PCMCIAカード型PCの製品化を目指したクラウドファンディングプロジェクト
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
かつて、主としてノートPC用のインターフェイスとして採用されていたPCカードにCPUやメモリ、ストレージ、HDMI、USB、MicroSDカードスロットといったインターフェイスを組み込んがモジュラー型のPCを製品化しようというプロジェクトが、クラウドファンディングで資金募集を行っている。
このプロジェクトは「Earth-friendly EOMA68 Computing Devices」と名付けられており、CPUにはARM Cortex系のA20(デュアルコア、1.2GHz)、2GBのメモリ、8GBのフラッシュメモリ、Micro HDMインターフェイス、Micro USB端子、MicroSDカードスロットを搭載する。PCMCIAと同じく68ピンのコネクタを備えており、このコネクタ経由でディスプレイやキーボード、電源などを備えたドック(「housing」と呼ばれている)に接続して利用する。Housingには小型デスクトップPCのような形状のものや、ノートPCのような形状のものが計画されている。
本体がコンパクトで持ち運びしやすく、また安価(現在65ドルの出資で入手可能)なのが特徴。また、複数の拠点でPCを使う場合、housingをそれぞれに設置しておいてカード部分のみを持ち運べば良いというメリットもある。ただ、ARMアーキテクチャなので既存のWindowsマシンを置きかえるには難しいというデメリットは大きそうだ。
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