多くの自炊代行業者が事業縮小へ 167
ストーリー by headless
終了 部門より
終了 部門より
papa-pahoo 曰く、
大手出版7社と作家、漫画家、漫画原作者が書籍スキャン代行業者に送付した質問状に対し、3分の1以上が事業を終了または縮小する方針を示したという(YOMIURI ONLINEの記事、NHK News Webの記事)。
先日のストーリーの続報となる。質問状の内容は、著作権者が許可していないことを表明してもスキャン代行サービスを続けるか、ユーザーの利用目的が私的利用に限定されていることをどのように確認しているのか、といったもの。 書籍スキャン代行(いわゆる「自炊」代行)業者98社に送付されている。これに対して回答した43社のうち37社が事業の終了や縮小する方針を示しており、回答せずにサイトを停止した業者も数社確認されているという。悪質な業者に対しては法的措置も含めて対応を検討するとのこと。
すでに自炊代行業者に書籍を送ってしまった利用者はどうなるのだろうかと、昨今の利用者不在の著作権議論の行く末を心配するタレコミ子であった。
不在? (スコア:5, すばらしい洞察)
僕には、法律や制度の隙を拡大解釈したり独自解釈して暴走している一部の利用者が招いた
当然の結果にとか思えません。
しかもそういった人達に限って、格安にしろとか俺たちにはコピーする権利があるんだとか
言い始めてくるから始末に負えない。
自分たちの権利を主張するなら、最低限、利権者側の権利も尊重しろって言いたいですね。
如何なる内容であろうとACでの書き込みは一切無視します。
Re:不在? (スコア:2)
拡大解釈とも独自解釈とも妥当な解釈とも結論でてませんよね??
「当然の結果にとか思えません。」という理由がわからないです。
消えたり縮小回答した業者側としてはその結論出すプロセス=裁判を面倒くさがっただけではないかと
Re:不在? (スコア:1)
「暴走」を止めてから権利者と話し合えばいいと思いますよ。
僕には暴走を止められるとも、よしんば止められたとても権利者側が
歩み寄ってくるとも到底思えませんが。
如何なる内容であろうとACでの書き込みは一切無視します。
Re:不在? (スコア:1, 参考になる)
全く同感。
「誰も損しない」んなら、きちんと許諾をとってやれば良かった。
その許諾をとるコストも上乗せして。
しかしそういうコストを一切無視して見切りでスタートした業者が安価に始めてしまったので、後続のきちんと権利処理をして、その分きちんとコストに上乗せしてやろうとする商売の芽を摘んでしまった。低コストの違法業者の存在が、高コストだがきちんと行おうとする合法業者をつぶしたという。不法投棄する産廃業者が安く受注しすぎたせいで、きちんと処理していた業者の商売が立ちゆかなくなったのと同じ。
典型的な悪貨は良貨を駆逐すると言うパターン。
まずは権利処理、その上で商売という原則を守らなかったから今このザマ。
自炊業者は電子書籍市場を荒らして、健全な市場の芽をつぶした事を猛省すべき。
今回の動きは権利者側がここをきちんと是正しようとする動きの一つだよ。
違法状態で自らが負うべきコストを負わない業者をなんとかしないと、健全な市場が育たないから。
この後、権利者側をたたくコメントが並ぶのだろうが、権利者側が多少悪役になろうともきちんと摘発しないといけない、今はそういう時期だと思う。
だから大御所と言いつつ、現役第一線から退いたロートルが矢面に立って、批判されたらあっという間につぶれそうな若手を守りつつ何とかしようとしたのが今回の動きだよ。音楽でアーティストに直接批判が行かないようにJASRACが悪役になったのと同じで。
だから多少なりとも成果がでたのはよかったと思う。
Re:不在? (スコア:5, すばらしい洞察)
>自炊業者は電子書籍市場を荒らして、健全な市場の芽をつぶした事を猛省すべき。
自炊業者は客が所有する本を電子化するのだから、横流しとかしなければ電子書籍市場は関係ない。
あと、健全な市場の芽を潰したのは独自規格と独自マーケットを乱立させた権利者でしょ。
Re:不在? (スコア:1)
>あと、健全な市場の芽を潰したのは独自規格と独自マーケットを乱立させた権利者でしょ。
乱立させてるのは権利者じゃ無くて、権利者団体とその周りにいる業者団体かも。
Re:不在? (スコア:2, すばらしい洞察)
>破滅的な価格で乗り込んで市場を荒らしている
え?自炊業者使った場合、元の書籍代に加えて代行費用まで払う必要があるんですが、どこらへんが破滅的な価格なんでしょう?
