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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
理科の知識 (スコア:1, すばらしい洞察)
理系の学部や工業系の高校以上を出ていれば、自殺/テロになりうる手法の知識を持っていて当たり前ですし。
# 教授が冗談で「こんなことしちゃいかんぞ」と言ったら自殺教唆に
Re: (スコア:0)
すばらしい洞察なんて付けてる人いるし、他にも似たようなコメントの人がいるけど、
猛毒の有害ガスが発生する仕組みを化学で習うことと、「これとこれ、これとこれを
混ぜるだけでズガンと死ねる!!」って教えることは別次元の問題。
物事を単純化し過ぎ。
有害ガスの発生の仕組みを教えることと、死に方を教えることは違う。
学問としては有益かもしれないものを引き合いに出して、有害な情報を否定することに
反対するのは問題のすり替えでしょう。
># 教授が冗談で「こんなことしちゃいかんぞ」と言ったら自殺教唆に
「しちゃいかんぞ」と止めているのに、なぜ自殺教唆?
「このガスを使うと楽に死ねる。死にたいときはこれを使え」って言うなら
自殺教唆だと思いますけど。
さらに巻き添いで死人が出る可能性も十分あるので、未必の故意による
障害ほう助、もしくは殺人ほう助。
警察庁が有害指定したのは、後者のほう。
Re:理科の知識 (スコア:0)
>物事を単純化し過ぎ。
有害ガスの発生の仕組みを教えることと、死に方を教えることは違う。
>学問としては有益かもしれないものを引き合いに出して、有害な情報を否定することに 反対するのは問題のすり替えでしょう。
すり替えではないと思いますよ。問題は有害情報の範疇が曖昧であるが故だからかと思います。
総務省の資料"*1"では、
「公共の安全や秩序に対する危険を生じさせるおそれのある情報や特定の者にとって有害と受け止められる情報」
となっています。
インターネット上の有害な情報とはその情報を有益に活かせない人達が情報を受け止めてしまう事態を指すであって、つまり誰もがその情報得られる状態にあることが問題なわけです。
ということは、インターネットに公開されている本当に理科の知識もそうなってしまう"可能性がある"ということです。
今回のケースで言えば、理科の知識と自殺方法を具体的に公開している情報との差は、いわば科学反応式から薬剤を利用した方法を思いつけない人達にとって有害情報になるわけでしょうね。科学反応式から具体的な調合方法を思いつく人にとっては、いわゆる学問上での情報もそうなる可能性があるという理屈になります。
しかし、現在のところインターネット上における有害情報の規制は、"誰でも安易に行えてしまう程度の情報"のことですので学問上の情報に影響はないわけです。
ただ怖いのは「"特定の者にとって有害と受け止められる情報"」であり、ここはインターネットを利用する者として危惧するべき点でしょう。
単純に規制を受け入れてしまえば、今後不都合な情報はどんどん規制されていく可能性もあります。昨今、携帯のフィルタリング、青少年のためのインターネット規制なども問題になっていることですから、なおさらでしょうね。
今回の事件は、web批判、フィルタリング、規制などインターネットの在り方をまっとうに懸念したサイドと、インターネットを快く思っていない政治的、ビジネス的サイドの双方が同じ立場で事態を検討しているので複雑です。
*1:「総務省(報道資料)」 http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060630_11.html [soumu.go.jp]