米国のタトゥーアーティスト、マイク・タイソンの顔のタトゥーに著作権を主張 26
ストーリー by headless
見忘れたとは言わせねえぜ 部門より
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タトゥーと同じデザインのメイクが映画の中で使われることに対し、著作権を主張するタトゥーアーティストが映画の配給元であるワーナー・ブラザーズを相手取って公開の中止を求める訴訟を起こした
(paidContent.orgの記事、
Techdirtの記事)
。
訴訟を起こしたのは、受賞歴もある著名なタトゥーアーティスト、S・ビクター・ホイットミル氏。映画は米国で5月下旬(日本では7月1日)に公開予定の「ハングオーバー!」の続編だ。この映画では主演の3人が泥酔して眠っている間に、エド・ヘルムズ演じるスチュの顔にマイク・タイソンと同じタトゥーが彫られてしまう。これについて、マイク・タイソンにタトゥーを彫ったホイットミル氏は、エド・ヘルムズの顔のタトゥーが海賊版であり、氏の著作権を侵害するものだと主張している。マイク・タイソンは、タトゥーに関するスケッチやイラスト、写真等の著作権がホイットミル氏側にあるという契約に同意しており、証拠品の一つとして提出されているとのこと。ただし、マイク・タイソン自身は前回・今回ともに映画にカメオ出演していることもあり、エド・ヘルムズの顔のタトゥーに関しては特に問題視していないようだ。
独創性のあるデザインのタトゥーに関しては、他の芸術作品と同様に作者が著作権を主張するのは当然のことと考えられる。しかし、作者が権利を主張するあまり、タトゥーを入れている人の行動が制限されることになっては問題だ。今回の件は制作側があらかじめホイットミル氏に確認しておけばよかっただけのような気もするし、タイミング的には宣伝っぽさを強く感じるが、事の成り行きを見守りたいところだ。
整理すると (スコア:2, 参考になる)
無断でタトゥーのデザインをパクって別の人に施したものを、撮影し映画に使うのはダメと。
うん、ごく、当たり前だよね。
Re:整理すると (スコア:1)
ちゃんと読むまで
「マイクタイソンの顔」を図柄としてタトゥー彫った人が居て
それとは別の彫師が「マイクタイソンの顔」を彫っちゃったのかと。
後頭部にマイクタイソンの顔を彫って「後頭部に顔があってもいいじゃないか!」と芸術を爆発させる話なのかなーとか期待したのに!
別の問題 (スコア:1, おもしろおかしい)
> タトゥーを入れている人の行動が制限されることになっては問題だ
日本の銭湯やサウナのことかー!
Re:別の問題 (スコア:1)
なるほど。展示権の侵害に当たるわけですね。
そもそも、オリジナルなの? (スコア:1)
タイソンのタトゥーだってポリネシア、ミクロネシアあたりのトライバルタトゥーに有りそうな柄だが?
Re: (スコア:0)
その論理だと、たいていの絵画には著作権がないことになっちゃいますよ。
どんなものにもルーツはあるだろうし。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
というか、彫り物の価値ってのは「だれにでも彫れるってもんじゃない」「あの彫師でないと彫れない」
という辺りにあるもんだと思ってたんだけど、違うのか。
図案ももちろんあるんだろうけど、それを彫りきれる腕に価値があるもんだとばかり。
#個人的には「親からもらった身体になんてことするんだ」って考えだが。
Re:そもそも、オリジナルなの? (スコア:1)
身体髪膚、之を父母に受く、敢えて毀傷せざるは孝の始めなり
>個人的には「親からもらった身体になんてことするんだ」って考えだが。
貰ったのなら、それを自由にするのは貰った側にあると思うんだな。
70年程前には、飛行機で自爆するのが美談になっていたりしたろ?
>図案ももちろんあるんだろうけど、それを彫りきれる腕に価値があるもんだとばかり。
あんな大掛かりなモンモン彫る痛みによく耐えたなぁ..というのもあったみたい。
今では無痛針とかもあって、彫るのも手軽になってきているみたいだよね。
つまり、キャンパスに描くのか背中に描くのかの違いだけみたいな..ね。
Re:そもそも、オリジナルなの? (スコア:1)
貰ったのなら、それを自由にするのは貰った側にあると思うんだな。
70年程前には、飛行機で自爆するのが美談になっていたりしたろ?