というか荒れる云々以前に、出版社サイドが電子書籍市場を失敗させようとしてる感が強すぎて、自炊が有ろうがなかろうが電子書籍市場はズタズタだと思うんですけど。
Re:不在? (スコア:1)
・「破滅的な価格」でない価格というのはいくらですか?紙の書籍代と同じ価格ですか。
・同じ価格であれば、「紙」を「印刷しない」のに同じ値段にしてる理由はなぜですか。
本を買う、とかCDを買うということは否定しません。欲しければ買います。
ただ、電子媒体にしたら、すくなくとも媒体代(媒体加工代・中間で流通することに伴う費用)は不要ですよね?
Re:不在? (スコア:1)
素朴な疑問に素朴な疑問があります。
>・同じ価格であれば、「紙」を「印刷しない」のに同じ値段にしてる理由はなぜですか。
何故そう思うのですか?
電子書籍の方がコストが高い、と言う考え方は生まれないのですか?
紙を使わなければコストは「絶対に」下がるのですか?
こういうビジネスを理解してないガキンチョばかりが声が大きい市場だから、
結果として市場が成り立たないってそろそろ気がつけよ…。
自分の首を絞めてるのは自分の手なんだぜ?
Re:不在? (スコア:2)
>何故そう思うのですか?
>電子書籍の方がコストが高い、と言う考え方は生まれないのですか?
>紙を使わなければコストは「絶対に」下がるのですか?
InDesign で組んでデータを納品しているような出版物が大部分でしょうから、
電子書籍のほうがそりゃコストは下がるでしょう。
電子書籍の場合の見栄えのためにいろいろ調整・開発するコストとかがあるのかも
しれませんが、そんなのためにする議論に過ぎないと思います。
紙の出版物だって、装幀次第ではいくらでもコストかけられるわけですから。
紙の出版はこれまでの歴史で仕組みとかワークフローとかが整備されてて、
電子書籍では「そのまま」通用しないとかあるかもしれませんが、
それを根拠にするのはフェアじゃないです。
Re:不在? (スコア:1)
> ・「破滅的な価格」でない価格というのはいくらですか?紙の書籍代と同じ価格ですか。
にもよろしく。
> 電子書籍の方がコストが高い、と言う考え方は生まれないのですか?
生まれませんね。現代は印刷までのプロセスで必ず電子化されますのでそれを利用すれば
紙より編集等のコストは少なくとも高くなりませんし、印刷に紙とインクという原価の要るものに比べて、
電子書籍に関してコピーはほぼコストゼロですから。
ですから電子書籍の方がコストははるかに安くなると主張します。
あなたは電子書籍の方がコストが高くなる(少なくとも紙より下回らない)という主張の根拠をどうぞ。
別に逃げてもいいですよ。
Re:不在? (スコア:2)
コストを考えると運用など設備費が増大する可能性はありますので人件費とか固定費が下がらないかぎり損益分岐点はむしろ上がる。
そして、通常の流通じゃニッチすぎて販売できない書籍でも販売できるようになるので資産利用に対する、収益最大化は高効率になると思いますよ。
Re:不在? (スコア:1)
>電子書籍に関してコピーはほぼコストゼロですから。
印刷するよりは安いだろうなぁとは思っていますけど。
さすがにコストゼロってのは無いとも思っています。
普段電子情報を移動(複製)する、溜めるのに少なからずコスト掛かるよね。
っていうか、けっこう掛かる場合もあるし、増え続けるデータを管理するだけでもコスト掛かるから。
でないとデータセンターやプロバイダに誰もお金を払わない。
Re:不在? (スコア:2)
> 長期目線だとアナログメディアの方がかかりません
いわゆる「版元品切再版未定」を一切許容しない状況でも、アナログの方がコストかからないのか甚だ疑問です。
#デジタル化されるとその状況はありえない
Re:不在? (スコア:1)
「自炊」っていう位だから自分でやれば?
人に頼んで楽しようという発送がそもそも・・・
Re:不在? (スコア:2, 興味深い)
>「誰も損しない」んなら、きちんと許諾をとってやれば良かった。
そんなもん、出版社が時間稼ぎするに決まってるじゃん。
のらりくらりと10年くらい時間稼ぎされたら、全ての新規ビジネスは骨抜きにされるよ。
Re:不在? (スコア:1)
他者の知的財産の許諾が得られなかったら、無視しても良いと言う斬新な考え方ですか?
