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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
真の文化の発展に寄与することを目的とした著作権法を考えてみる (スコア:1, 興味深い)
ただし、再配布時の改変などは認められない。
絶版などの結果、無料で再配布されている著作物は、著作権利者と契約を結び新たに販売することもできるが、
無料での再配布は契約の影響を受けずに続けられる。
ありえないが、こんな著作権だと嬉しいな。
今の著作権だと絶版にされてしまったら、そのまま消えてゆき再び日の目を見るのは何十年後なんて悲しすぎる。
すべてをデジタルで保存できるようになれば、実現できないかな。
会社が倒産したときとか思いっきりややこしそうだが…
と、素人が妄想してみた。
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
出版社が独占的な権利を持っているのも、海賊版が横行すると流通ルートが維持できなくなり、著作物を広めることができなくなるから。
ところが、デジタル複製技術とネットーワーク技術の進歩で、流通させるだけならほとんどコストをかけずに済むようになった。つまり、もともとの大前提である「流通ルートの保護」の必要性がどんどん低下している。
これから必要になるのは、流通ルートの保護ではなくて「著作物を評価してそれを著者にフィードバックさせる仕組み」になるはずです。フィードバックは必ずしも金銭によるものである必要はないし、方法論もいくつもあるでしょう。
デジタルアーカイブ技術を活用してそういう仕組みを作るというのは、急には無理でしょうけど一つの方法論としては決して間違ってはいないと思います。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
手持ちの購入曲でも「The Bee Gees」やら「Shakatak」やらマイナーとは言えないアーティストでも配信終了されてるものがある。
物的流通より「少しだけ」閾値が低い。それだけのことだ。
Re: (スコア:1)
著作権法の理念は著作物を通しての文化の発展。著作権法で出版権、著作隣接権等で流通事業者に権利が認められているのは、著作物を広めることのできる存在が商業流通以外になかったからなんだけど、今はそうじゃない。
確か
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:真の文化の発展に寄与することを目的とした著作権法を考えてみる (スコア:1)
「文化の発展=著作物の配布」みたいになってるけど、それだけじゃないでしょ。
「新たな著作物の製作」がなければ、文化の発展とは言えない。
中には、それこそが文化の発展だという偏った考え方の人も多い。
GPLなんかが、その理念に基づいているよね。
Re:真の文化の発展に寄与することを目的とした著作権法を考えてみる (スコア:1)
>「新たな著作物の製作」がなければ、文化の発展とは言えない。
おっしゃることはごもっともなんですが、少なくともこのツリーでは流通の面に絞って議論が進んでいる中で「それだけじゃないでしょ」みたいなつっこみは、話の流れを無視したまぜっかえしにしかならないと思います。
うじゃうじゃ
Re:真の文化の発展に寄与することを目的とした著作権法を考えてみる (スコア:1)
ただ、「真の文化の発展」とか「著作権法の理念」という、議論の根本となる部分が、少々偏った状態で議論が進んでる事は知って欲しかった。
偏ってるだけで、間違ってる訳じゃないが、それがすべてでは無いよという事です。
例えば、議論の元となった#1286748では、配布を優先し権利者への報酬を軽視している。
これは「文化の発展」の一つの形ではあるが、決して「真の」という物ではない。