
米議会図書館著作権局、DRM回避の合法化範囲を広めた新ルールを公表 5
ストーリー by hylom
常識的なレベルに 部門より
常識的なレベルに 部門より
insiderman 曰く、
米国議会図書館(U.S. Library of Congress)の著作権局(Copyright Office)が28日、DRM回避のための最新ルールを公表した(Slashdot、Consumerist)。
最新ルールでは自動車関連のソフトウェアについて、診断や修理、合法な修正のためのDRM回避が認められた。ただし、車載エンターテイメントシステムやテレマティクス(車載情報システム)については対象外だという。
また、従来jailbreak、いわゆる「脱獄」が認められていたスマートフォンに加え、タブレットやウェアラブルデバイス、スマートTVなどについても「脱獄」が認められた。ただし、電子書籍リーダーのような「単機能デバイス」については対象外だそうだ。
そのほか、大学・学校などの関係者や図書館、美術館などがテレビや動画などの一部分を批評やコメント、教育目的で利用するためのDRM回避や、セキュリティ研究者などが研究目的で自動車や投票装置、医療デバイスなどを隔離された環境下で「ハック」することも認められている。
さらに、プレイする際にサーバーに接続しての認証が必要となるようなゲームについて、そのサーバーがすでに利用できない状態になっている状況下などに置いてはその所有者がDRMを回避することも合法とされた。
いっぽうでDRMが付与されたメディアのフォーマット変換や、ゲーム機および電子書籍リーダーの脱獄については認められていないとのこと。
DRMは著作権とは切り離すべきと思う (スコア:1)
不正競走防止法とかで対処するようにすべき。
自然発生してその効果が50年だか70年だか90年だか続いてしまう著作権は大味すぎて良くない副作用が強すぎる。
DRMがなくても海賊版は違法、不正コピーも違法。DRM回避を違法化しなくても、大抵の問題行為は違法でしょ。
で、いわゆるジェイルブレイクが問題なのは、メーカーの用意したエコシステムへのただ乗りとかなわけで、それは著作権でどうにかしなきゃいけない問題ではないと思う。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
で、日本は? (スコア:0)
TPPに絡んで、日本はどうなる?
日本も同様?日本は独自解釈?
あるいは、「本国著作物に対して、日本は何もかもダメ」?
日本の程度の低さ (スコア:0)
利用者側、権利者側の双方の妥協点として納得できるところに落ち着くあたりアメリカさんは流石だな
日本じゃB-CASのように天下り先の確保など、特定の人間の利益優先で決めるもんね
現状の日本の法的解釈は (スコア:0)
DRM回避、解除(DVD, BD, 電子書籍, 動画ファイル, PDF, ゲームなど)
合法、ただし複製を伴う場合は違法
複製不能フラグはあるが、技術的にDRMが付与されていないもの(CDなど)
複製を含め合法
root化、脱獄
明記なし、合法
こういう解釈だけど合ってるかな?
LinuxでCSSデコードして再生したり、ゲームのDRMをクラックするのは合法だけど、DVDやBDのリッピングは違法
TPPで (スコア:0)
日本にも適用されるのかな?