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異常に多い特定トラヒックで、他のユーザやアプリケーションの通信に支障が生じる場合に、そのトラヒックの量を減らし、全体的な品質を保つのはISPの正当な業務です。
通信の自由を守るべきというのは当然の話では?通信の検閲が行われるべきではないというのは当たり前の話だと思うんですが。
そういう概論的な問題じゃないでしょ。ISPらが悩んでいるのは「どこまでやったら電気通信事業法が禁じる検閲に当たるのか」って具体的なところなんで。 なんでそこまでやるのさ?ベストエフォートだから放置でいいじゃん、という意見に対しては、法が公平な利用を要請しているからと答えておきます。つまりは、通信の秘密と利用の公平のバランスが問題であって、どちらも法が要請している以上「通信の秘密マンセーでFA?」って簡単に終われる話じゃな
通信の公平は機材のコストを公平に分配するという話ではなく・・・ないかと思います。おそらくこの理解であっていると思いますが・・。
国民的合意が必要かどうかはわかりませんが、民主主義が維持されるには、それが例え反政府的な内容の通信や反社会的な通信である可能性があったとしても内容を閲覧し、それによってそれを選別されるべきではないと考えます。そうでない通信であるならなおさらです。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
普通では? (スコア:5, すばらしい洞察)
通信の検閲が行われるべきではないというのは当たり前の話だと思うんですが。
ベストエフォートである以上、ベストエフォートで回線を提供される他のユーザのために一部の大量にトラフィックを流すユーザーを検閲するというのが正当業務に含まれるわけがありませんし、もちろん、SLAユーザに対して帯域を保障する必要がある場合は正当業務に含まれるでしょうが、それはそのユーザへの優先制御で行うべきであって、それ以外のユーザへの帯域制限を行う理由にはなりませんよね。
それが分かっているからこそ某ISPとかは問い合わせをしても「帯域制限やフィルタリングなどは行っておりません」と回答せざるをえないんですし。
ぷららみたいに明確に何々をフィルタリングしますよと、それでもよければ使ってねってスタンスなら良いと思うんですが。
フィルタリングが問題なのではなく、それを利用者の同意なしに通信の秘密を侵害して行うから問題なわけで。まぁ、バックボーン回線のコスト削減が目的なのでそんなユーザに同意を取るようなコストは払いたくないってのもわからんではないですが・・・。そういう点ではぷららについては自分は評価しています。もっとも既存ユーザへの同意なしでの適用については問題ありだっただと考えてますが。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re:普通では? (スコア:1)
しかし、おっしゃる通り、黙ってコソコソとフィルタリングや帯域制限するのはヨロシクナイです。フィルタリングにしろ帯域制限にしろ、「正当業務行為」か「正当防衛」か「緊急避難」に該当すれば罰せられる事ではないので、大多数のユーザの賛同を得られる事を堂々とすればいいと思います。
Re:普通では? (スコア:1)
まず「顧客一人平均どれだけの帯域を提供できるか」を明示し、何を持って「速度を落とす必要がある負荷」なのかを明示しない限り、賛同を得られることはないでしょう。
Re: (スコア:0)
Re:普通では? (スコア:1)
ISPは20Mbps程度を常用していたら「帯域が足りなくなる」と騒ぎ出すワケだけど。
そんな恒常的に発生することが予想できるモノを「急迫の危険」と呼べるわけがない。
この場合「予想できる危険に備えなかった、もしくは備える能力がないのに使用料だけ徴収した」と解釈されるだけの話で。
単に販売責任を放棄していると解釈されるだけでしょう。つまり、緊急性は無い。
どっかの大学でなれ合い共用回線使ってんならまだしも。
マトモな商売人なら緊急避難なんて言えるわけがない。
帯域制限は緊急避難ではなく、正当業務行為です (スコア:1)
ISPは、過小な設備で恒常的に輻輳を起こすのはよくないけど、だからといってトラヒックが最大になる時に、全員に最大速度を保障するだけの設備を持つと、高コストになるのでよくありません。異常に多い特定トラヒックで、他のユーザやアプリケーションの通信に支障が生じる場合に、そのトラヒックの量を減らし、全体的な品質を保つのはISPの正当な業務です。
Re:帯域制限は緊急避難ではなく、正当業務行為です (スコア:1)
Re: (スコア:0)
使いたい人間は使いたいだけ使って、多く使う必要のない人間は使わない。
そしてその結果として輻輳が起こったら(起こりそうになったら)、その時に初めて正当な業務としてトラフィックを落とすことができる。
Re: (スコア:0)
つまり、Winny制限は正当ということですね。
Re:普通では? (スコア:1)
複数アカウントを取得して同一ノードに接続した状態で機器間のパケットを観察したわけじゃないのでISPで落ちてるかどうかの検証は出来ていませんが。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re: (スコア:0, 参考になる)
そういう概論的な問題じゃないでしょ。ISPらが悩んでいるのは「どこまでやったら電気通信事業法が禁じる検閲に当たるのか」って具体的なところなんで。
なんでそこまでやるのさ?ベストエフォートだから放置でいいじゃん、という意見に対しては、法が公平な利用を要請しているからと答えておきます。
つまりは、通信の秘密と利用の公平のバランスが問題であって、どちらも法が要請している以上「通信の秘密マンセーでFA?」って簡単に終われる話じゃな
Re:普通では? (スコア:1)
それは、一日に電話を10本かける人と、1本しかかけない人がいたとして、10本かける人に1本に減らしてもらうというような意味ではありませんし、1本しかかけない人に追加で9本かけてもらうというような意味でもありません。