まるで特許や意匠権などを無視して荒稼ぎをする中国企業のようですね。
Re:不在? (スコア:2, 興味深い)
特許でも著作権でも権利侵害されていることを証明するのは権利者の責任でしょう。
権利範囲を曖昧にしていれば、無視されても仕方が無い。
これは斬新でもなんでもなく、マジメに権利主張する多くの企業が通ってきた道です。
ぼんやりと、権利を主張する団体を作って無責任な政治活動をすることが正義では
ありません。
実際、ただちに損害算定して訴訟を起こして賠償金を支払わせることができないから
質問状を送るなんて態度を採ったわけで、業者としてはリスクに対して十分な利益の
回収を行って撤退するならばビジネスとしては十分勝ち。
持続可能なシステムを構築することが必ずしもビジネスの全てではないわけです。
Re:不在? (スコア:2)
>違法状態で自らが負うべきコストを負わない業者をなんとかしないと、健全な市場が育たないから。
というか、違法という認識はないだろうね。
権利者側から「著作権法で定められている私的コピーを行うのを助ける」サービスだという認識なんだろうね。
そして、権利者側として「著作権法で定められている私的コピーを行うのを助ける」ための理屈がなかった。
>権利者側が多少悪役になろうともきちんと摘発しないといけない、今はそういう時期だと思う。
権利者側として、「著作権法で定められている私的コピーが気に入らないので法律は無視して
禁止する」ということしか、彼らは言っていないのだけどね。
つまり、合法とされる「著作権法で定められている私的コピー」について、
「そうでない場合もあるから禁止」というふざけた言いがかりという側面を
拭いきれていないのが、権利者が悪役というか、愚かな権利の違法拡張論を
唱えているだけという側面があるわけな。
>だから多少なりとも成果がでたのはよかったと思う。
権利者が唱えている「愚かな権利の違法拡張論」でしかないわけな。
ちゃんとした法的な手段でシロクロ付けないで、「質問」とかで
潰せたという成果はあったのでしょう。
ちゃんとした法理とかを示せばよいだけなのに、なぜ彼ら権利者は
それをしなかったのか?が、また例によって「愚かな権利の違法拡張論」
でサービスを潰そうとしたという事実しかなかったわけです。
古本の時も、そうだったよね。
ソフトウエア商法 (スコア:1)
本をパックして、こういう紙を入れておく。
このパックを開封した者は、以下の事項に同意したものとみなします。
・私的複製の権利は放棄します。 などなど
Re:不在? (スコア:1)
>ユーザーも楽せず、せめて自前で複製する労力ぐらいはかけろということ。
つまり、自前でやればオッケーというお墨付きになっちゃうけどいいのかな?
Re:不在? (スコア:1)
つまり、自前でやればオッケーというお墨付きになっちゃうけどいいのかな?
お墨付きも何も、それが私的複製でしょ。
むしろ、これがオッケーじゃなければ、私的複製って何なのさ。
Re:不在? (スコア:1)
IDで草生やしてドヤるのも良いのですが、
・自分でコピー機等を使い自炊すること。
と、
・それをインターネットで勝手に配布すること。
は全くの別問題だってことに気が付かないのは、
正直考えが幼いと言われても仕方ないと思う。
前者は私的複製の問題、
後者は頒布権の問題ですよ。
Re:不在? (スコア:1)
>いいえ、それは完全に否定されています。
そのはずなんですが、なぜか、あなたACさんは、すべてにお墨付きを与える発言をしちゃっているんですよ。
>当人が良ければ幇助者も良いと自動的にはなりません。
当人が無罰で幇助者を罰するという法理は?
まずは、それを明確かつ実際的にしないと話にならんわけです。
「自動的」にはならない、それは自殺についてわたしが言っています。
で、本人が不可罰で、幇助が可罰とするには、それなりの法理が必要です。
そうでなければ、投稿は不可罰ですが、あなたに投稿の仕方を教えると
可罰になってしまうわけです。わかりますか?
Re:不在? (スコア:1)
>幇助があったら最初から黒なんだ。
つまり、スキャナでコピったら?という一言も「やりかたを教える」で犯罪なんですな。で、ご自分は犯罪者さんだというご自覚はありますか?