ただの自爆が美談になったりするわけないじゃないか。仮に単に自爆させただけだったら、陛下からの賜り物を粗末に扱った、と批難されただろう。「貰ったのなら、それを自由にするのは貰った側にある」程度の考え方ではないんだよ。
孝経まで引用して、まじめに倫理の話をしているのかと思えば…。
「孝」も行き過ぎれば、老莱子 [wikipedia.org]みたいな話になっちゃうんだけどね。
Re: (スコア:0)
>#個人的には「親からもらった身体になんてことするんだ」って考えだが。
コメントにつっこむのもアレだけど、
タトゥーやボディピアス、各種改造の類は、自分の体を自分の意志で構築するという欲求が大きいんですね。
なので親から貰った云々とは対極の考え方であることは確か。
Re: (スコア:0)
西洋のタトゥーと日本の刺青では考え方がかなり違うと思われますよ。
> 図案ももちろんあるんだろうけど、それを彫りきれる腕に価値があるもんだとばかり。
それに加えて、本人が痛みに耐えられるかってのもありますな。
タイソンの顔に(c)入っているんですか? (スコア:0)
とぼけてみる。
Re:タイソンの顔に(c)入っているんですか? (スコア:1, 参考になる)
アメリカ合衆国はベルヌ条約加盟国ですから、特別に著作権表示を行わなくても著作物として保護されます。
Re: (スコア:0)
米国がベルヌ条約に加盟したのは1989年なのに、どうしていまだにこんなこと言う人がいるんでしょうね。
ベルヌ条約加盟以前に著作権表示をしていなかったのでパブリックドメインになってしまった(さらに復活の条件も満たさなかった)ものは確かにありますけど。
Re: (スコア:0)
アメリカのベルヌ条約加盟関係なしに、無方式主義というものをそもそも理解しておらん人もおるわけで。
(C)表示を書かないとダメだと信じ込んでいる人もいたりします。
何はなくとも (スコア:0)
タモリには謝ってもらわんと。
タトゥー違い。
一方ロシアでは (スコア:0)
タトゥえば、君がいるだけで (スコア:0)
がんばろうニッポン!
#エーシー
Re: タトゥえば、君がいるだけで (スコア:1)
おい、住人に山田君がいたら
コイツのざぶとん全部持っていけ
肖像権 (スコア:0)
でこのタトゥーアーティストに対してタイソンが肖像権を主張すると言うことですね。
公共の場所の彫刻 (スコア:0)
建築物もそうだけど、公共の場から見えるものは、だれかが撮った写真等にうつってしまっても文句が言えないから。
タトゥーは家や展示室の中に限定できないもので、作者も買い手もそれは解っているのが普通だから、許諾はあったものとみなし、それを誰かが写真にとっても作者が著作権を持ち出すことはできないのでは?
買い手っていうか彫ってもらった人が、売り込みをして自分だけ金を貰うってのは、確かにちょっと違和感あるけど、「建築物を取るのは勝手だけど、お金払えば庭のいい場所から写させてあげるよ」の「庭に入る権利」を「肖像権」に置き換えると、まあそういうのもアリかねって感じ。
Re: (スコア:0)
彫られた人に落ち度がなく、タトゥーが著作権侵害であるばあい、侵害した彫り師と著作権者で話をつけて頂くのが筋ですかねえ。いきなり彫られた人の行動制限ってのは飛躍かも。「こういうの彫ってくれ」のときどうするかって問題もありますが。
日本だと伝統っぽい図案が多いみたいだけど、向こうじゃアニメ柄のタトゥーとかけっこうあるらしいし、ちゃんとやるといろいろ厄介な問題になりそうですね。
その点、トライバル柄ならパブリックドメインで安心(違
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
あっ、「間違えて漢字で」とダブルニーミングなのか!
Re: (スコア:0)
×ニーミング
○ミーニング
#それだけなのでAC