通信の公平は機材のコストを公平に分配するという話ではなく(そんなのは会社の都合に過ぎません)、使う量が多いから規制とか、少ないからそのままとかそういう区別をしないという意味だと思います。輻輳しているのであればそのポイントにおいて、パケットに対しドロップする可能性を等しくするのが本来であれば公平ではないかと思います。
地震などで電話が輻輳したときに、輻輳していない地域の電話もかけられないようにするというような対応を自分は聞いたことが無いので、おそらくこの理解であっていると思いますが・・。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re: (スコア:0)
最初は一切の検閲を批判していた君でさえ輻輳時のパケットドロップには理解を示しているように、利用の公平と通信の秘密のトレードオフにかんしてはどこまで許されるかはまだまだ議論の余地はあります。たとえば輻輳時はOKで、その予兆が検地できたときはどう?とか。
Re:普通では? (スコア:2, すばらしい洞察)
また、通信において検閲というのは作為的に(機械によるか人の手によるかを問わず)特定の通信を監視、或いは遮断することを指すと考えます。パケットのドロップは作為的に行われるものではありませんのでこれに該当するとは思えません。また、輻輳を防ぐためにバイパスを行い負荷分散などするのは正当業務に含まれるでしょう。
ただ、特定の利用者やアプリケーションの通信を作為的に制限するのであれば問題ですし、特定の利用者やアプリケーションの通信を特定の通信設備に集め作為的にドロップさせるのは検閲に該当すると考えます。
国民的合意が必要かどうかはわかりませんが、民主主義が維持されるには、それが例え反政府的な内容の通信や反社会的な通信である可能性があったとしても内容を閲覧し、それによってそれを選別されるべきではないと考えます。そうでない通信であるならなおさらです。
しかし、国民の多くがそれを望むのであれば、日本は既に民主主義国家ではないのでしょう。ならば、そのような場で合意が必要とは思えません。貴方と官僚と企業で話し合って適当に決めればいいのではないでしょうか?
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re: (スコア:0)
それは、民主主義ではなく自由主義ですね。民主主義社会は国民主権と国民の意見を反映させるための多数決によって社会が形成されていますから、国民の多数が望んだことが反映されます。
勿論、日本は自由主義でもありますが、その自由は国民の多数の同意によって制限される社会ではないでしょうか。それに、規則のない自由(All Free)は社会的混乱を招きかねません。
ただ、言われているとおり公平さを保つためにすべてのユーザに同じ通信制限をかけるのは問題ではないでしょうが、一部のユーザやアプリケーショの通信に対し制限を加えるのはその工程が通信の機密を侵害してるいえるでしょう。
Re: (スコア:0)
つまり、コソコソとHTTPのパケットを解析してURLでフィルタかけてるうちのプロバイダは「検閲してる」、つまり通信の秘密を侵してるということでFAですね。
# 特定されそうだけどAC
Re:普通では? (スコア:1)
正々堂々とこういう制限がありますって初めから謳われてるならそもそもそういうサービスを購入してるってことなので問題ないでしょうけれども。
子供向けのURIフィルタリングやISPによるウイルススキャンサービスなどは消費者が理解した上で提供されるなら正当な業務だと思います。
逆に理解しない状態で制限されるなら問題だと考えているので、いつぞやの携帯キャリアの一方的な一律制限ではそういう人が出てくる可能性があるため反対していたわけです。
フィルタリングというものが存在すること自体を問題視しているわけではないのです。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re: (スコア:0)
結局君はそれを語りたいだけで、誰ともISPの帯域制限に関する議論にくわわる意思がないことがわかりました。正確に言えば「それを語りたい」じゃなくって「それについて語ってる自分カコイイ」のほうが適当かと。
反政府的内容で帯域が一杯でISPが頭を抱えてると、君の認識は!
Re: (スコア:0)
通話内容によって通信事業者がOK・NGを判断したら、同じように批判されると思いますが。
Re: (スコア:0)
ベストエフォート&公平なサービスが求められているにもかかわらず、総トラフィック量が多いことを理由に
全回線の帯域を使い切らない値若しくは公平とはほど遠い値にまで帯域や接続制限を行うあたりが問題視されているのでは?
例えば特定アプリのパケットかどうかを検知し、10Mの回線を10kに帯域制限をするなんてのは、
通信の秘密の立場からも、利用の公平の立場からも問題があると言われておかしくありません。
ISPの回線トラフィックは常時変化しているであろうにもかからず10k固定という時点でベストエフォートではないに決まっていますし、
ISPの認めた特定アプリケーションのみが売り文句である高速通信が可能というのも酷い話です。
検閲にはならんと思う (スコア:1)
でも、例え合法でも、ユーザへ説明もなく一方的にフィルタリングや帯域制限を行えば、それはよくないです。苦情の電話が鳴りっぱなしになります。ユーザに説明して、大多数のユーザが納得してもらえる事が大事です。フィルタリングするなら了解できないユーザには代替手段を用意するとか、流量制限をするなら制限状況をユーザに示すといった事が、納得感を出すために大事です。
Re: (スコア:0)
とかの論理になっているようですが。
帯域制御ではなく、優先制御でやればこのような面倒くさい処理や手順は一切不要になると思いますが。
問題となっているP2Pのトラヒックを現状のベストエフォートレベル(最低優先レベルとして)
その他を、それ以上の優先レベルにしてあげれば解決すると思うのですが。
優先レベルの信頼性チェックのためのサンプリング監視やウィルスチェック等は、事前契約されていれば
同意なくできる範囲だと思います。