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TechCrunchの記事内で主張されているのは、「コンテンツの利用および再利用」や「自分の機器のデジタル財産を制御する権利」、「情報の自由な流れに関する権利」、「(ある程度の)プライバシーに関する権利」、「個人のデジタル身元情報を制御する権利」の5つ。
やはり英語圏では、著作物利用の自由と、プライバシー保護とは、たいてい同じ団体が共通して主張することなんだよね。
対して日本はどうだろう。MIAUは、ダウンロード違法化に反対、青少年フィルタリングに反対、児童ポルノ単純所持違法化に反対しながら、Google Maps ストリートビューでは、プライバシーなんてないって立場が中の人に多い。
「ストリートビュー」はどこが問題か、MIAUシンポジウムで議論 [impress.co.jp]
「ストリートビューが気持ち悪い」は「写真で魂が抜ける」と同じ OpenTechPress主筆の八田氏は、「ストリートビューに問題は見あたらない」と語る。「気持ち悪いという話があるが、それは明治時代に『写真を撮られると魂が抜ける』と言っていたのと同じ。明確なデメリットがわからない状態で、気持ち悪いと言っても仕方ない」。
OpenTechPress主筆の八田氏は、「ストリートビューに問題は見あたらない」と語る。「気持ち悪いという話があるが、それは明治時代に『写真を撮られると魂が抜ける』と言っていたのと同じ。明確なデメリットがわからない状態で、気持ち悪いと言っても仕方ない」。
「Googleは、撮影車の車高を低くするなど、できるはずの工夫もしていない。気配りの違いは、企業としての経営判断の違い。ストリートビューに関してネガティブな話題が中心になったのであれば、Googleは経営判断に失敗したのだろう」(八田さん)
八田さんは「アメリカの家は前庭があるから、道から撮影しても表札や家の中は見えづらい。そのあたりを汲んだサービス設計をすべきだったのでは」と指摘する。その一方で「プライバシーを言う人は若干自意識過剰ではないか。『気持ち悪い』という意識は、明治時代に『写真を撮られると魂を抜かれる』と言っていたのと同じに聞こえる」と皮肉った。
「気持ち悪い」と言う論理的根拠があいまいな主張にたいしての感想
なぜ気持ち悪いと感じるのか、その原因を自力で分析できる人はそう多くないでしょう。一般人とはそういうものです。原因を分析してみせるのが識者の役目です。
気持ち悪いなどと主張する奴が気持ち悪いだとか、「何が問題なのか全くわからないので反論のしようがない」などと発言するような人は識者ではなく、このようなパネルに登壇する資格がありません。それを登壇させるMIAUも同じです。
ベンツ窃盗団はベンツのありそうな場所はわかっていて、網走には行かずに田園調布に行く。
ダウンロード違法化に反対、青少年フィルタリングに反対、児童ポルノ単純所持違法化に反対
それは、
>明確なデメリットがわからない状態で、気持ち悪いと言っても仕方ない って所だけ読んでも解ることで、少々の想像力を働かせれば解ることであっても、自分の反対意見に少しでも理が見付りそうなら、 それを簡単に無視してしまう。
MIAUが「反対している」事柄に付いて考えれば、その程度の想像なんぞ出来ない訳は無いのに。
そして、そういう風に偏りが出来る圧力団体(とも限らず、単に声の大きな集団でも良いが)が
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
著作物利用の自由とプライバシー保護 (スコア:1, 興味深い)
やはり英語圏では、著作物利用の自由と、プライバシー保護とは、たいてい同じ団体が共通して主張することなんだよね。
対して日本はどうだろう。MIAUは、ダウンロード違法化に反対、青少年フィルタリングに反対、児童ポルノ単純所持違法化に反対しながら、Google Maps ストリートビューでは、プライバシーなんてないって立場が中の人に多い。
「ストリートビュー」はどこが問題か、MIAUシンポジウムで議論 [impress.co.jp]
なんなんでしょう?この違いは。Re:著作物利用の自由とプライバシー保護 (スコア:2, 参考になる)
「Googleストリートビュー」は何が問題か――MIAUがシンポ [itmedia.co.jp]の方により詳しい内容があるが、その八田氏は以下のようにも発言している。
で、問題の発言についてももうちょっと前後が書いてあって
MIAUのリリース [miau.jp]を見ると、このシンポジウムの目的は「各方面の専門家の方々のご意見を伺い、「ストリートビュー」を議論していく上で前提となる共通理解を築いていくこと」なわけで、そもそもMIAUの意見なんぞが出てくるわけはない。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
GSVのサービス設計に気配りが必要だったと言っているに過ぎません。
プライバシーとは何かという議論に正面から向き合わず、「自意識過剰」と切って捨ててしまう考え方の
どこにプライバシー保護の立場があると言うのでしょうか。
Re:著作物利用の自由とプライバシー保護 (スコア:1)
そもそも八田氏の主張は参加パネリストとしての意見で、MIAUの意見ではない。だから、デジタル権利章典とは無関係だ。
で、件の発言にしも「気持ち悪い」と言う論理的根拠があいまいな主張にたいしての感想(と言うか皮肉)であって、プライバシー侵害の主張全体を否定したわけでもない。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
なぜ気持ち悪いと感じるのか、その原因を自力で分析できる人はそう多くないでしょう。一般人とはそういうものです。原因を分析してみせるのが識者の役目です。
気持ち悪いなどと主張する奴が気持ち悪いだとか、「何が問題なのか全くわからないので反論のしようがない」などと発言するような人は識者ではなく、このようなパネルに登壇する資格がありません。それを登壇させるMIAUも同じです。
Re:著作物利用の自由とプライバシー保護 (スコア:1)
iTmediaの記事、ちゃんと読んでる?
