著作権管理団体3社が事業統合を目指して協議へ 8
ストーリー by hylom
2強体制となれるか 部門より
2強体制となれるか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
2001年に音楽著作権管理事業に参入したジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)の株式を、エイベックス・ミュージック・パブリッシング(AMP)が取得することが発表された(発表PDF)。
AMPはエイベックスグループが保有する音楽著作権の管理・開発を行う企業。また、AMPが株式の16.8%を保有する著作権管理事業者であるイーライセンスについて、AMPが保有株式数を増やすことも発表された。最終的にAMPはイーライセンス株式の34.4%を、JRC株式の46.6%を所有することなるとのこと。
三社は共同で音楽著作権管理事業統合に向けた協議開始のお知らせ(PDF)を発表しており、3社が統合して音楽著作権管理事業を行うことを目指しているようだ。
二面背律 (スコア:1)
楽曲利用者としては、一つの窓口で全部の曲が利用できる方が便利。著者にしてもそのあたりは同じ。
でも一つにまとめると競争原理が働かなくなって管理事業者に殿様商売されてしまう。
で、今の現状ってJASRACの牙城は誰も崩せず窓口ばかりいたずらに増えてしまっているわけで著作権管理事業法の弊害ばかり目立ってしまっている気がする。
JASRAC以外が連合して包囲網作るとかしないと状況は変わらないのではなかろうか……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:二面背律 (スコア:4, 興味深い)
JASRACの最大の強みは、圧倒的な管理曲の多さを利用した「違反者を見つける高い能力」なんですよね。
権利者がJASRACを使わないって選択肢を選ぶ事は簡単だけど、不正利用者から料金を徴収する能力が無いから、事実上の選択肢になり得ない。
まずは、JASRACの調査部隊を本体から分離する事から始める必要が有るのではないかと。
-- Buy It When You Found It --
Re: (スコア:0)
> まずは、JASRACの調査部隊を本体から分離する事から始める必要が有るのではないかと。
なるほど。
(少なくとも短期的には)どこの権利団体もガバガバになるので、割りやすくなるね。
Winny復権くるか!?
Re: (スコア:0)
非親告罪化で警察が担うことになるはず
Re: (スコア:0)
非親告罪の意味がわかってないようで。
Re: (スコア:0)
>でも一つにまとめると競争原理が働かなくなって管理事業者に殿様商売されてしまう。
心配いらない。
JASRAC対抗といいつつ最初から殿様商売をしていた記憶しかないから。
起業 (スコア:0)
会社作って売って儲けるっていうのなら、こういう所でやるのが案外儲かるのかも、などと思いました。
Re:起業 (スコア:1)
でもなぁ、音楽著作権に関しては演奏権の管理がネックだからねぇ。
具体的に言うと通信カラオケをなんとかしないとまともなシェアを確保できないでしょう。
通信カラオケによる演奏権使用料を通信カラオケ事業者経由で徴収できるようにしないと、新規参入は不可能に近い。