Re:不在? (スコア:1)
Amazonとかから中古本をそのまま送って電子書籍化してくれるので
新刊が売れないとかそんな所だと思いますが。
本当に噛み付きたかったのは自炊業者ではなく中古本の販売市場だと思いますが。
Re:不在? (スコア:1)
http://srad.jp/comments.pl?sid=545097&cid=2019549
http://srad.jp/comments.pl?sid=545097&cid=2020130
Re:不在? (スコア:1)
> 特許権:有効期限15年(一部20年)←→著作権:死後50年以上
いや、これはちょっとツッコミ入れざるを得ない。
15年って、それ、「公告から15年」ってこと?
公告制度は平成8年で終わっちゃいましたよ [harada-pat.gr.jp]。
今は世界的に「出願から20年」ですよ。
Re:不在? (スコア:1)
権利者にとって痛いのは、自炊代行業者より、ブクオフとかの『大規模古本屋』の方じゃない? (スコア:3)
端から見てて、ブクオフの方が他人様の作品でよっぽど阿漕な商売をしてるように見えます。
まるで銀行というかなんというか。
売上げが数千万を超える場合、「売買益の数%を権利者に渡す」とかできないんですかね?
新作人気作品がブクオフでアホみたいに安い値段で売られてるのを見るたびに、
苦労してつくられた作者様が気の毒になる……。
#ところで電子書籍時代でも、古本業は成り立つんだろうか!?
Re:権利者にとって痛いのは、自炊代行業者より、ブクオフとかの『大規模古本屋』の方じゃない? (スコア:2, 参考になる)
2011年3月期 有価証券報告書
http://www.bookoff.co.jp/ir/report.html [bookoff.co.jp]
によるとブックオフ の大口株主は以下のとおりです。
・ハードオフ
・大日本印刷
・丸善
・カルチュア・コンビニエンス・クラブ
・ブックオフ従業員持株会
・講談社
・集英社
・小学館
・図書館流通センター
・野村信託銀行
大手出版社はそれなりの対策しているともいえます。
Re:権利者にとって痛いのは、自炊代行業者より、ブクオフとかの『大規模古本屋』の方じゃない? (スコア:2)
著作権法(第26条の2)上、書籍を古本屋などに売ることも古本屋が古本を売ることも合法です。
著作物が正当な手段で販売されたら、その時点で物品としての著作物の譲渡権は著作者側がら離れるため
購入者が自由に処分できます。(但し法律上、映画に関しては除外されています。)
#この譲渡権の映画を除外するって条項を当てはめて、中古ゲームの売買は違法です
#って騒動があったんですが、それは別のお話。
##で、地方裁では合法、高裁と最高裁は上告を棄却したんで中古ゲーム売買は晴れて合法に。
如何なる内容であろうとACでの書き込みは一切無視します。
もともとそんなに儲かるものでもないからなぁ…… (スコア:3, 興味深い)
オプション料金なんかがあるとはいえ、1冊100円なんかでスキャンしててまともに利益が上がるわけもない。
確かに、さほど熟練を要するという作業でもないけど、スキャンしてデータを確認してとかの作業をやればどんなに良い機器を使っても5分はかかる。人件費、機器のメンテナンス費用なんかを考えればたとえフル回転してたとしても収益なんてたいしたことないでしょ。
実際問題として、新古書店問題なんかもあってむしろ出版社からは喜ばれてると思ってた業者の方が多かったんじゃないかなぁ。
たいして儲かってるわけでもないのに、あんなことされたらそりゃ減るでしょ。
あの質問状、出版社、著者含めて関係者すべてが損してる気がするんだが……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:もともとそんなに儲かるものでもないからなぁ…… (スコア:2)
スキャニングしてネット上でデータをやりとりするってことに警戒するのは当然のことだと思います。
如何なる内容であろうとACでの書き込みは一切無視します。
Re:もともとそんなに儲かるものでもないからなぁ…… (スコア:2)
同感です。
「自炊サポート」と銘打って「スキャンしやすいように裁断された本の売買やレンタル」が横行しているように
作者に利益が還元されない形で「いかに安価に本の中身を入手するか」という方向に進みはじめたら
出版業界側が警戒しないほうがおかしいでしょう。
漫画や小説といったエンターテイメントを愛する賢明な読者のなら、頑張ってその作品を作り上げている作者に
利益が還元されないような状況を助長するビジネスには「NO」と言うべき。
Re:もともとそんなに儲かるものでもないからなぁ…… (スコア:2)
今のような不自由なコンテンツ利用法、強固になっていくDRM、どんどん窮屈になる著作権法になったのでしょ?