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
論理性のない人とは会話が成り立ちようもありません。
Re: (スコア:0)
「ストリートビューに問題は見あたらない [impress.co.jp]」と発言していますよ。
Re:著作物利用の自由とプライバシー保護 (スコア:1)
InternetWatchの記事はなんかまとめ方がおかしいのがわかるから。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
> 八田さんは「問題ない」とし [itmedia.co.jp]
「誰が言ったかではなく何を言ったかこそが」(Re:著作物利用の自由とプライバシー保護 (スコア:1)
# 本当に同一人物か自信ないので?付きです。
こういう議論では「誰が言ったか」と言う属性がどうしてもついて回りますし、それが議論の骨子を左右することもしばしばありますが、そこには言った人に対する日頃からの独断と偏見に基づく(これは、当たり前です)バイアスが通常よりも大きくかかりがちです。
しかし、それでははなしがグダグダになるだけで、趣旨自体がスポイルされるだけでどうしょうもないと思いますけど。
# Wikipedia日本での政治系記述の削除・保護絡みのやりとりとか、
# 特にどの版で固定するかという辺りがそんなのばかりで正直うんざりしてます…
Re: (スコア:0)
八田氏の考え方に私は賛成できませんが、八田氏の立場は明確で、プライバシーを言うのは「自意識過剰」であってGSVは「問題ない」と言い切っているわけです。
にもかかわらず、この発言が「プライバシー侵害の主張全体を否定したわけでもない」などという主張には大きな違和感があります。プライバシー侵害があると認識していれば「自意識過剰」とか「問題ない」とかいった発言をすることは考えられません。
Re:「誰が言ったかではなく何を言ったかこそが」(Re:著作物利用の自由とプライバシー保護 (スコア:1)
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:「誰が言ったかではなく何を言ったかこそが」(Re:著作物利用の自由とプライバシー保護 (スコア:1)
八田氏はプライバシーとして保護すべき領域はGSVで見られる領域よりも狭い領域であるということを明確に主張しているのですから、GSVで見ることができて、なおかつ八田氏がプライバシー侵害である事を認めざるを得ないような事例を提示すれば、八田氏の主張を覆すことができます。
過去の判例でプライバシー侵害であると認定されているような映像がGSVに含まれていることを提示すれば八田氏もGSVはプライバシー侵害であったと認めざるを得ないでしょうが、それができないのであれば「気持ち悪い」云々と言われてしまっても仕方がないように思います。
Re: (スコア:0)
Re:著作物利用の自由とプライバシー保護 (スコア:1, すばらしい洞察)
「イノベーション」に眩んで「悪いこと」に目が向かない。まるで技術信仰、思考停止だね。 同じように「悪いこと」に目を瞑って必要性を理解できないだけじゃないかな。
Re: (スコア:0)
○ 「俺には」必要性が無い
単なる利益対立に善悪概念を持ち込んでも意味がない
Re: (スコア:0)
Re:著作物利用の自由とプライバシー保護 (スコア:1, 参考になる)
現在ヨーロッパの某国に住んでいますが、そこそこの先進国に育った人間であれば考え方は似ているし、悩んでいることも似ていると感じます。日本人だけが特別だと考えるのは合理性にかけます。また、ヨーロッパの実生活で英語圏と言えるのはイギリスだけです。フランス語もあればイタリア語もあるしドイツ語もあります。英語圏と日本語圏を対比させて考えることはおかしなことです。
あなたが思う程、日本人は特別な存在ではないですよ(いい意味でも悪い意味でも)。ドラゴンボールはこっちの子供を席巻しているし、どらえもんも放送してたりします。畳の家なんて彼らは理解できないはずなのですが、まあ、それでも面白いって思ってもらえるくらいに、考え方は似ています。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060821_mazinger_z/ [gigazine.net] とかね。この漫画みてたって奴が同世代にわりといます。
自分の利益最優先で騒いでいるだけだもの (スコア:0)
それは、
>明確なデメリットがわからない状態で、気持ち悪いと言っても仕方ない
って所だけ読んでも解ることで、少々の想像力を働かせれば解ることであっても、自分の反対意見に少しでも理が見付りそうなら、
それを簡単に無視してしまう。
MIAUが「反対している」事柄に付いて考えれば、その程度の想像なんぞ出来ない訳は無いのに。
そして、そういう風に偏りが出来る圧力団体(とも限らず、単に声の大きな集団でも良いが)が