改善しません。
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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
俺が読む限り、別の表現に見える。 (スコア:5, すばらしい洞察)
「メディア業界の性・暴力表現の規制に係る自主的取組の促進やDVDやビデオ、パ
ソコンゲーム等バーチャルな分野における性・暴力表現の規制を含めた対策の在り方
を検討する。」
って書いてますよね?
性暴力表現ではなく、性・暴力表現ですよね?
性暴力ならレイプ等だけど、性・暴力表現と言ったら、純愛系を含むエロゲーや、格闘ゲーム等も含むんじゃないですか?
Re: (スコア:4, 興味深い)
そもそも『男女共同参画』って何だ?
Wikipediaには「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」と書かれてるが、意味がよくわからん。
世の中の男女比が半々に近いのだから、企業の男女構成比も半々にしろ。というのならば、主婦を迫害して職に付かせるのが手っ取り早い。
寿退社も妊娠退社も無し。つまり、『男女共同参画』の世の中では必ずしも女性が幸せに
他人の思想には敬意を払おう(Re:俺が読む限り、別の表現に見える。 (スコア:3, すばらしい洞察)
今回の検討に意味があるかは置いておくとして、
「平等」の目指し方に大きく2種類の方針があるのを知っておくのは無駄でないと思います。
平等でない(あえて高低差で例えますが)低い状態の人たちが居て、それをなくそうと言うのが「平等」を掲げる際の前提です。
この目指し方には2通りあって
1.完全に同じ機会(チャンス)を与えれば、(時間はかかるかも知れないが)自然に是正される
2.今現在低い状態なのだから、そちらを優遇する(ゲタを履かせる)ことで無理矢理同じ状態に持って行く
判りやすい平等問題に、有色人種問題(アメリカだとほぼ黒人差別の問題ですな)があります。
例えばハリウッドには有色人種を必ず起用するというルールがあったそうですし、黒人優遇政策も多数打たれています。
これは、「平等にするためには、優遇するしか方法がない」という思想によるモノです。
もちろんこれにも、反対意見はあり例えばライス元国務長官(女性且つ黒人)なんかは「効果もないし悪影響がある」と反対しています。
# Affirmative action なんかでググると結構検討されています。Affirmative actionでも逆差別が大きな問題となっています。
重要なことは「こうしたら良くなるはずだ!」という思想があって、その思想の基に行動している人が居るということです。
『男女共同参画』は、(実情はどうあれ)2番の方針で進んでいるわけです。
その前提で「2番の方針では男女平等の社会にはならない、1番を目指すべきだ」という話をしなければならないわけです。
# 「男女平等なら1番しかありえないだろ」と言うのは、根拠のない感想になってしまいます。
つまり、
という意見は、1番の「機会を均等にすることが男女平等な社会である」という前提が暗にあるわけです。
そして(おそらくは)『男女共同参画』は2番の「退社しなくて良いように、出産にまつわる優遇をしてしかるべきである」という立場をとるでしょう。
女性専用車両の話であっても、こうした「機会を均等にすることが平等に繋がる」「低い状態の人にゲタを履かせることが平等に繋がる」という思想があるというのを認めた上で話をするのが良いと思います。
# 他人の思想に敬意を払わず、単に「オレの思想こそが正義」というのが、個人的には良くないと思う。(もちろんそう思わない人の思想にも敬意は払う:-P)
Re:他人の思想には敬意を払おう(Re:俺が読む限り、別の表現に見える。 (スコア:1)
>1.完全に同じ機会(チャンス)を与えれば、(時間はかかるかも知れないが)自然に是正される
>2.今現在低い状態なのだから、そちらを優遇する(ゲタを履かせる)ことで無理矢理同じ状態に持って行く
この「機会を与えて」「優遇する」では、どうあがいても50%にはならない。と思っています。
もっと過激に、女性が上がりたくない無い段差をむりやり上げてしまうのが、「主婦を迫害」と書いた理由ですね。
主婦を迫害する手段は税的に色々できるのですが、別にやって欲しいわけでもないし、それらは本題から完全に外れています。
本題では、俺とkousokubusさんの会話の中に「メディア業界の性・暴力表現の規制に係る自主的取組の促進やDVDやビデオ、パソコンゲーム等バーチャルな分野における性・暴力表現の規制を含めた対策の在り方を検討する。」
なんてどこにも出てこないし、出てくる余地もないんですね。
この『性・暴力表現の規制』がどうして「世の中の男女比が半々に近いのだから、企業の男女構成比も半々にしろ。」につながるのか意味がわからないのが、今回の本題です。
男女共同参画は、やっても無駄 (スコア:0)
男女共同参画とかけまして、同和対策事業と解きます。
その心は?
いつまで経っても改善しません。