で、その中でも僅かに残された隙を拡大解釈、独自解釈して更に窮屈な「世界」が来るかもしれないと考えないのですか?
#それ故僕は、貴方のような人のことを自分で自分の首を絞めて喜んでるマゾヒズムな自殺願望者と呼んでいます。
おそらくこのままでは次回の著作権法改正で非親告罪化と厳罰化の導入は必至、そうなればコンテンツホルダーが
より強固に動くことも当然…そんな世界で貴方はそれでも自らの刹那的なその場だけの快楽を求め続けますか?
その道を歩むと言われるなら止めはしませんが、「我々」を絶対に巻き込まないで下さい。
如何なる内容であろうとACでの書き込みは一切無視します。
98社!? (スコア:2)
我輩としては、そんなに自炊(笑)業者が居る方が衝撃なんでありますが……
とりあえず立ち上げてみたのか
そんなにユーザーがいるのか
それとも、とりあえず立ち上げたけど儲からないから止めるのか……
うちも終了 (スコア:2)
自炊代行業を始める時に、いつかは引く時が来るだろうと思っていたけど、思ったより2年は早かった。
スキャン本.jp終了w
まあもともと儲かってもいなかったし、やってられない作業量だったし、あまり後悔もしてないけど
権利者側は「本棚が開いたらそのぶん本を買ってもらえるかも」とかポジティブな考えはしないんだな…
一切これすなわち空(くう)かもしんなくてイエスキリストもきっと正しい。
欧米ではどういう問題になってるのだろう? (スコア:1)
自炊代行業者を取り締まる話を耳にしたことありませんし、
(音楽や映像はともかく)書籍について日本ほどP2Pが問題になっている感じがしないのですが、あちらはどうやって処理してるんでしょう?
日本と違って、安いペーパーバックや大衆向けの書籍はかなり電子化が進んで、主要な購買層は違法ダウンロードしてまでという必然性が薄いとか。
(利用者がまあ安く合法的に手に入るのならとポチる感じで)
Re:欧米ではどういう問題になってるのだろう? (スコア:1)
>利用者がまあ安く合法的に手に入るのならとポチる感じで
そして、永続的な利用とどこでも閲覧可能にする(閲覧するためのデバイスの自由化)が必要だろうね。
>書籍について日本ほどP2Pが問題になっている感じがしないのですが、あちらはどうやって処理してるんでしょう?
結構、外人さんのサイトでも日本のコミックのスキャンデータはやりとりされていますよ。
日本のコミックが混じっている程度から、8割程度が日本のコンテンツで、
数万単位のスキャンした「全ページ可読」なデータを持っているサイトは、
わたし程度でも12サイトほど知っていますし、ダウンロード件数もそれなり。
孫引きしているサイトも結構あったりして、フォーラムとか読むと、
「うpきぼんぬ」の各国語版を知ることができたりします。
こういった状況になる前にちゃんとした商売にしていたらよかったのにねぇ...
と、出版側・権利側のトロさがしのばれます。
Re:欧米ではどういう問題になってるのだろう? (スコア:1)
>本の値段は日本よりも安いくらいだけれど、
普通のペーパバック本だといわゆる単行本よりちょい少なめの内容で800~1000円ぐらい、
日本で言う新書のビジネス本ぐらいになると2000~3000円ぐらいするわけだが、
お前の言うamazonとやらはどこのamazonだ?
しかもペーパバックなんてあの紙質、印刷画質でだぞ?
自炊なんてやってまともな画質を得られる物体じゃない。
#ガンダムORIGINのペーパバック本がamazonから届いた時はマジビビったよ。
ぶっちゃけその程度の覚悟しかなかったわけだ (スコア:1)
ちょっと睨まれたら速攻でケツまくって逃げる気満々だったのが出版社サイドから見透かされていたからこういう羽目になった。
なので出版社サイドを批判する気は全く起こらない。むしろこういった「前例」を作った自炊業者とやらに「腰抜け」の称号を贈りたいね。
Re:ぶっちゃけその程度の覚悟しかなかったわけだ (スコア:1)
別に腰抜けとも限らんでしょう。
もともとこういうことになることまで織り込んで、それまでに儲けておくという選択肢もあるわけですから。
そこまで織り込んでおいて、そしてそれなりの利益を上げたならなかなかの商売人です。
たぶん小銭稼ぎで終わったとは思うけど。
YOMIURI 【自前電子書籍化「自炊」業者、8割が事業縮小】 (スコア:1)
自炊業者じゃなくて、自炊代行業者。(無論スラドのタイトルは正しい)
新聞系のタイトルって、時々重要な単語が抜けていたりするんで迷惑この上ない。
意図的なミスリードにも見えてしまうのは、むしろ僕の悪意なのか。
先日、自炊(に必要な機器を貸してくれる)業者に行ってきた。
オフィスに置いてある大型の複合機ぐらいのスピードで、しかも両面をカラーで読んでくれる。
時々ジャムるけど、紙にダメージは無かった。
自宅の本を圧縮するのにイイかも。
Tak.Miyoshi
Re:YOMIURI 【自前電子書籍化「自炊」業者、8割が事業縮小】 (スコア:1)
ただ本を店舗まで持っていくのが大変なんですよねえ。
宅急便で店舗に送れて、終わったあとはそこで廃棄できると嬉しいのですが。
それよりもいっそ出版社が自炊代行業を始めてくれないかな。
出版社は1冊の本で2度おいしいし、許諾の問題も解決するし。
まあやらないだろうけど。
自炊マシーン (スコア:1)
自炊業者が著作権法違反ということは、
スキャナ、すなわち機械はOKだが人に頼んで書き写してもらうのはNGということだろうか。
とすれば、自炊業者は本を入れると自動的に裁断してスキャンまでしてくれる人一人入れるサイズの「自炊マシーン」を速やかに作成すべき。さすれば合法となる。
あ,中身は企業秘密で。
Re:はぁ (スコア:2)
電子書籍は、とにかくどんなPCでも読みやすい形式にしてほしいねーと思うけど各社オリジナル形式ばっかりなので無視しています。
まあディスプレイ解像度が縦2000越えるくらいじゃないと紙面印刷には叶わないので漫画類はまだまだ紙媒体の方が優秀ですね。
雑誌掲載時の状態を保存したくて自分で分解しスキャンしてみたこともあるけど、
巨大な画像サイズ(3000*4000)でなら読みとれるふきだし外の書き文字も、ディスプレイで見やすいサイズ(1200*1600)に縮小したらつぶれて読めなくなるんだよねぇ……
最初から電子書籍として売る前提で描かれている物ならそんなこともなくなるでしょうけど、いまのところweb公開のものはトーン無かったりとかかなり質が低いので、もっとがんばってほしいものです。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re:はぁ (スコア:1)
>まあディスプレイ解像度が縦2000越えるくらいじゃないと紙面印刷には叶わないので漫画類はまだまだ紙媒体の方が優秀ですね。
この間からAndroid携帯で電子書籍を幾つか読んでますけど。
コミックスは確かに時々細かい字が読めないことがあったり、絵も一部潰れてしまってたりしますね。
実体本より安かったりすればまぁいいかとも思うけど、同じ値段であのクオリティはちょっと哀しい。
小説とかのテキストだけのものは、リーダーで読むと一番小さいフォントで読んでも実体本で読むときに比べて一度に目に入れられる行数/文字数がかなり少ないので時々イラっとするときがあります。
あ、この話なんだっけ?と前にさかのぼろうとすると実体本ならぱらっとめくれば良いところを。
タップしてページ制御呼び出すか、地道にページを一枚ずつめくり続けるかでどちらもイラっとします。
会社によってはポイントが付いて微妙に安くなってる気もするけど、実体本でも書店によってはポイントが付くところがあるのでそんなに有利でも無いし。
場所を取らないというのと、重さ気にしないで持ち歩けるくらいがアドバンテージかな。
読んでる途中にAndroid端末が勝手にrebootしたので、docomoに持ってったら故障だからと本体交換されて。
アプリ再インストールしたら、購入したはずの電子書籍が無くなってたのもショックでした。
読んだらイチイチトランクルームに仕舞っておかないと、そういうときには無くなりますとのことだけど。
いきなりシステムが落ちたら事前にそれはできないなと思ったけど、権利者様の権利を守るためにはしょうがなさそうだ。
Re:はぁ (スコア:1)
>利用したことはありません。ありませんが、はじめからデータで販売してくれれば良いのに、とは思い続けています。
一般人は組版ソフトを持ってないから、どっちにしても見れないんじゃないですかねぇ。
ってそういう話じゃないか。
Re:はぁ (スコア:1)
>機械メーカに図面を販売しろといってもなかなか応じないだろうことは容易に想像できるだろうに
設備買うときには機械メーカに図面を付けさせてますけど、想像するのは難しいですか。
#購入仕様書にも書いてあるし。